那須岳(茶臼岳)ーロープウェイ利用で山頂ピストンー
- GPS
- 01:25
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 235m
- 下り
- 221m
コースタイム
- 山行
- 1:07
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 1:26
天候 | 曇(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
那須ロープウェイ駐車場(無料) ※GW中日のため混雑するかと思われたが、始発7時30分時点では、まだ十分に空きがあった。下山時にはほぼ満車状態。 ○那須ロープウェイ 往復:大人1,130円、小人(3歳〜小学生)570円 片道:大人 570円、小人(3歳〜小学生)350円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆子連れ登山の観点から ※5月GW ○コース状況 山頂駅〜牛ヶ首山頂分岐:遊歩道。危険箇所なし。 牛ヶ首山頂分岐〜山頂口:登山道は整備されている。山頂口手前には急登箇所あり、落石には注意が必要かも。 山頂口〜那須岳(茶臼岳)山頂:なだらかな登山道。特に危険個所なし。 ※ただし、強風に注意。突風による転倒、滑落など不足の事態に陥らないとも限らないので、強風時の子連れ登山はお勧めしません。 ※山頂駅〜茶臼岳までの残雪なし。ただし、朝日岳、三本槍岳への縦走路には一部残雪があるので注意が必要。前日に子どもの滑落事故があったそう。 ○山行計画 ロープウェイ山頂駅から茶臼岳のピストンであれば小学生未満の子どもでも登頂可能であるが、とにかく風が強い山だそうで、急激な天候の変化もありうる。天気予報で天気が一日中良いのか、悪化傾向にあるのか、回復傾向にあるのか十分チェックしたうえで計画する方が良いと思う。 |
その他周辺情報 | ◆登山バッジ ・那須ロープウェイ売店 |
写真
感想
【計画】
北関東方面の百名山を登ろうと思った時に一番遠いなって思うのが那須岳。しかし、最高峰の茶臼岳を登るのであればロープウェイを利用して登ることができるので時間は短くてすむ。(本来なら、日程、体力に余力があれば朝日岳、三本槍岳への縦走を計画したいところ)
ただし、風が強い山であり天候に気を使って山行計画をたてると良い。ロープウェイが運休になるぐらい風が強ければ登山は中止して観光に切り替えようと考えていた。
【アクセス】
道の駅「那須友愛の森」で前夜泊したが、人気の道の駅のためGW期間中はほぼ満車状態の様子。夜間のトイレ等の心配がなければ、前夜のうちに那須ロープウェイ駐車場(無料)までいくのが無難。なお、GW期間、那須の道路は大渋滞。夜間か早朝に移動するつもりで向かった方が良いかも。
【登山記録】
登山前夜。深夜に那須ロープウェイの駐車場に駐車。
前の日は晴天であったが、天気予報では天気は崩れる傾向にあり、風も強まるという。車中泊の準備をしているとに風の轟音が聞こえる。車の車体も揺さぶられる。明日はロープウェイを利用して山頂を目指すが、強風のためロープウェイが運休となる可能性もあるな、その場合はどうしようかなと考えながら仮眠をとる。
目が覚めると辺りはもう明るかった。風は弱まっているようだった。
まだ寝ていた長男を起こして準備をさせ、ロープウェイの乗り場へと向かう。ロープウェイの試運転がはじまっており、なんとか動きそうだ。
ロープウェイの乗り場には、まだ一組の登山客しかいなかった。
7時30分の始発までの間、駅内のポスターを眺めたり、トイレに行ったりしながら時間をつぶす。その間に子供連れの家族もやってきた。
ロープウェイ始発のチケットを買おうとしていると、売店のおばさんが「昨日、滑落して救急車を呼びました。子どもさんをお連れの方、十分に注意して下さい」と声をあげている。チケット購入の窓口でも「本日は風が強く、途中でロープウェイが運休となる可能性もあります。天候が変わったら無理せず引き返してください。」との話をされる。
子供連れの我々には少々バツの悪い時間であったが、実際、山を登るということは注意が必要なのであるからまっとうな声掛けだと思う。
ロープウェイを利用して高度をあげると、そこはもう雲の上であった。
早速、駅の外に出て登山を開始する。登り始めは整備された遊歩道のような道である。
ロープウェイ始発組の家族が先頭を切って登山道を登っていく。その家族の子ども達がかなり早いペースで先に進んでいく。我々も追いかけながら登っていく。
途中から強い横風が吹いてきた。
那須岳は風が強いとは聞いていたので心の準備をしていたが、前に進むのがきついぐらい。小さな子どもは危険かもしれない。
いつの間にか家族連れを追い越してロープウェイ始発組のトップになっていた。
整備された広い登山道を越え、岩場に差し掛かると風の通り道が違うのであろうか急に風が収まった。ペースをあげて岩場を登りきると、火口の縁に出た。
火口や隣の朝日岳、遠くに連なる山並みを眺めながら、植物のない荒涼とした大地を一歩一歩進んでいく。
あっという間に那須岳山頂へ到着。
山頂にはロープウェイを利用せずに登ってこられた方が数組いらっしゃった。山頂付近の岩に乗って周囲を見渡す。360°遮るもののない景色である。
1時間も歩いていないのにこの景色。家族連れにも人気の山なのは納得。
山頂から時計まわりに火口をぐるりと回って下山する。
ロープウェイ側からどんどん登山者が登ってくる。軽装の人や小さな子供も多い。徐々に天候が悪化する予報だったので他人事ながら大丈夫かなと心配になる。
あっと言う間にロープウェイ山頂駅まで降りてきたが、風はどんどん強くなってきた。
そういえば、まだ朝食食べていないことに気づき、山頂駅で温かいおにぎりと豚まんを買って食べる。
「これが本当の朝飯前だな」と長男に話すと嬉しそうに笑ってくれた。
「今日はゆっくり観光できるね」と長男。
ロープウェイで駐車場に戻り、車に乗り込む。殺生石と温泉神社を見学。それから宇都宮で餃子を食べ、長男が楽しみにしていた日光東照宮へと向かった。
【感想】
2015GW登山の2座目は那須岳!
風は強かったものの、天候悪化前にササッと登頂し、山頂からの展望もそれなりに楽しめました。
ロープウェイを使ったので登山とは言い難いものの、たまには楽して山を楽しむのもありかも。本来であれば三本槍まで縦走して山を味わうべきであろうが、時間を短縮した分、観光の時間も作れたのはありがたかった。
しかし、宇都宮餃子の店では大行列で30分ほど並び、東照宮に向かう道で大渋滞に巻き込まれ、東照宮の拝観も大行列!
観光メインにして体力温存しようと考えていたら、観光の方で体力を使ってしまってヘトヘトに・・・。
しかし、栃木観光なんて、なかなかできないので良い一日になりました。
百名山41座目、長男(小5)38座目
ロープーウエイで楽々と行きました。しかし強風…。そんな中、歩き続けました。少しえらかったけども、近年の登山では相当楽でした。景色も良くいい登山(ハイキング?)でした。そのあとは栃木を満喫しました。
<感想>
やはり火山という気がわきました。ふきっさらしの道。岩いわ。大雪山に似ていると思いました。あとは単純に楽でした。(笑)
(余談ですが)
那須で白黒なコンビニがありました。こういうのはほかでもみたことはあったのですが2店はありませんでした。しかもファミリーレストランのガ○トまで白黒でびっくりしました。調べると御用邸があるので景観維持のためだそうです。こういう例は多々あり、古の都京都から高山・平泉などで見受けられます。
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