針ノ木岳（針ノ木大雪渓・マヤクボ沢BC）

2015年05月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,635m
• 下り: 1,632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:25

6:50 扇沢駅
7:48 7:48 大沢小屋
12:14 12:21 マヤクボのコル（スキーデポ）
12:50 13:02 針ノ木岳
13:20 13:53 マヤクボのコル
14:33 14:33 大沢小屋
15:09 15:09 扇沢駅
15:15 ゴール地点

急斜面でのシール登行に苦労したので、マヤクボ沢出合あたりで担いでしまった方が時間的にはもっと短縮できたかもしれない。

天候

晴れややくもり（風強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野道安曇野IC
扇沢ターミナル無料駐車場に停めました。
朝6時すぎの時点で7-8分程度の台数が埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

・扇沢から、夏道を使いましたがヤブが多いので、車道を歩いた方が楽です。
さらに、他の方の情報だと、扇沢総合案内センターの裏手にある橋を渡り沢の右岸を登っていけるようです。5月2日には橋を渡ったところからずっと雪があったようです。
・この日は雪の状態が良く、マヤクボ出合からの急斜面でもアイゼンなしでツボ足で登っている人が多かったです。ただしピッケルか最低限ウィペットくらいはあった方が良いでしょう。
・針ノ木岳へはマヤクボのコルから夏道で登頂しました。
・雪渓下部に数か所ある堰堤で、雪割れや段差がありますが、上から滑ってくると見えません。安全なスピードで注意して通過しましょう。

その他周辺情報

上原（わっぱら）の湯へ行きました。
内湯（加水かけ流し）のみ。400円は安い。のんびりできます。

写真

5/10 6:59

藪っぽい夏道を20分程歩き、岩小屋沢を過ぎたあたりっで河原に出る。雪がつながったあたりでシール歩行に切り替え。

5/10 7:31

暫く、右岸を歩いて堰堤をいくつか巻く。

5/10 8:41

5/10 9:14

デブリ―ランド。
大きなブロックが1つ転がってます。予想していたよりも状態は良かった。

5/10 9:42

マヤクボ沢と針ノ木峠の分岐あたり。

5/10 9:43

今日は右のマヤクボ沢に行ってみます。

5/10 9:43

振り返ると、結構登ってきたことが実感できます。

5/10 10:01

後続続々。

5/10 10:12

マヤクボ沢。急傾斜をシール+クトーで頑張る。

5/10 11:16

早めにスキー担げばよかったと軽く後悔。

5/10 11:16

針ノ木峠から蓮華岳方面。

5/10 11:16

シール登行をあきらめツボ足シートラにチェンジ。

5/10 12:01

あの向こうまで！

5/10 12:01

針ノ木岳山頂方面。

5/10 12:21

マヤクボのコルからスバリ岳

5/10 12:23

マヤクボのコルに着くと大展望が待っていた。

5/10 12:27

立山さん

5/10 12:28

その右には剱ちゃん

5/10 12:28

蓮華岳へと続く稜線

5/10 12:28

スバリ岳。右下、一人のスキーヤーが滑走しています。

5/10 12:31

黒部湖と立山、剱岳。

5/10 12:41

兼用靴で歩きにくい岩稜地帯を登って山頂へ。

5/10 12:51

やっと着いた―！

5/10 12:52

山頂から。スバリ岳を越え、爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳など後立山連峰の山々へと続く稜線。

5/10 12:53

山頂三角点。

5/10 12:53

山頂から。高瀬ダムと穂高・槍ヶ岳方面。

5/10 12:53

山頂から。鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳あたりか。

5/10 12:55

山頂から。黒部ダムと立山。

5/10 12:56

山頂から。黒部湖南側。

5/10 13:55

のんびりしてたら誰もいなくなり、少々焦る。
日が陰ったマヤクボのコルから、ドロップ。

5/10 14:00

写真では伝わりにくいけど、高度感のある、ダイナミックなコースです。

5/10 14:09

5/10 14:15

デブリ地帯を通過して、振り返る。
うーんマンダム。

5/10 14:17

まだまだ続きます針ノ木雪渓。

5/10 14:26

休み休み滑っても、板を脱ぐまで1時間ほどでした。

5/10 15:04

フキがいっぱい。

5/10 15:05

トロリーバス洗車場。

5/10 15:07

いい言葉だと思います。

5/10 15:07

扇沢ターミナル。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

装備

個人装備

スキー（K2 Backup 160cm C82）・ストック・シール カメラ(1) 水筒・テルモス ヘッドランプ(1) 予備電池 地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(2) ライター・ファイヤースターター ナイフ(1) ティッシュ(1) 携帯電話(1) 上着(ジャージ1 レインウェア上１ パタゴニアフーディニジャケット１) ゴーグル・サングラス ビーニー・ネックウォーマー ビーコン(1) スキーアイゼン(1) アイゼン(1) 工具・ワックス(1) 食料・非常食 日焼け止め(1) 保険証・医薬品 ローソク(1) スリング・カラビナ GPS(1) コンロ・ガス コッヘル(1) ツェルト(1) 無線機(1)

備考

防寒着を忘れた。

感想

koodoo

日本三大雪渓（の一つ）を滑る！標高差1400mオールハイクアップ！急斜面！
今回は、自分にとって、（体）力試しとも言えるコースでしたが、
天候にも恵まれ、達成感と満足感の強いものにできました。
シンプルでダイナミックなコースです。
それにしても「BCスキー」というよりも「山岳スキー」
という言葉がしっくりくるエリアでしたね。
この日もたくさんのスキモノ達が集っておりました。