三上山（さんじょうさん＠南山城）

2024年02月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:16
• 距離: 25.2km
• 登り: 926m
• 下り: 913m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:16
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:16

7:30 棚倉駅
8:05 8:12 神童寺
8:41 8:45 鳶ケ城趾
9:23 9:28 海住山寺〜三上山ルート交叉
9:52 9:53 358mピーク「オガヤ山」
10:17 10:19 429mピーク
10:52 10:52 北山
11:21 11:37 三上山
12:25 12:45 大正池グリーンパーク
12:57 12:58 岩壺
13:22 13:26 駒岩
13:46 ゴール地点

12月に三上山に登り眺めが良かったのでもう一度ということと、別の尾根も歩いてみたいということで軌跡を増やした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6287543.html

もう少し足を延ばしたかったが、この後予定があるのと、今回のコースでさえ25kmだったということでそれは無理目ということだった。府道を降りたが、三か所良いスポットがあったので良かった。

朝起きたら超曇天で、予報が悪めに変わっており、途中までは光量の無い暗くてグレーな写真ばかり。三上山の上では、多少の青空もあったが、今一な写真。もう山には入らず府道を行くとなったら、最高の晴天に。

天候

曇天、昼近くから晴れ（暖かい）

アクセス

利用交通機関：

電車

奈良線棚倉、奈良線玉水

コース状況／危険箇所等

【立ち入り禁止】海住山寺後背の尾根（〜北山に連なる）の429mピークからすぐ降りた所の茶畑一帯は立ち入り禁止とのこと。つまり、縦走禁止。今回は速やかに立ち退くということで北山への登山道へ抜けたが。
この尾根は整備はされてないが歩ける（一部不明瞭）。

その他周辺情報

三上山以降は舗装道路。途中いくつかの登山道は分岐しているが、舗装道路だけで行ける。トイレや自販機は大正池園地位で、集落にも設置されていない。

写真

2/17 7:30

棚倉駅前、和伎神社（わきじんじゃ）湧出の宮。

2/17 7:32

今晩と明日、居籠り祭が催される。春に向けて豊作を祈願。

2/17 8:01

30分ほど車道を歩いて神童子の里。梅が咲いている。

2/17 8:04

神童寺へ。

2/17 8:05

本堂と仏像が重文。

2/17 8:09

鐘撞堂から本堂や集落を見おろす。

2/17 8:10

石仏。

2/17 8:18

少し進んで山道に入ると、茶畑。眺望あるが、曇天過ぎて見えない、映えない。

2/17 8:22

途中梅の花が。

2/17 8:23

この道は茶畑と竹林のための農道のもよう。

2/17 8:27

竹林に入る。

2/17 8:39

そこを抜けると普通の山道に。

2/17 8:42

鳶ケ城趾。

2/17 8:43

礎石ではないが、石が置かれている。

2/17 8:44

加茂駅付近の眺望。天気が良ければねえ。

2/17 8:44

奈良の山々。春日山とか芳山から連なる尾根と思う。

2/17 8:53

「海住山寺〜神童寺」のプレートが随所に。ここは、加えて恭仁京へ降りる登山道と交差。

2/17 8:54

この先ちょっと道が不明瞭。

2/17 9:01

また明瞭な尾根道に。この先の尾根が見える。

2/17 9:02

尾根の高低差が見えると滅入る。

2/17 9:04

加茂の街並み、というより農地が見えた。

2/17 9:04

この先の尾根。

2/17 9:07

山城町森林公園内の保安林をサン・フォレスターというボランティア団体が維持に努める。

2/17 9:10

結構急坂。

2/17 9:22

階段が朽ちてボルトが浮いているところ有り。

2/17 9:30

海住山寺〜三上山ルートを横切り（ちょっと間違って進んでしままった）、マイナー尾根ルートへ。通せんぼのような倒木で、抜けるのに苦労。

2/17 9:34

小ピークに辿り着くが、ここから先が分かりにくい。左へ降りて行く。真っすぐはダメ。

2/17 9:35

三上山の尾根が見える。現状、こちらはだいぶ低い。

2/17 9:37

マイナーで整備されてはいないが、道はある。足跡もある。

2/17 9:39

時々、三上山の尾根を木々の隙間から見る。

2/17 9:45

ここは植林帯。

2/17 9:50

日が差してきた。

2/17 9:52

358mピーク。地図には名前が無いが、「オガヤ山」とのプレート。

2/17 9:54

面白い木、というか蔓なのでこんな形になる。

2/17 9:55

日が差すと快適。

2/17 10:01

「山神」の石碑。

2/17 10:04

ちょっと道が分かりにくい。

2/17 10:12

ここから直登ルートはとても急。なんとか登った。

2/17 10:16

山頂部は広い。

2/17 10:17

429mのプレート。

2/17 10:19

ここから下ると標高400m付近の茶畑になる。その領域、農道は【立ち入り禁止】とのこと。どこにも書いてないんだが。

2/17 10:43

ということで早々に立ち去り（429mピークを戻るのはつらい）、北山に向かう林道、山道へ。逆を見ても立ち入り禁止と書かれたような看板は無いんだが。ただし、この辺りは松茸がなるので登山道以外立ち入り禁止。こちらは明示されている。

2/17 10:52

この付近の最高487mの北山。

2/17 10:58

北山から戻りこのルートを進む。

2/17 11:14

一旦車道に出て、三上山へ取り付く。

2/17 11:20

頂上展望台は眺めが良い。奈良方面の山々。

2/17 11:20

展望台に山名プレート。473m。

2/17 11:21

田辺付近と、甘南備山の向こうに八幡・枚方。

2/17 11:24

生駒山の方向。

2/17 11:29

同志社田辺キャンパス。

2/17 11:34

ケルン。

2/17 11:56

この後ずっと車道を下り（といってもまだこの辺りは高所）、平ケ谷集落を経由。梅と南天。

2/17 12:26

さらに進み大正池園地。正規には井手町野外活動センター大正池グリーンパーク。

2/17 12:31

前回は池の周りでなく高巻きの管理道を進んだので、周回してみる。

2/17 12:36

あちらの大焼山に登りたいが、時間がない。体力的にも。

2/17 12:38

浮御堂。園内はバンガロー、キャンプ場があり、カヤック体験もできる。

2/17 12:38

大正池は農業用ダム。

2/17 12:39

「願いの架け橋」を渡る。この先の大焼山に登りたいが、時間が無いので断念。

2/17 12:41

周遊道はこんな登山道的なところも。

2/17 12:50

後醍醐天皇松の下露碑。笠置山から金剛山千早城へと逃れる途中、ここで休んで伴の藤房と歌を残す。「さして行く笠置の山を出でしよりあめが下には隠れ家もなし」「いかにせんたのむ陰とて立ちよればなほ袖ぬらす松の下露」。

2/17 12:56

府道321号沿いを行くと、岩壺と呼ばれる名勝。

2/17 12:56

急流により浸食されてできた甌穴（おうけつ）。

2/17 13:04

この尾根も今度登ってみたい。

2/17 13:08

下山で帰途についてからこんなに素晴らしく晴れる。

2/17 13:23

芸事が上達するスポット。

2/17 13:24

注連縄でパワースポットという感じ。

2/17 13:24

岩窟の中に「左馬」がレリーフとなっている。

2/17 13:25

別の方向から。

2/17 13:32

玉水駅へ向かう。もう街中に入ろうかというところで、梅の良い香りが。

2/17 13:42

駅へ降りて行くが、見晴らしが良い。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

arrows Be4 Plus F-41B docomo FCNT

感想

mars_et_soleil

三上山は野洲の近江富士としては「みかみやま」で、南山城のこの山は「さんじょうさん」と読む。地元の標識では「さんじょうやま」とも書かれていたが、ヤマレコもヤマケイも「さんじょうさん」であった。

前回の海住山寺〜三上山ルートと直交する尾根、木津川の北・和束川の西尾根を歩き軌跡を増やしたが、その尾根の最高峰429mピークのすぐ下に茶畑があり、そこに降りると農家の人から立ち入り禁止区域だと言われ、そうそうに立ち去る。これまでの記録ではここを縦走していたが、今後、正規には通ってはいけないコースとなる。

10月に天空の茶畑ということで鷲峰山に登ったが、その時の茶畑の標高は540m位。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6003105.html
今回も400m以上の高地の茶畑で、眺めから言っても、天空の茶畑であろう。ここを通り過ぎると、この付近最高峰の487mの北山への取り付きとなり、さらに進むと車道になる。三上山はその車道から取り付く。眺めが良い山だが、今日は、朝よりましだがまだ今一。下山後に好天できっと良い眺めだっただろう。

あとは、車道を進み大正池グリーンパークへ。キャンプができるなかなか良いところ。今回は一周して、車道（府道）で帰ることに。大焼山登りたかった（また今度）。途中良いスポットがあったので登山では得られない体験（と言う程ではない）。

コメント

geo_surveyor

こんばんは。
記録拝見しました。
お疲れ様です。

昨秋から通った笠置町への国道からいつも見えていた山々を歩かれたんだなとじっくり写真とルートを拝見しました。
海住山寺の案内看板も恭仁京跡も存在をしりつつも、結局立ち寄ることができませんでしたが、その近くを歩かれた記録を拝見し、いつか行きたくなってきました。

mars_et_soleil

geo_surveyorさん

龍の軌跡を含むシリーズものですね。関西線に乗ると両側山で歩いてみたくなりますが、まずは奈良線とか近鉄線から見える尾根に軌跡を付けたいということでコース考えてます。この付近はあと2回位は歩く必要があります。それと城陽の運動公園あたりの山も。

比叡山および軌跡が少ない北山も雪が消えたら行きます。その方面、クマの話題が絶えませんがどうなんでしょう。年末に杉谷の河原とか歩いたのですが、危ないんかな？