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Yamareco

記録ID: 649954
全員に公開
ハイキング
十勝連峰

十勝岳〜残雪を求めて北へ・その1

2015年05月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
11.3km
登り
1,145m
下り
1,127m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:51
合計
5:49
7:32
37
スタート地点
8:09
8:09
31
8:40
8:53
47
9:40
9:44
83
11:07
11:38
40
12:18
12:20
24
12:44
12:45
17
13:02
13:02
19
13:21
ゴール地点
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
前日ANA67便で札幌千歳へ。レンタカーにて上富良野へ移動宿泊。
望岳台駐車場は無料。広大な広さが有り混雑時でも余裕で駐められそう。(この日はガラガラ)
コース状況/
危険箇所等
望岳台駐車場に登山ポスト(入林届け)有り。(下山時に下山時刻記入)
この日トイレは閉鎖中。

コース全般に危険箇所は有りません。
今年は雪解けが早く、登山道に積雪は有りませんでした。
最初から最後まで火山特有の岩だらけのコースです。
樹木は無く一切日陰は有りません。(真夏は相当キツそう)
その他周辺情報 望岳台の近くの吹上温泉白銀荘の温泉に入りました。内湯、露天風呂、サウナ有り。
広くてきれい、超お勧め。このコースで登ったら全体に外せない温泉だと思います。
600円。食事は出来ません。
前日午後出発、夕方に上富良野のペンションに泊まりました。
ペンションの前から明日登る十勝岳、富良野岳等がよく見えます。
2015年05月28日 18:30撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
2
5/28 18:30
前日午後出発、夕方に上富良野のペンションに泊まりました。
ペンションの前から明日登る十勝岳、富良野岳等がよく見えます。
富良野・美瑛に来るといつも泊まるペンション「旅の宿ステラ」。
きれいで快適、食事もおいしく、特にオーナー夫妻の人柄が良く、おすすめです。
2015年05月28日 18:32撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
7
5/28 18:32
富良野・美瑛に来るといつも泊まるペンション「旅の宿ステラ」。
きれいで快適、食事もおいしく、特にオーナー夫妻の人柄が良く、おすすめです。
翌朝、7時過ぎに登山口の望岳台に到着。
山開き前の平日の為快晴でも登山者はチラホラ、駐車場はガラガラです。
2015年05月29日 07:38撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 7:38
翌朝、7時過ぎに登山口の望岳台に到着。
山開き前の平日の為快晴でも登山者はチラホラ、駐車場はガラガラです。
登山ポスト(入林届け)は駐車場から少し登ったところに有ります。
細かな記入項目は無く、住所・氏名、コース、下山予定などを表に記入するだけです。(ピストンの場合は下山時刻確認欄も有り)
2015年05月29日 07:40撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 7:40
登山ポスト(入林届け)は駐車場から少し登ったところに有ります。
細かな記入項目は無く、住所・氏名、コース、下山予定などを表に記入するだけです。(ピストンの場合は下山時刻確認欄も有り)
望岳台から十勝連峰を望む。
真ん中奥に見えているのが十勝岳です。
2015年05月29日 07:44撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 7:44
望岳台から十勝連峰を望む。
真ん中奥に見えているのが十勝岳です。
一登りで白銀荘からの道が合流します。
2015年05月29日 08:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 8:08
一登りで白銀荘からの道が合流します。
もう一登りすると左に美瑛岳への道が分岐します。
ここまでひろい河原のような火山岩だらけの道を進みます。
全く樹木が無いので夏は灼熱地獄では?
2015年05月29日 08:30撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 8:30
もう一登りすると左に美瑛岳への道が分岐します。
ここまでひろい河原のような火山岩だらけの道を進みます。
全く樹木が無いので夏は灼熱地獄では?
望岳台から1時間程で避難小屋到着。
普通の山に有る避難小屋では無く火山が噴火した時に「避難」する為ようです。
2015年05月29日 08:41撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 8:41
望岳台から1時間程で避難小屋到着。
普通の山に有る避難小屋では無く火山が噴火した時に「避難」する為ようです。
中にはしっかり防災用具やヘルメット、屋根や壁も異常に厚く頑丈です。
2015年05月29日 08:43撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 8:43
中にはしっかり防災用具やヘルメット、屋根や壁も異常に厚く頑丈です。
避難小屋から下界を望む。
この広々とした景色はさすがに「北海道」です。
2015年05月29日 08:50撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 8:50
避難小屋から下界を望む。
この広々とした景色はさすがに「北海道」です。
避難小屋を後にして頂上を目指します。
前十勝岳方面のコースは噴火の危険で立ち入り禁止です。
2015年05月29日 08:56撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 8:56
避難小屋を後にして頂上を目指します。
前十勝岳方面のコースは噴火の危険で立ち入り禁止です。
コースには雪渓が残っています。
帰りはこの雪渓を使って楽々下山出来ます。
2015年05月29日 09:33撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 9:33
コースには雪渓が残っています。
帰りはこの雪渓を使って楽々下山出来ます。
稜線に登り着いたところが展望台。
十勝岳山頂がグッと近づきました。
2015年05月29日 09:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 9:55
稜線に登り着いたところが展望台。
十勝岳山頂がグッと近づきました。
すぐとなりの美瑛岳が立派に見えます。左奥は美瑛富士。
2015年05月29日 09:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 9:55
すぐとなりの美瑛岳が立派に見えます。左奥は美瑛富士。
稜線右側の谷は活動中の昭和火口などが有り危険地帯です。
2015年05月29日 10:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 10:08
稜線右側の谷は活動中の昭和火口などが有り危険地帯です。
稜線の左側は古い噴火口のすり鉢火口。こちらは特に煙も出ておりません。
2015年05月29日 10:08撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 10:08
稜線の左側は古い噴火口のすり鉢火口。こちらは特に煙も出ておりません。
いかにも火山らしい広々した砂礫の稜線を進みます。
山頂へは雪の無い稜線を進むことも、左手の雪渓を登ることも出来ます。(私は登りは稜線、下りは雪渓を選びました)
2015年05月29日 10:23撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 10:23
いかにも火山らしい広々した砂礫の稜線を進みます。
山頂へは雪の無い稜線を進むことも、左手の雪渓を登ることも出来ます。(私は登りは稜線、下りは雪渓を選びました)
近くに見えてもなかなか山頂には着きません。
残雪の表面は砂が飛ばされて積もっていて真っ黒です。
2015年05月29日 10:31撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 10:31
近くに見えてもなかなか山頂には着きません。
残雪の表面は砂が飛ばされて積もっていて真っ黒です。
稜線の途中から下を振り返って。
美瑛岳の奥に明日登る旭岳が見えています。
2015年05月29日 10:31撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 10:31
稜線の途中から下を振り返って。
美瑛岳の奥に明日登る旭岳が見えています。
砂浜のような広大な稜線から急な岩の道に変わると山頂です。
2015年05月29日 11:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:13
砂浜のような広大な稜線から急な岩の道に変わると山頂です。
山頂の石碑「光顔巍々」。
昭和17年に人力で運び上げて建立したそうです。
2015年05月29日 11:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:13
山頂の石碑「光顔巍々」。
昭和17年に人力で運び上げて建立したそうです。
山頂から、上ホロカメットクと富良野岳
2015年05月29日 11:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:13
山頂から、上ホロカメットクと富良野岳
遠くにトムラウシが見えます。
次は登りたい!
2015年05月29日 11:15撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:15
遠くにトムラウシが見えます。
次は登りたい!
山頂。
快晴で360度の大展望を楽しみました。
2015年05月29日 11:33撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:33
山頂。
快晴で360度の大展望を楽しみました。
登って来た方を見下ろして。
樹が無いためコースが丸見えです。
2015年05月29日 11:34撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:34
登って来た方を見下ろして。
樹が無いためコースが丸見えです。
富良野岳が格好良すぎです。
2015年05月29日 11:34撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:34
富良野岳が格好良すぎです。
トムラウシを目一杯アップで引っ張って見ました。
2015年05月29日 11:34撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:34
トムラウシを目一杯アップで引っ張って見ました。
こちらは明日登る旭岳方面。まだ雪が有りそうです。
2015年05月29日 11:34撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:34
こちらは明日登る旭岳方面。まだ雪が有りそうです。
下山は雪渓から。
あんなに苦労した登りが嘘のよう!
殆ど走るように下山できます。
2015年05月29日 11:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
5/29 11:55
下山は雪渓から。
あんなに苦労した登りが嘘のよう!
殆ど走るように下山できます。
滑って転んでも大丈夫。クラックも踏み抜きも無く超快適です。
2015年05月29日 11:55撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 11:55
滑って転んでも大丈夫。クラックも踏み抜きも無く超快適です。
あっという間に展望台まで下りてきました。
さっきまで居た山頂があんなに小さくなってしまいました。
2015年05月29日 12:13撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 12:13
あっという間に展望台まで下りてきました。
さっきまで居た山頂があんなに小さくなってしまいました。
避難小屋下から十勝岳を振り返って。
2015年05月29日 12:46撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 12:46
避難小屋下から十勝岳を振り返って。
望岳台から十勝岳を振り返って。
静かな、楽しい1日でした。
2015年05月29日 13:18撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 13:18
望岳台から十勝岳を振り返って。
静かな、楽しい1日でした。
駐車場まで戻ってきました。
今回急遽決めた「遠征」。気分を盛り上げる為ちょっとだけ奮発して派手な車を借りました。
2015年05月29日 13:22撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 13:22
駐車場まで戻ってきました。
今回急遽決めた「遠征」。気分を盛り上げる為ちょっとだけ奮発して派手な車を借りました。
下山後の温泉はすぐ近くの吹上温泉「白銀荘」
2015年05月29日 14:27撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 14:27
下山後の温泉はすぐ近くの吹上温泉「白銀荘」
おまけ1
時間が早かったので観光です。
美瑛の「青い池」
うしろに十勝岳が見えてます。
2015年05月29日 14:52撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
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5/29 14:52
おまけ1
時間が早かったので観光です。
美瑛の「青い池」
うしろに十勝岳が見えてます。
おまけ2
美瑛の丘、「クリスマスツリーの木」
2015年05月29日 15:39撮影 by  NIKON D5100, NIKON CORPORATION
9
5/29 15:39
おまけ2
美瑛の丘、「クリスマスツリーの木」
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
備考 軽アイゼンは持って行ったけど使う場面無し。

感想

新年度になり何かと仕事が忙しく、全く予定が立たないまま5月も終わりに近くなってしまいました。
そんな中、急に予定が空き週末に有休が取れる事となりました。
いつも1ヶ月位前から次はどこに行こうと決めているのですが、今回は全くのノープラン。
今年は雪が消えるのが早いので、残雪を楽しむなら北かな〜っと漠然と考えてはいたのですが、急遽決めてガッツリ行くのは気分的に無理。
それならっと、北海道のお手軽「遠征」ハイキングになりました。
急に決めてすぐ行けるのは単独行の良いところですね。

木曜日午後も強引に有給を取ってしまい、会社から羽田に直行。
夕方には馴染みの上富良野のペンションに入っていました。

コースそのものは全く危ないところは無く、終始北海道らしい雄大な景色を眺めながらの楽しいハイキングでした。
期待した雪は、北海道も例外では無く今年は「異常に雪解けが早い」とのことでコース上には残雪は無し。
ただしコース脇の雪渓にはまだたっぷり残っていましたので、下りは雪遊びが楽しめました。

転勤で15年ほど前に札幌に住んでいた頃は北海道の山もあちこち登ったのですが、埼玉に戻ってからは、北海道の山からは全く離れてしまいましたので、本当に久しぶりに登りました。
改めて北海道の山は特有な魅力があるのに気づきました。
今度はもう少しちゃんと計画して、本格的に登ろうと思いました。

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