硫黄岳

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 10.6km
• 登り: 937m
• 下り: 928m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:42

6:04 桜平駐車場（中）
6:14 6:14 桜平
6:46 6:49 夏沢鉱泉
7:45 7:45 オーレン小屋
8:14 8:14 夏沢峠
8:18 8:48 山びこ荘
10:00 10:03 硫黄岳
10:34 10:34 山びこ荘
10:50 10:50 夏沢峠
11:01 11:02 オーレン小屋
11:23 11:23 夏沢鉱泉
11:38 11:38 桜平
11:45 11:45 桜平駐車場（中）
11:46 ゴール地点

天候

快晴＆爆風（午後曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平（中）駐車場

コース状況／危険箇所等

桜平から山頂まで適度に圧雪された登山道で、とても歩きやすかった。
ただし上部は爆風（そこまでひどくはありませんが…）

その他周辺情報

信州季節料理 喜多山　ステーキランチ　1738円
最近知ったメルヘン街道沿いテンホウの少し下にあるレストラン。
地元でも知る人は少ないと思います。
国産牛250gのステーキとドリンクバーがついてこの値段ならかなりのコスパ。
マスターが気さくで、たまにランチで利用させてもらってます。

写真

3/3 5:29

唐沢鉱泉・桜平分岐到着。唐沢鉱泉は冬季休業に入ったので除雪されません。

3/3 5:34

桜平（下）駐車場の手前。数台停まってました。桜平へは夏沢鉱泉の送迎車が毎日通るのでしっかりした轍があります。

3/3 5:45

桜平（中）駐車場到着。先着は1台のみ。今日は4駆スタッドレスで全く問題なし。アイスバーンではなく圧雪路のため、しっかりグリップします。ただし車高が低いクルマは床下装置を破壊しかねない凹凸があるため、進入しないことをお勧めします。

3/3 5:46

（上）駐車場まで行っても良かったのですが、距離的にそれほど変わらないし、広いところに停めたいので。

3/3 5:58

今回の山行は先日購入した4本爪軽アイゼン（モンベル　スノースパイク・シングルフィット）の試し履きを兼ねています。特にチェンスパとの違いについて探りたいと思います。

3/3 6:04

快適な圧雪路。とてもとても歩きやすい。

3/3 6:13

桜平ゲートを入ります。

3/3 6:17

快適な圧雪路が続く。

4本爪軽アイゼン、とてもいいですね。多少の傾斜なら不安感ゼロ。ただしつま先や踵に爪がないので、そこそこ積雪のある圧雪路で常にフラットフッティングが可能なことが条件です。もし岩やアスファルト／コンクリートが露出していたり、アイスバーン主体ならゲタのようになってしまいます笑。そういう条件では明らかにチェンスパの方が適してます。

3/3 6:47

夏沢鉱泉（営業中）を通過。

3/3 7:43

硫黄岳山頂へ続くケルンの列が見えます。

3/3 7:45

オーレン小屋通過。なおオーレン小屋から赤岩の頭へのルートは積雪期通行禁止区間となっています。

3/3 8:00

朝日が射してくるともうじき峠。

3/3 8:15

夏沢峠に出た。

3/3 8:20

結構冷えてますね。これが爆風で吹き付けると体感温度は相当下がります。保温装備をしっかりしましょう。

3/3 8:22

シャリバテ予防に行動食とお湯を補給。

3/3 8:22

この先は爆風がデフォルトなので、簡易装備（軽アイゼン・ポール・テムレス）を全て本装備（12本爪アイゼン・ピッケル・メイングローブ・バラクラバ・地獄ゴーグル）へ換装しました。

3/3 9:02

しっかり圧雪されていてワカンは不要でした。この先いつものように爆風攻撃を受けます。西側の岩を2か所巻くところが一番キツイですね。ビル風のようなカルマン渦でしょうか。その箇所以外は先月の赤岳山頂と同じくらいなので瞬間最大15m/s前後かと。

3/3 9:28

それを抜けると長ーいビクトリーロード！地形が開けるので渦のような瞬間的暴風はなくなります。

3/3 9:28

北アルプスの方には雲が出ていて「スカッと晴れて日本海まで一望！」とはいきませんでした。

3/3 10:01

日頃の運動不足が祟り、牛歩の歩みで山頂到着！

3/3 10:01

大展望台。

3/3 10:04

今日は日本海は見えず。風が強く長居できないので、さっさと下りましょう。

3/3 10:41

下りは楽ちん♪

3/3 10:49

帰りも軽アイゼン。軽量&コンパクト&安価&脱着超カンタンと良いことづくめなので、条件さえ合えばこれからガシガシ使っていこうと思います。

3/3 11:37

最後の登りで汗だく💦

3/3 11:37

ゲート通過。

3/3 11:45

ゴール！車7台。日曜だしもっと多いかと思った…もう帰った車が多いのかも。

3/3 12:04

沢に架かる橋。轍がしっかりしてるので下りはハンドル操作ほぼ不要、まるで電車を運転してるみたいでした。

3/3 12:33

ちょうどランチタイムだったので、最近知った穴場レストラン「喜多山」へ。近所の誰に聞いても知らないという知名度…

3/3 12:56

国産牛250gステーキランチが1738円。ドリンクバー付き。

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

ザック 冬靴 12本爪メインアイゼン 4本爪軽アイゼン チェーンスパイク ワカン ピッケル スノーバスケット付きポール ハードシェル サングラス 地獄ゴーグル ニット手袋 インナーグローブ アウターグローブ テムレス02Winter(3L) バラクラバ 防寒着 タイツ ソックス タオル ツエルト エマージェンシーシート LEDヘッドライト 帽子 ヘルメット 万能ナイフ 日焼け止め 簡易トイレセット 常備薬 ティッシュ ウエットティッシュ 地図 コンパス スマートフォン モバイルバッテリー COCOHELI子機 腕時計 ライター ラジオ カイロ（マグマ） ビーコン サーモス山専ボトル 行動食 非常食

感想

yamazazen

今回は最近購入した4本爪軽アイゼン「モンベル　スノースパイク・シングルフィット」の試し履きを兼ねての山行です。

結果的には大満足です。とにかくコンパクト＆軽量（片足実測80g）&脱着超簡単といいことづくめで、しかも旧モデルがあったので1780円と格安で買えました。(今年の新モデルは中身に違いがないのに1000円程度値上がりしています）爪がチェンスパより長く4本だけなので、研ぐのも簡単そうです。

ただし、どんな状況でもユニバーサルに使えるものではないのでご注意ください。つま先や踵には爪がないのでフラットフッティングが基本です。つま先で立ちこんだり、急斜面を踵から落として下る場合はグリップしないかもしれません。そもそも軽アイゼンはあまり過酷な状況で使うものではありませんし。またアイスバーンだと下駄のようになってしまうので（笑）チェンスパの方が適していると思います。

比較的緩やかなアプローチや残雪期の雪渓歩きなど、そこそこ積雪のある圧雪路を着脱を繰り返しながら歩くにはうってつけです。滑り止めギアの選択オプションの幅が広がりました。

コメント

kurumiazuki

yamazazen 様
いつもレコを楽しみにしています😁
桜平まで無理だろうなぁ🥲と思い、今日は四阿山に行きましたが、凍結路ではなかったのですね。私は四駆ハスラー ですが、行けたかもしれませんね。

モンベルのスノースパイク、気になっていました。特徴を理解すれば、使えそうですね。
情報、ありがとうございました😊

また楽しみにしていますね😃

yamazazen

kurumiazuki 様

コメントありがとうございました。
初級者の拙いレコがお役に立てるかは甚だ疑問ですが(笑)もし何かのご参考になれば幸いです。

今日の硫黄は風以外は好条件でした。（大人数のガイドツアーの方々は途中撤退してました）
ハスラーの最低地上高は180mmあるようなので大丈夫そうですね。

ところでフォローしていただいてたのですね。これまで気づかずに失礼しました。
こちらの方こそ参考にさせていただきますね。
これからもよろしくお願いします。