八ヶ岳横断(美濃戸口→県界尾根登山口)
- GPS
- 14:29
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,429m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:58
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 11:14
天候 | 1日目:晴 2日目:晴→風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:県界尾根登山口→清里駅までタクシー |
写真
感想
積雪期縦走の訓練として、長野県側(美濃戸口)から赤岳を越えて、山梨県側(清里駅)へ抜ける八ヶ岳横断を実施した。
美濃戸口から赤岳鉱泉まではいつも通りハイキング。
前日の悪天の影響か、幕営地は雪原と化していた。整地して幕営。
山行2日目は天候が危ぶまれたが、起きてみると快晴。
文三郎尾根上部からは風はやや強い(15-20m程)が、耐風姿勢をとるほどでもなく、
思ったよりはコンディションが良いと判断し県界尾根経由での縦走を続行。
頂上山荘から下りやすい尾根を降りていき、途中沢地形のトラバースで念のためロープを出し2Pに分けてスタカットで通過。
(のちにGPSログを確認してみるともっと早い地点でトラバースしてもよかったかもしれない。)
大天狗手前までは結構な急斜面なので、クライムダウンを交えて各自慎重に降りていく。
急斜面の最後(岩に薄く雪が積もっている)を懸垂で抜けるとなだらかな尾根に入り、次は厳しいラッセルパートに突入。
(基本膝上からところにより腰下ラッセル。)
大きなトラブルなく道中進んでいくが、このなだらかかつ長ーい尾根のラッセルに想像以上に時間を取られてしまい、
清里駅まで踏破することかなわず県界尾根登山口でタイムアウト。
(小天狗からの下り斜面1950m地点でようやく敗退したと思われるトレースを発見、そこまではノントレース。)
電車の時刻も際どいので駅までの公道歩きはやめて、清里駅まではタクシーを使用した。
清里駅まで踏破することは敵わなかったものの、入会歴2年未満の経験の浅いメンバーで、易しすぎず難しすぎず、いい塩梅の訓練になったと思う。
また、自分としてもテント装備を担いだままでの雪山でのロープ操作や12時間行動は初だったので、かなり良い経験になった。
しょうみ、経験の浅い自分が会山行の、それも冬山のリーダーを担当するのはちょっと荷が重いかなと思っていたので、
メンバー各々が主体的に携わってくれて、本当に助かりました。
計画作成から、積雪期のCTの設定、地形判断等反省点は多くありますが、本当によい経験をさせていただきました。
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