丹沢/鳥ノ胸山・大界木山
- GPS
- 05:18
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 921m
- 下り
- 908m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅どうしに駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・道の駅どうし〜鳥ノ胸山〜甲相国境尾根: 新雪は無くアイゼンを装着しなくてもグリップの良い雪面が浦安峠まで続く。浦安峠から登り返し1100m以上で氷化した雪に変わった。ここを下るならばアイゼンを着けた方が良いだろう。 ・甲相国境尾根: やや新雪があるが歩きやすい雪面が続いていた。 ・城ヶ尾峠〜道の駅どうし: 上部で斜面のトラバースが続くので要注意。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の食事 道の駅どうしのレストラン「手作りキッチン」で頂きました。 |
写真
感想
「神奈川日帰りの山」の1峰鳥ノ胸(とんのむね)山に登って来ました。前日は湘南は荒れた天気でしたが、今日は快晴。絶好の雪山ハイキング日和に静かな山旅を楽しめました。
名前も場所も知っていたけれどこれまで登る気はさらさら無かったけれどリストされると一つの契機にはなりますね。「神奈川日帰りの山」リストの未踏峰を挙げたら鳥ノ胸がAki-CLさんに刺さったようで行き先に決まった。登りながら南側に連なる甲相国境尾根が見えて来たなぁと思ってはたとここは完全に山梨県だと気が付いた。甲相国境尾根の北側にあって周囲は山梨県内ですがなんで「神奈川県日帰りの山」なんでしょう?元になった本を読みたくなった。
道の駅どうしからの往復が菰釣山も含めてこの山域では便利だけど鳥ノ胸だけでは寂しいので大界木まで延ばした周遊ルートを13Kさんが設定してくれた。菰釣山も入れても良いよと言うけれど、まあ軽くがちょうど良いのではないでしょうか。歩き出すと路傍に鳥ノ胸山を指す新しい道標が要所に設置してあった。山梨百名山でもあるので登山者も多いのかもしれない。林道を詰めると登山道になり尾根を登って行く解りやすいルートだった。ほぼ一直線に登って行くが稼いだ標高へのご褒美のように展望が開けて行く。尤も樹林に覆われている山なので晩秋から冬で無いと展望のご褒美には与れない。一旦秋葉山分岐のピークに出てそこから鞍部を越えてひと登りで鳥ノ胸山の南北に長い山頂に出た。山頂域の最南端に山頂標識がありそこから富士山に向けて開けた大展望が美しかった。しかし西風をまともに受けるので動いていないと寒い。
展望を楽しんだ後は南側に下り雑木ノ頭を目指す。段々と雪も増えプチ雪山気分が楽しい。鳥ノ胸まではトレースが多かったがそこを越えると単独行者のトレース1つだけ、でも大界木まで続くトレースには助かった。雑木ノ頭は展望は無いが風も無いのでここで小休止。そこからはもう大界木山が正面に見えているが、浦安峠がギャップを作っている。浦安峠は知らなかったが東に歩くと道志の湯に至るようだ。5-6kmはありそうだが。一旦下った浦安峠からまた急登で尾根に取付き後は甲相国境尾根に突き当たるまで登る。甲相国境尾根にもいくつかのトレースがあった。そこから大界木山を目指すけれど山頂域が東西に広くヤマレコマップの山頂では標識も無い。標高差の無い山頂域を東に歩いて行くと標識らしきものが見え、山頂標識があった。本日の最高峰なり。
大界木山山頂で小休止後、城ヶ尾峠を目指す。菰釣はその先だけど今日はここで下山でちょうど良いでしょ。城ヶ尾峠からはトレースが無かったが今回で一番積雪が多かった(最大膝まで)かもしれない。ロープが張ってある崩壊箇所は夏場でも要注意箇所だが冬でも同様。でも積雪があるので足場はむしろ作りやすい。林道に出たら残り4kmの林道歩きで道の駅に着く。道志の湯もあるけれど道の駅のレストラン「手作りキッチン」でお腹を満たす方が優先かな。
鳥ノ胸山は初めてだったが大界木と結び付けて快晴の春山ハイキングを楽しめた。沢のついでに寄れる山では無い感じだがこの季節ならではの雪と展望を満喫することができた。
意外と積雪多かった。
他に登山者のいない静かな雪山ハイキングを楽しんだ。
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