記録ID: 6570023
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ハイキング
京都・北摂
小出石越峠越道-伊香立の里→宮メズラ→魚の子山→大原上野町 比叡山地
2024年03月19日(火) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:15
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:16
9:07
7分
小出石バス停 京都市左京区
9:14
9:14
40分
小出石八幡神社
10:30
10:34
7分
電話
10:41
10:41
5分
伊香立の里 電柱上在地7西22
10:46
10:46
60分
伊香立の里 電柱上在地7西16
11:51
12:00
5分
宮メズラ
13:54
14:10
5分
山城北線七九 お弁当
15:03
15:03
25分
P634.2 救助標識2
15:28
15:30
24分
東海自然歩道交差
15:54
15:55
21分
P331
16:16
16:16
7分
大原上野町稲荷神社
16:23
野村別れバス停 京都市左京区
天候 | 曇り 朝方と夕方時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都バス 小出石 便数少ないので注意 京都バス: https://www.kyotobus.jp 【帰り】 京都バス 野村別れ 京都バス3月20日運行時刻改定 大原方面の平日は、今まで朝晩だけ運行されていた「京都駅前-国際会館駅前-大原」が昼間も毎時1便運行され、「京都駅前-大原」と「国際会館駅前-大原」が毎時2便から1便に減便されます。(土曜・休日は今まで通り。) 小出石行は小出石での循環の仕方が変ります。午前中は新道経由で直接小出石へ行くルートになりますが、登山で小出石まで行かれる場合はあまり関係ないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毎春恒例の宮メズラ(山の名前)行き。比叡山地北方の静かな里山。 ついでに今日は、小出石越(峠の名前)を越える道を歩いた。記録しておかないと忘れてしまいそうなので、魚の子山登山尾根ルート(伊香立からの)も。 【ルート】 比叡山地(醍醐比叡山地)大原・伊香立 小出石バス停→小出石八幡宮社(八幡神社)→小出石越(峠の名) →伊香立の里(伊香立上在地町)→魚の子山→宮メズラ→伊香立峠 (救助標識黒数字13) → P634.2 (救助標識黒数字2) → P634.2 西尾根→東海自然歩道交差→ P381 →大原上野町稲荷神社→野村別れバス停 ※「救助標識黒数字」の標識には「仰木峠-黒数字-古地谷」が表示されている 【所要時間】 小出石八幡神社(宮社)→小出石越 40分 小出石越→伊香立上在地町市道 40分 -------- 伊香立上在地町市道→魚の子山 60分 -------- 魚の子山⇔宮メズラ 5分(片道) -------- 魚の子山→小出石越 30分 魚の子山→伊香立峠 50分 魚の子山→梶山 115分 魚の子山→救助標識2 160分 -------- 救助標識2→P331 50分 救助標識2→大原上野町稲荷神社 70分 -------- 上記は山道部分だけのおおよその所要時間です。上在地の大津市道内の移動(5分)やバス停‐神社間の移動時間が別途必要です。 伊香立は京都(市域)と縁が深い。 昔、伊香立は京都市の青蓮院(しょうれんいん)の荘園だった。当時からの古道だと言われている道に、伊香立から小出石の八幡宮にお参りをする峠越えの道がある。峠を小出石越あるいは八幡越と呼ぶ。(道は次のルートと同様に伊香立越と呼ぶ事がある。) 小出石と伊香立を結ぶ古道はこの南にもう一つあり、こちらは道の名前が伊香立越、その峠を伊香立峠と呼ぶ。 【小出石越(峠の名前)を越える道】 小出石越(峠)の峠越えの道は大津市伊香立上在地町(本来は北在地町)と京都市大原小出石町を結ぶ。 大原側は八幡神社南側の林道が起点。荒れた林道を通って、途中の分岐は左で、左の林道の終点からはそのまま谷を遡る。 ・・・はずだったが、林道はきれいに整備されていた。木を伐りだして、その後植林がなされていた。見知らぬ作業道がいっぱいあってまごついた。荒れ道なりの風情がなくなってしまっていたが、林業が成り立つことは治山にも好ましいし喜ぶべきなのだろう。 林道の終りからの谷も伐採の影響で、雰囲気が変わっていた。 地図上は大原小出石側の道は書かれている(最後の部分は消えている)が、伊香立側は書かれていない。実際は、伊香立側はしっかりとした尾根道で歩き易い。 小出石側の山行記録があるのに、なぜ伊香立側の記録がないのだろう。地図に伊香立側の道が書かれていないからかも知れない。 伊香立側の起点は元は伊香立北在地町であったらしいが、(道路整備の影響で?)現在は伊香立上在地町の大津市道幹211号生津大原線になっている。 市道に八幡越を示す木札があって、初めのころはそこから藪をかき分けて山地に入っていた記憶があるが、最近峠から降りて行くとそこより少し東に出てしまう。昔歩いた入口を伊香立側から探して、もう一度歩いてみようと思っている。 小出石側は林道支線が多くなっているので、ルートに気を付けて歩く必要がある。危険個所はない。 伊香立側は(下山の場合は)初めの方に分岐とみられる所があるので注意。写真説明だけでも判るかと思うが。 【伊香立上在地から魚の子山】 ほぼ、地理院地図の破線のルート。大津市道幹2101号線に接続する間際で東ルートと西ルートに分かれている。 入口は電柱のプレートで確認すれば簡単。ベストの入口ではない所から山に入ったようなので、適宜アレンジなさればよろしいかと思う。 このルートは登りでは判り易いが、下りは道荒れの1箇所で少し手間取るかも知れない。 以前、初めてでも地図無し(無茶だ)でも下山できたが、道なりに下山した地点は破線道の西側のルートであったようだ。山地に入り易い地点を探しながら歩いたら東側のルートになった。西側のルートは林道との間に簡単な渡渉があったと思う。 【宮メズラ-魚の子山-梶山-P634.2】 今このルートが踏跡も濃く歩き易くなったのは比良比叡トレイルの功績なのかと思う。 昔、なぜだか忘れたが、仰木峠から宮メズラに行きたくなった。当時は踏跡も薄く、ウエブページを調べても一部は林道(市道かも知れない)を歩くのが一般的だった。 わたしはいっきに宮メズラに達する事は出来ず、エスケープルートの確保から始めた。それが伊香立越と小出石越だった。 伊香立峠からP634.2 (救助標識2) までは救助標識「仰木峠-古地谷」のルートでもある。 急傾斜地があるがそれなりの注意で危険な箇所はない。写真のコメントにも書いたが12:16地点はいつもルートが判り難い。 【P634.2西尾根一直線でP381〜上野町稲荷】 坂のきつい所は適度に木が生えているので掴みながら歩くと歩き易い。落葉の多い時はスピードは控えめに。P381まで一直線でルートは極めて判り易い。 P381から下山する尾根は北側だが、わたしの実感としては山頂からわずかに東に戻った辺りからになる。尾根には最初の方で折れ曲がった深い溝があるので、どこが尾根なのか判り難いが、他に尾根はないので間違う心配はない。良い道だが、有刺鉄線が落下しているので注意。 その後は大原の里の道。 3月22日午前10時と3月24日午後11時訂正:伊香立上在地町内の林道と書いていた舗装道路が、大津市道幹2101号線である事がわかった為、市道に訂正しました。 3/25/pm11:00追記:小出石の八幡さんの名前は、八幡神社となっている場合と八幡宮社となっている場合がある。神社本庁所属ではなく、法人格なしの様で、現地で確認するしかなさそうです。機会があれば調べて来ます。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
財布(お金/保険証/回数券)
長袖シャツ
長ズボン
縫付(標準選択は貼付です)地下足袋12枚馳
御弁当(豚饅/ココナツクラッカ/カットバウム)
飲料(自家淹れ茶490ml)
腹掛(リュック)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(PVCリボン)
油性ペン等
サングラス等(紫外線防護眼鏡)
|
---|---|
備考 | DL済 |
感想
*小出石越の峠を越える道の小出石側:林道主体。以前は「自然感濃厚な林道」だったが、改修されて歩き易くなり、つまらなくなった。林道でない谷部分は散らかっているだけ。
*小出石越の峠を越える道の伊香立側:良好。
*伊香立から魚の子山:基本的には穏やかな道。下の方でやや傾斜がきつい所はあるが短区間。痛んでる一箇所で、下りの場合は迂回が判り難いだろうかと。
*P634.2西尾根の自然歩道交差まで:傾斜がきつい所がかなりある。尾根が広いので危険は感じないが。
*P634.2西尾根の自然歩道交差以後:自然歩道より良道。
以上、わたし基準・わたし感覚での個人的な感想・評価です。
比叡山地の延暦寺周辺以外は、まだまだ未開拓な地域です。興味を持たれる方が少ないからでしょうが。仰木越以北は里から尾根までの比高が低く、距離も短いので手を付け易いと思います。やってみませんか?
3/20, pm9:30
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コメント
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橋に地名がついている場合、当然そこの地名だと思うのだが、伊香立越の小出石側の起点には伊香立橋(現在は新伊香立橋)と言う名前がついている。
小出石の人々は伊香立に行きたくてうずうずしていたのだろうか?
何をしに伊香立に行ったのかよく分からない。
伊香立橋・新伊香立橋は橋全体が小出石町に入るが、大原伊香立町と大原古知平町の境目にあるので、伊香立越は古知平の住民も使い易かっただろう。
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