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Yamareco

記録ID: 6637935
全員に公開
ハイキング
奥秩父

両神山登山記:鎖場と達成感、そして温泉

2024年04月10日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
6.4km
登り
763m
下り
748m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
1:09
合計
5:39
9:24
9:31
35
10:06
10:06
6
10:12
10:17
15
10:32
10:37
27
11:04
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16
11:20
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16
11:36
11:59
8
12:07
12:08
17
12:25
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24
12:49
12:55
9
13:04
13:10
6
13:16
13:29
22
13:51
13:54
30
14:24
14:24
1
14:25
ゴール地点
両神山への登山は、まさに一喜一憂の連続でした。最初の鎖場は、まるで遊び心をくすぐるアトラクションのようで、わくわくしながら登り始めました。鎖場の難易度は中程度で、登山の練習にはちょうど良い挑戦でした。しかし、次第に鎖場の数が多くなり、そのたびに体力を消耗していくのが辛くなってきました。

山頂への距離がなかなか縮まらないのは、鎖場が連続しているせいでした。一つ一つの鎖場を越えるたびに、山頂への道のりが遠のいていくようで、心も体も難儀しました。最後まで鎖場がたくさんあり、その度に「またか」と思いながらも、何とか切り抜けました。

山頂に立った時の達成感は、言葉にできないほどでした。一瞬、すべての疲れが吹き飛ぶような清々しさを感じました。しかし、その後に訪れたのは、駐車場まで戻らなければならないという絶望感。下山の道のりは、登る時以上に体力と精神力を要求されました。

それでもなんとか駐車場まで戻り、温泉に浸かった時の安堵感は格別でした。疲れた体に温泉の湯が染み渡り、心地よさに包まれました。夕食のラーメンは、特別な味わいがあるわけではありませんでしたが、その日の疲れを癒すには十分な普通さでした。

この経験は、自分の限界と向き合い、それを乗り越えたことで得られる充実感を改めて教えてくれました。両神山の厳しさと美しさ、そしてそこから学んだ教訓は、これからの登山にも活かしていきたいと思います。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まず、関越自動車道の花園インターチェンジを下りて、国道140号線(彩甲斐街道)を秩父方面へ進みます。その後、皆野寄居有料道路を経由して皆野秩父バイパスに入り、国道299号線の上野・小鹿野方面へ直進します。しばらく道なりに進んだ後、志賀坂トンネル手前で金山志賀坂林道へ左折し、八丁トンネルをくぐり1.7kmほど下った所に上落合橋があります。または、塩山側から国道140号線の雁坂トンネルを経て中津川大橋の手前の交差点を県道210号線の中津川方面へ左折し、渓谷沿いを進んで三国峠方面との分岐を右折、日窒の工場前を過ぎて道なりに進むと林道に接続します1。

上落合橋近くには路肩スペースがあり、約15台の駐車が可能です2。ただし、金山志賀坂林道は2019年の台風19号の影響により、国道299号線との交点から上落合橋までは通行止めとなっている場合がありますので、事前に最新の情報を確認することをお勧めします3。

安全なドライブと素晴らしい登山をお祈りしています!
コース状況/
危険箇所等
両神山の八丁峠コースは、日本の百名山の一つである両神山への登山ルートの一つです。このコースは、金山志賀坂林道の上落合橋から八丁峠を経由して、急峻な西岳・東岳を縦走するもので、日向大谷ルートと比べて鎖場の数が多く、体力を要するルートとされています。標準コースタイムは、登りが約3時間10分、下りが約1時間20分(作業道経由)となっています。

八丁峠コースの登山口は、国道140号線から中津川渓谷と国道299号線を結ぶ金山志賀坂林道沿いにありますが、この道路は通行止めになることもあるため注意が必要です。コースは八丁沢沿いから始まり、赤岩尾根や八丁トンネル手前の八丁峠入口からのルートと合流します。八丁峠から行蔵峠へ向かうと、鎖場がありますが、難易度は高くありません。行蔵峠からは西岳・東岳への稜線が続き、鎖場のアップダウンがあります。東岳からは両神山・剣ヶ峰へと続き、山頂からは奥秩父の主峰や八ヶ岳、浅間山や北アルプスの稜線などの展望が得られます。

下山ルートは、梵天尾根へ少し下ったところから分岐する作業道が最短ですが、一般向けのルートではないため、上落合橋駐車スペースの崖直上に下りるルートは通行禁止となっています。詳細な情報や登山口の案内は、登山口ナビなどのウェブサイトで確認することができます123。

安全に楽しむためにも、事前の準備として天候やルートの状況を確認し、適切な装備を整えることをお勧めします。登山は自己責任で行い、十分な計画と準備をしてくださいね。
その他周辺情報 付近に道の駅あり
温泉もついているのでそこで休憩しました
道の駅で見かけたサクラ
丁度満開くらいかな
2024年04月10日 07:10撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 7:10
道の駅で見かけたサクラ
丁度満開くらいかな
しばらくはこの沢と一緒
2024年04月10日 08:45撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 8:45
しばらくはこの沢と一緒
前日の雨が染み出てきている
2024年04月10日 08:51撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 8:51
前日の雨が染み出てきている
2024年04月10日 08:52撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 8:52
終わりの始まり
2024年04月10日 09:28撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:28
終わりの始まり
送電線の後かな
2024年04月10日 09:32撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:32
送電線の後かな
あとたったの2キロ!!
2024年04月10日 09:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:35
あとたったの2キロ!!
まだ平和
2024年04月10日 09:35撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:35
まだ平和
恐怖の始まり
これから始まる地獄を知らない平和な頃
2024年04月10日 09:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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恐怖の始まり
これから始まる地獄を知らない平和な頃
写真だとギリギリ見えない。。。。。。
2024年04月10日 09:43撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:43
写真だとギリギリ見えない。。。。。。
2024年04月10日 09:48撮影 by  Pixel 6a, Google
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2024年04月10日 09:49撮影 by  Pixel 6a, Google
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鎖場じゃない下りが地味に怖い
2024年04月10日 09:53撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:53
鎖場じゃない下りが地味に怖い
来るときに大変だった理由
林道作るのって大変そうだな
2024年04月10日 09:58撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 9:58
来るときに大変だった理由
林道作るのって大変そうだな
氷柱
2024年04月10日 10:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 10:01
氷柱
日陰の岩場が凍ってる((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
2024年04月10日 10:04撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 10:04
日陰の岩場が凍ってる((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
2024年04月10日 10:06撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 10:06
300mしか進んでないって・・・・・・・
2024年04月10日 10:06撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 10:06
300mしか進んでないって・・・・・・・
2024年04月10日 10:12撮影 by  Pixel 6a, Google
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2024年04月10日 11:05撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:05
丁度いいところにベンチがあった
山頂はそんなに広くないのでここでお昼とるといいかも
2024年04月10日 11:05撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:05
丁度いいところにベンチがあった
山頂はそんなに広くないのでここでお昼とるといいかも
ラスト1キロ(´・ω・`)
2024年04月10日 11:05撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:05
ラスト1キロ(´・ω・`)
2024年04月10日 11:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:29
つららの群生
この後最後の鎖場を超えて山頂へ
2024年04月10日 11:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:29
つららの群生
この後最後の鎖場を超えて山頂へ
何とか到着
2024年04月10日 11:36撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:36
何とか到着
2024年04月10日 11:37撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:37
そんな百選があることを知らなかった
どのルートで来る想定なんだろう
八丁峠から来るなら相当なアトラクション系の観光地だなって
2024年04月10日 11:38撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:38
そんな百選があることを知らなかった
どのルートで来る想定なんだろう
八丁峠から来るなら相当なアトラクション系の観光地だなって
なかなかの展望
2024年04月10日 11:41撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:41
なかなかの展望
見えないかと思ったら富士山もひょっこり顔を出されていた
至極天気がいいので見えないはずはないと思っていたが、やはり見えると落ち着く
2024年04月10日 11:42撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:42
見えないかと思ったら富士山もひょっこり顔を出されていた
至極天気がいいので見えないはずはないと思っていたが、やはり見えると落ち着く
2024年04月10日 11:50撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:50
2024年04月10日 11:59撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 11:59
帰りは鎖場をいくつか写真撮りながら戻る
うーん、かべだなぁ。。。。。。
2024年04月10日 12:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 12:29
帰りは鎖場をいくつか写真撮りながら戻る
うーん、かべだなぁ。。。。。。
おりたくない・・・・・・
2024年04月10日 12:37撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 12:37
おりたくない・・・・・・
2024年04月10日 12:37撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 12:37
切れ落ちているところ
風が抜けて心地よい
落ちればふもとまで一直線かな
ショートカットにいかも
2024年04月10日 12:51撮影 by  Pixel 6a, Google
2
4/10 12:51
切れ落ちているところ
風が抜けて心地よい
落ちればふもとまで一直線かな
ショートカットにいかも
2024年04月10日 12:58撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 12:58
2024年04月10日 14:21撮影 by  Pixel 6a, Google
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2024年04月10日 14:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 14:22
下山
2024年04月10日 14:24撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 14:24
下山
温泉とコーヒー牛乳
2024年04月10日 16:17撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 16:17
温泉とコーヒー牛乳
有名なラーメン屋さんで夕食を
味は普通だった
2024年04月10日 22:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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4/10 22:01
有名なラーメン屋さんで夕食を
味は普通だった
撮影機器:

感想


2024年04月11日、秩父の霊峰・両神山に登山に行ってきました。標高は1723mと決して高くはありませんが、鎖場が多いことで有名です。登山者にとっては挑戦しがいのある山として知られています。

登山道の最初は、鎖場が連続して現れました。最初は新鮮で、まるでアスレチックのような感覚で楽しめました。鎖場の難易度もそれほど高くないので、初心者でもなんとか登ることができました。しかし、次第に鎖場の数が多くなり、だんだんと体力が消耗してきました。鎖場を登るたびに、山頂までの距離が縮まっているはずなのに、なかなか山頂が見えてこないという焦りもありました。

それでも、なんとか山頂にたどり着いた時の達成感は格別でした。周囲の山々を一望できる山頂からの景色は、まさに絶景でした。達成感に浸っていると、同時に駐車場まで戻らなければならないという絶望感も押し寄せてきました。

下山は、登りとは逆方向のルートを選びました。こちらのルートも鎖場が多かったのですが、登りに比べて体力が消耗していたので、より辛く感じました。それでも、なんとか駐車場までたどり着くと、全身が解放されたような気持ちになりました。

駐車場に戻った後は、麓にある温泉で汗を流しました。温泉は露天風呂もあり、登山の疲れを癒すのに最高でした。体の芯まで温まり、日頃の疲れもすっかり忘れてしまいました。

温泉の後は、夕食としてラーメンを食べました。山登りの後のラーメンは格別というイメージがありますが、この日のラーメンは特に印象に残るものではありませんでした。

両神山は、鎖場が多くて大変な山でしたが、達成感もひとしおでした。温泉も気持ちよかったので、トータルでは大満足の山行でした。いつかまた挑戦したい山の一つです。

補足
上記の登山記は、あくまで一例です。実際の登山体験は、個人によって異なります。
両神山は、登山道が整備されていますが、鎖場が多いので、ある程度の登山経験が必要です。
山頂付近は天候が変わりやすいので、防寒対策をしっかりとしておくことをおすすめします。
登山後は、温泉やグルメなど、周辺の観光スポットを楽しむのもおすすめです。
その他
両神山に関する情報は、以下のウェブサイトなどで確認できます。

両神山観光協会: https://en.culmina.jp/kanto/saitama/ryokamisan
秩父市観光情報: http://chichibuji.gr.jp/
登山道情報: https://yamap.com/maps
天気予報: https://tenki.jp/
注意事項
登山は、十分な準備をして、安全に行うようにしましょう。
自分の体力や経験に合ったコースを選びましょう。
天候に注意し、悪天候の場合は無理に登山をしないようにしましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。
両神山登山が、あなたにとって素晴らしい思い出になりますように。

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技術レベル
3/5
体力レベル
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