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Yamareco

記録ID: 6649482
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根・下の樺上(2230m)まで:白馬三山・不帰ノ嶮のグレイトビューを堪能しながらのザラメ滑走

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:16
距離
6.5km
登り
533m
下り
906m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:19
休憩
0:55
合計
5:14
9:25
33
10:02
10:04
18
10:22
10:22
8
10:31
10:31
43
11:14
11:14
35
11:50
12:42
80
14:03
14:03
11
14:14
14:14
6
14:20
14:21
7
14:27
14:28
18
14:46
ゴール地点
天候 晴れ、ほぼ無風・高温
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者・BC用チケット往復4100円(要計画書)

ゴンドラ運転開始8:00、8:15頃待ち時間20分くらい
コース状況/
危険箇所等
・八方池山荘からの登山道尾根ルートは雪消えしており、
雪が繋がっているエリアをシール登行したが、7~8m程笹エリアを板を外さず通過した。八方池付近の台地は雪消えエリアが多く、第3ケルンから上部はアイゼン装着・シートラで進む。下ノ樺を通過し急斜面を登り丸山に向かうつもりであったが、細尾根から丸山直下の急斜面は滑走は楽しめないと考え2230mの細尾根ポイントから滑走開始とした。

・下ノ樺までは登路を慎重に滑走し東急斜面にエントリー、標高差170m程ザラメ滑走した。高温過ぎてやや堆積気味の急斜面ザラメエリアは、バランスを崩さないように慎重に大回りアルペンターンを楽しんだ。
先行G(多分ガイドツアーか)のシール登行ルートを辿り八方池上の稜線に登り上げた。この滑走・シール登行した広大なカール状急斜面にはクラック・クレパスが2~3ヶ所あり、滑走・シール登高には充分な注意を要す。このシール登行はシールが効きにくくスリッピーな急斜面トラバース登高のためクトーを使用した。
その他周辺情報 八方第2駐車場(無料)、併設の「八方の湯」850円

ゴンドラ乗り場近く登り有料駐車場(1000円)も少し空きあり
時間的余裕があるためビューポイント大出公園にメンバーを案内した。桜🌸の名所であるがまだ少し早く1~2週間後が見頃か、長野からのオリンピック道路沿いの里山は桜🌸旬の時期で、「まさに山笑う」でした
2024年04月13日 07:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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時間的余裕があるためビューポイント大出公園にメンバーを案内した。桜🌸の名所であるがまだ少し早く1~2週間後が見頃か、長野からのオリンピック道路沿いの里山は桜🌸旬の時期で、「まさに山笑う」でした
兎平トップにトウチャコ、まず白馬三山と長野オリンピックスタート台をバックに記念撮影、今回の同行者3人のうち2名は八方尾根BC初挑戦です
2024年04月13日 09:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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兎平トップにトウチャコ、まず白馬三山と長野オリンピックスタート台をバックに記念撮影、今回の同行者3人のうち2名は八方尾根BC初挑戦です
きたー‼︎ 最後のグラードクワッドからの五竜と鹿島槍を撮影
2024年04月13日 09:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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きたー‼︎ 最後のグラードクワッドからの五竜と鹿島槍を撮影
クラックが出来ている。滑走ルートは要注意
2024年04月13日 09:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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クラックが出来ている。滑走ルートは要注意
グラードクワッドを降りて八方池山荘前でシール装着しスタート、雪山登山者が多数、BC愛好家もまあまあ多い
2024年04月13日 09:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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グラードクワッドを降りて八方池山荘前でシール装着しスタート、雪山登山者が多数、BC愛好家もまあまあ多い
汚れた急斜面をトラバースシール登高
2024年04月13日 09:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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汚れた急斜面をトラバースシール登高
白馬三山の撮影ポイント
2024年04月13日 09:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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白馬三山の撮影ポイント
残念ながら雪は繋がってなかった。7〜8mほど笹上をそのまま進む、直ぐにシール登行
2024年04月13日 09:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 9:58
残念ながら雪は繋がってなかった。7〜8mほど笹上をそのまま進む、直ぐにシール登行
公衆トイレ(閉鎖中)に近づいてきた。不帰ノ嶮が眼前に現れた
2024年04月13日 10:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 10:08
公衆トイレ(閉鎖中)に近づいてきた。不帰ノ嶮が眼前に現れた
ガラガラ沢エントリーポイント方面に向かうPか?
2024年04月13日 10:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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ガラガラ沢エントリーポイント方面に向かうPか?
八方池付近で、もちろん雪で埋まっている
2024年04月13日 10:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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八方池付近で、もちろん雪で埋まっている
左上にこれから向かう丸山、丸山からの北急斜面は35度超えか、滑走はビビりそう。わがPの実力では厳しい、止めよう。
2024年04月13日 11:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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左上にこれから向かう丸山、丸山からの北急斜面は35度超えか、滑走はビビりそう。わがPの実力では厳しい、止めよう。
よく見るとソロのボーダー🏂が滑走している二股に向かう沢ルート(無名沢)に向かうようだ
2024年04月13日 11:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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よく見るとソロのボーダー🏂が滑走している二股に向かう沢ルート(無名沢)に向かうようだ
全員アイゼン・シートラで進む、下ノ樺にトウチャコ、テント⛺️を設営しているPあり、この後唐松岳に登頂し、明日下山とのこと
2024年04月13日 11:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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全員アイゼン・シートラで進む、下ノ樺にトウチャコ、テント⛺️を設営しているPあり、この後唐松岳に登頂し、明日下山とのこと
急斜面を左端から巻いて細尾根に乗り上げる
2024年04月13日 11:55撮影 by  iPhone 12, Apple
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急斜面を左端から巻いて細尾根に乗り上げる
細尾根に到達、一息ついてグレイトビューを撮影、前回のGWはここから滑走開始で登路の北側斜面を滑走した。
2024年04月13日 12:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:07
細尾根に到達、一息ついてグレイトビューを撮影、前回のGWはここから滑走開始で登路の北側斜面を滑走した。
もう少し進もう
2024年04月13日 12:07撮影 by  iPhone 12, Apple
4/13 12:07
もう少し進もう
正面の丸山まで行きたかったが細尾根、急過ぎる丸山直下に気後れして断念、ここで慎重に滑走準備した。大学の頃のGWにゲレンデスキーセットで唐松岳に登頂し唐松山荘から滑走したのが嘘のよう。怖いもの知らずだったのですね‼︎
2024年04月13日 12:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:36
正面の丸山まで行きたかったが細尾根、急過ぎる丸山直下に気後れして断念、ここで慎重に滑走準備した。大学の頃のGWにゲレンデスキーセットで唐松岳に登頂し唐松山荘から滑走したのが嘘のよう。怖いもの知らずだったのですね‼︎
下ノ樺まで登路を横滑りなどで慎重に滑走し、東急斜面(上部は30度超え)にエントリーした。高温で緩んだ雪面、やや堆積気味のザラメで板の走りが悪くバランスを崩さないように慎重にターン
2024年04月13日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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下ノ樺まで登路を横滑りなどで慎重に滑走し、東急斜面(上部は30度超え)にエントリーした。高温で緩んだ雪面、やや堆積気味のザラメで板の走りが悪くバランスを崩さないように慎重にターン
標高差150mのザラメ滑走、まあまあの極上ザラメエリアもある
2024年04月13日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:41
標高差150mのザラメ滑走、まあまあの極上ザラメエリアもある
Iさん
2024年04月13日 12:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:49
Iさん
O君
2024年04月13日 12:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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O君
Nさん
2024年04月13日 12:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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Nさん
まだ落とします
2024年04月13日 12:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:50
まだ落とします
滑走シュプールを眺めながらシール・クトー登高準備
2024年04月13日 12:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 12:58
滑走シュプールを眺めながらシール・クトー登高準備
下から見るとけっこう急な斜面を滑走出来たのだなあ、と大感激‼️
八方尾根のこの東大急斜面の滑走は初体験でした
2024年04月13日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 13:15
下から見るとけっこう急な斜面を滑走出来たのだなあ、と大感激‼️
八方尾根のこの東大急斜面の滑走は初体験でした
2024年04月13日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
4/13 13:15
シール登行は先行グループのトレースを辿ります
2024年04月13日 13:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 13:32
シール登行は先行グループのトレースを辿ります
クラックとクラックの間を進みますが素晴らしいライン採り、多分ガイドツアーでしょう
2024年04月13日 13:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 13:34
クラックとクラックの間を進みますが素晴らしいライン採り、多分ガイドツアーでしょう
八方池の上に登り上げました。一安心
2024年04月13日 14:00撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 14:00
八方池の上に登り上げました。一安心
八方池の台地下の斜面は、まさに今回一番の極上ザラメ滑走を堪能できた
2024年04月13日 14:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 14:16
八方池の台地下の斜面は、まさに今回一番の極上ザラメ滑走を堪能できた
兎平ゲレンデは楽な中斜面ルートを選んだがコブコブ斜面で手こずった。満足の山岳BCツアーでした。
2024年04月13日 14:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 14:46
兎平ゲレンデは楽な中斜面ルートを選んだがコブコブ斜面で手こずった。満足の山岳BCツアーでした。
ゴンドラの最終は15:30、混み合う前の14:30過ぎに乗車できた。自販機買った冷たいCCレモンを飲んで脇に咲いているキクザキイチゲを撮影、
2024年04月13日 15:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 15:09
ゴンドラの最終は15:30、混み合う前の14:30過ぎに乗車できた。自販機買った冷たいCCレモンを飲んで脇に咲いているキクザキイチゲを撮影、
白花もあった
2024年04月13日 15:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 15:20
白花もあった
カタクリも、花ハイクの良い季節です。残りのBCシーズンと両刀使いで花ハイクも楽しみましょう。さっそく4/15(月)に高尾に行きます。
2024年04月13日 15:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/13 15:20
カタクリも、花ハイクの良い季節です。残りのBCシーズンと両刀使いで花ハイクも楽しみましょう。さっそく4/15(月)に高尾に行きます。

感想

・小生の山スキーの原点は今から55年ほど前の大学生の頃、残雪期に八方尾根スキー場に通い第3ケルンまで足を伸ばすことが多く、GWにゲレンデスキーセットで唐松岳までシートラて登り上げ山荘から下部の尾根ルートを滑走したことに始まる。
その後は家族スキーで八方尾根スキー場に数回足を運んだが、40才代後半からBCを本格的に始めて以降はしばらく八方尾根スキー場から遠ざかっていた。

・2020年の12/29に会の山スキー仲間7人で八方池までツアーを実施して以来、2021年GWにソロで下ノ樺まで、今年の1/17にソロで八方池までBCツアーを実施した。いずれも素晴らしいツアー日和に恵まれ白馬三山・不帰ノ嶮のグレイトビューを堪能できるこのルートは、体力の衰えた高齢者にも適度なツアーエリアであり、毎年でも通い続けたいと考えている。

・今回はこのエリア未経験のメンバーを案内し、できれば小生の山スキーの原点の唐松岳になるべく近づくべく、気合を入れて丸山あたりまで行きたいとスタートしたが、やはり北アルプスの山岳ルートは手強く下ノ樺の少し上部でまたまた敗退となった。

それでも下ノ樺からは今まで未経験の広大な東急斜面滑走が実現でき収穫あるBCツアーであった。

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