蝶ヶ岳 〜快晴の超鳥(菊載)蝶(高嶺日陰)いい感じ？★花図鑑

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 00:46
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,562m
• 下り: 1,552m

コースタイム

三股駐車場 - 力水 - まめうち平 - 蝶ヶ岳 - 蝶槍 - 蝶ヶ岳 - まめうち平 - 力水 - 三股駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股の無料駐車場利用

コース状況／危険箇所等

・三股からの登山道は下部で、草刈り、木製の階段などの整備が進んでいました。
・登山道上の雪は、全部解けていました。

写真

三股の駐車場に到着すると綺麗に月が見えていました

三股駐車場、下山時は満車でした。少し下部にも駐車場。

ゴシラみたいな木、蝶ヶ岳ヒュッテでは「ごしさん」のバッジを売っていました

樹間からの浅間山と日の出前の朝焼け

山の斜面からのご来光と四阿山

蝶槍のモルゲンロート

常念沢と常念岳山頂部のモルゲンロート

まめうち平

真夏の太陽

常念岳と右奥の火打山と妙高山周辺の山並み

三股からの稜線合流部
テントの窓から槍穂が見える

蝶ヶ岳の山頂

浅間山

八ヶ岳

富士山と南アルプス

中央アルプス（木曽駒ヶ岳〜恵那山）

富士山

やっほ〜　槍・穂〜
前穂高岳-奥穂高岳-涸沢岳-北穂高岳-大キレット-南岳-中岳-大喰岳-槍ヶ岳

焼岳

奥穂高岳と穂高岳山荘

穂高岳山荘と涸沢岳
ザイデングラードの急斜面

北穂高岳と北穂高岳小屋（屋根に布団が干してありました）

涸沢小屋

槍ヶ岳、槍ヶ岳山荘と殺生ヒュッテ
槍沢上部の登山道は雪解けが進んでいるようです

稜線の高山帯のミヤマキンバイの群落と穂高岳

二重稜線の蝶ヶ岳と遠景の常念岳

御嶽山-乗鞍岳-霞沢岳-梓川
御嶽山の噴煙が写っていました（左上）

蝶槍方面からの大滝山と蝶ヶ岳

蝶槍

常念岳

大天井岳と大天荘

南岳-中岳-大喰岳-槍ヶ岳
望遠レンズで槍沢ロッジも確認できました

梓川

蝶ヶ岳ヒュッテと蝶ヶ岳の山頂部
夏山シーズンでテント場も花盛り

プロパンガスなどの物資を蝶ヶ岳ヒュッテへ搬送するヘリコプター

東邦航空 JA504D
Airbus Helicopters AS350 Ecureuil/AStar

山麓の風景

山頂部の木の上でさえずっていたカヤクグリ

ウソ♂

毛虫を捕獲したメボソムシクイ

青虫を捕獲したルリビタキ♀？

登山道でキクイタダキに遭遇しました

蝶ヶ岳の湧水の水溜まりでバシャバシャと水浴びをしていたキクイタダキ
↓詳細は感想の動画にて

メボソムシクイ

昆虫
ヒラタアブ、マルハナバチ？
アカハネムシ？、キンモンガ

イチヤクソウの仲間？

イチヨウランの一枚葉

イチヨウラン

キソチドリ？

マイヅルソウの若い果実

クルマバツクバネソウ

ゴゼンタチバナ

ベニバナイチゴ

オオバキスミレ

ミヤマキンポウゲ

サンカヨウの花と果実

オオサクラソウ＆シナノキンバイ

オオサクラソウ
スケール：頭部の幅3cm

クロウスゴ

タカネザクラ

キヌガサソウ
スケール：頭部の幅3cm

コケモモ

ハクサンシャクナゲ

ミツバオウレン

ヨツバシオガマ

イブキトラノオ

クロマメノキ

チシマギキョウ

高山蝶のタカネヒカゲ

ミヤマキンバイを吸密中のモンキチョウ（残念ながらミヤマモンキチョウではありませんでした、ミヤマキンポウゲとミヤマモンキチョウのバッジが蝶ヶ岳ヒュッテで販売されていました）

オヤマソバ

クモマスミレ

イワベンケイの群落

別居中のイワベンケイ、左♀、右隣♂

ミヤマダイコンソウ

セリバシオガマ

ミヤマアキノキリンソウ

ハクサンフウロ

ミヤマキンバイ（深山金梅）の群落
そう言えば宮間金杯ではなく銀杯だった？

イワツメクサ

チングルマ

ヒメクワグタ

ギンリョウソウ

ショウキラン

コバノフユイチゴ

センジュガンピ

ゴヨウイチゴ

キツリフネ

ミヤマカラマツ
カラマツソウ
モミジカラマツ
揃い踏みでした

ヤマアジサイ？

感想

アルプス岳

梅雨の晴れ間が期待されていた蝶ヶ岳を目指しました。三股の駐車場に到着すると、上空は快晴で綺麗な月が見えていました。駐車場は既に8割程が本州各地のナンバーの車で埋まっていました。ヘッドライトを点灯させてスタートしました。林道を歩き、登山道に入り吊橋を渡った少し先の力水で冷たい水を補給しました。次第に明るくなってきて、樹間越しに東の空が焼けているのが見え、その後山の斜面からのご来光となりました。蝶沢のトラバース部では流水があり冷たい水が入手できました。
稜線に到着すると残雪を抱いた槍ヶ岳と穂高岳の山並みが姿を現しました。山頂部からは、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山など360度の好展望でした。のんびりと蝶槍まで散策しました。再び蝶ヶ岳ヒュッテに戻って来ると、ヘリコプターがガズボンベなどの物資を運んでくるところに遭遇しました。朝見かけたものと同じもので、朝は偵察だったのかも知れません。下山中に蝶ヶ岳の斜面から湧きだす水溜りにキクイタダキがやって来て、目の前で水浴びをする光景に遭遇しました。他にウソ、カヤクグリ、ホシガラス、ミボソムシクイ、ルリビタキが観察できました。山頂部でミヤマキンバイの花を訪問していた黄色い蝶を撮影しました。蝶ヶ岳ヒュッテでは、ミヤマモンキチョウとミヤマキンポウゲの花を訪問中のミヤマモンキチョウのバッジが販売されていました。裏翅の紋様を確認すると高山蝶ではなく、平地の街中で普通に見られるモンキチョウでした。また山頂部では蛾のような蝶がひらひらと舞っていました。撮影したものを確認したら、高山蝶のタカネヒカゲ（絶滅危惧II）のようでした。

・本日観察した植物
イチヤクソウの仲間、イチヨウラン、イブキトラノオ、イワツメクサ、イワベンケイ、ウツボグサ、ウラシマツツジ（若葉）、エンレイソウ、オオサクラソウ、オオダイコンソウ？、オオバキスミレ、オオバタケシマラン、オオヒョウタンボク、オサバグサ、オヤマソバ、オンタデ、カラフトダイコンソウ？、カラマツソウ、キソチドリ？。、キツリフネ、ギンリョウソウ、クモマスミレ、クルマバツクバネソウ、クルマムグラ、クルマユリ（蕾）、クロクモソウ（葉）、クロマメノキ、コイワカガミ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、コバノフユイチゴ、コミヤマカタバミ、ゴヨウイチゴ（果実）、コヨウクツツジ、サンカヨウ、ショウキラン、ズダヤクシュ、セリバシオガマ、センジュガンピ、タカネナナカマド、タカネニガナ、タケシマラン、タニギキョウ、チシマギキョウ、ツマトリソウ、ツルツゲ、トリカブトの仲間（蕾）、ナナカマド、ネコノメソウの仲間？、ハイマツ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンフウロ、ハリブキ、ヒメクワガタ、ベニバナイチゴ、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマカラマツ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマハタザオ？、モミジカラマツ、ヤグルマソウ、ヤマアジサイ？、ヤマハハコ、ユキザサの仲間、ヨツバシオガマ、

[b]【 バックナンバー 蝶ヶ岳 】[/b]
・[b]7月8日[/b] (2014年)『蝶ヶ岳 やっほー・槍穂〜の展望台・北アルプスのいきもの図鑑』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-475355.html
・[b]7月11日[/b] (2015年)『蝶ヶ岳 〜快晴の超鳥蝶いい感じ？★花図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-674105.html
・[b]10月8日[/b] (2013年)『蝶槍 三股からご来光と紅葉の槍穂展望+野鳥（キバシリ・コマドリ他）』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-354754.html

登山道でキクイタダキ（日本で見られる最小クラスの小鳥）に遭遇、蝶ヶ岳の湧水の水溜りで水浴びをしていました。 動画の画像は前回蝶ヶ岳で撮影したもので頭頂部の黄色い小菊のような模様が見えていて、プロフの写真に採用しています。