野口五郎岳（高瀬ダムから）

2015年07月11日(土) 〜 2015年07月12日(日)

• GPS: 13:03
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,077m
• 下り: 2,065m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 2:09
• 合計: 10:15

6:42 高瀬ダム濁沢登山口
10:36 12:27 烏帽子小屋
14:25 14:35 野口五郎小屋
14:49 14:57 野口五郎岳
16:57 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 2:39
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:39

6:19 烏帽子小屋
8:44 8:44 高瀬ダム 天場
8:54 8:54 高瀬ダム湯俣登山口
8:58 8:58 高瀬ダム濁沢登山口
8:58 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5:30七倉駐車場（先行駐車10台）

写真

7/11 6:41

高瀬湖。青いねぇ。

7/11 6:50

長い吊り橋。勿論、一人。

7/11 9:38

船窪岳。

7/11 12:35

テント場からの稜線。

7/11 12:40

いつも遠くから見えてたあの碧い高瀬湖だ。

7/11 13:03

たおやかな稜線。

7/11 13:05

槍と笠。

7/11 13:16

針と小蓮華。

7/11 13:34

いいっすね〜。

7/11 13:39

チングルマの花畑。何故か久しぶり。

7/11 13:43

赤牛岳かな。

7/11 13:47

水晶が見えてきた。

7/11 13:47

水晶って綺麗な双耳峰だったんですね〜

7/11 14:44

鷲羽はこちらから見てもカッコいい。

7/11 14:44

再び、槍。

7/11 14:47

山頂！

7/11 14:47

又々、槍と笠。

7/11 14:51

山頂から鷲羽方面に延びる稜線。こちらもいい感じ。

7/11 14:51

薬師。

7/11 15:01

野口五郎小屋。

7/11 15:10

いいですね〜、この絵、堪りません！

7/11 16:23

本年、初コマクサ。

7/12 6:29

本年、初キキョウ。

7/12 6:29

帰りに烏帽子小屋前から。今日も快晴だ。だが私は降る。

撮影機器：

PowerShot S110 CANON

感想

yamaday

梅雨の合間か梅雨明けか、はっきり
しないながらの連日の好天予想と
いうことで北アの未踏の山である
野口五郎岳にテン泊で行ってきました。

空は抜けるような青空、久々の山行、
そして今年度初のテン泊山行で、
テンションが上がります。

山行客は意外にも少なく、静かな
山旅ができそうです。

ブナ立尾根は登り始めから、樹林帯の
中、九十九折の急登でした。烏帽子
小屋まで12の番号札があって、番号
間の高度差は概ね100メートル程の
ようでした。

始めのうちはテンションの高さも
あって、快調に高度を上げていった
のですが、久々のテント装備の重さ
と寝不足のせいか、8番辺りで身体が
悲鳴をあげ始め、5番辺りで早くも
ヘロヘロに。あと一寸で樹林帯から
抜けるはずという希望的観測だけを
頼りに登っていきました。結局、
樹林帯からぬけ出たのは烏帽子小屋
でした。

テント設営後、精魂尽き果て暫く
眠ってしまいましたが、何とか往復
できそうな時間に目が覚めたので、
野口五郎岳に向かいました。

ここの稜線はたおやかな勾配にして
周囲には残雪を湛えた北アの峰々の
絶景を存分に楽しみながら歩ける
パラダイスでした。まさに、地獄から
天国です。しかも人が少ない。往復で
山小屋の御主人と合わせても、
出会ったのは7人だけでした。

ただ、帰りになるとブナ立尾根の
疲れが再び現れ始め、殆ど下りなの
にヘロヘロでした。翌日は船窪から
戻る計画でしたが、100メートルすら
登れそうもないので、真っ直ぐ尾根
を降りました。

最後に身体を癒してくれたのは、
これまた独り占めとなった葛温泉
かじか荘の良質な温泉と宿の人の
気持ち良い対応でした。

ブナ立尾根を快調にこなせれば、
パラダイス稜線を更に進み、
水晶、雲ノ平を臨める魅力十分な
山域だと思いました。