御小屋尾根から阿弥陀岳初登頂〜♩
- GPS
- 08:10
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,479m
コースタイム
天候 | (「くもり後雨」の予報に反して)くもり後ちょい晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸口ー御小屋尾根取り付き 八ヶ岳山荘の前を直進して道なりに行くとヘアピンカーブを曲がります。その先のT字路に道標があります。突き当たって左折(道標なし)、そのまま進むと舗装路がダートとなりそのまま登山道に続きます ■取り付きー御小屋山 だらだらと長く登り展望もあまりないですが時折南面が開けます。御小屋山直下はちょい辛いかな・・・ ■御小屋山ー不動清水入口 一旦下り緩やかに登り返しますが非常に歩きやすく、このコースの癒しスポット。ちなみに不動清水(水場)は道沿いには無く、ルートから外れた場所にあるようです(未確認)。よってここの水は期待しない方が良いかも ■不動清水入口ー御小屋尾根終点 不動清水を過ぎると徐々に傾斜を増し気がつけば胸を突くような急斜面に!短いですが嫌な急登です。 その後、きつい傾斜とザレというかガレというか、岩屑と土の混ざった滑りやすい急斜面が続き非常に歩きにくいです。滑るため脹ら脛の筋力を結構消耗しました。あとガレを崩して石をころげ落しやすいので注意 ■御小屋尾根終点ー阿弥陀岳山頂 距離は短いですが、なかなか高度感のある岩場です。雪がついた季節は絶対無理〜! ■阿弥陀岳山頂ー文三郎道分岐 これまた急なガレ場です。また阿弥陀の鞍部から中岳への登りは激ヤセ尾根でこれも冬期は絶対無理〜! ■文三郎道ー行者小屋 樹林帯まで下るとちょぴっと残雪がありますがアイゼンはいりません。その上は完全な夏道です ■行者小屋ー美濃戸(南沢) 夏道です。道迷いがひどいのか、黄色テープがさらに増殖したような・・・ ■美濃戸ー美濃戸口 衝撃の新事実が!詳しくは写真をご覧ください・・・ |
写真
感想
また八ヶ岳に来てしまいました。。。
いよいよ無雪期、ということでアレコレ考えました。
例えば青木鉱泉ードンドコ沢で鳳凰三山縦走とかですけど「日帰り」はまだちと厳しい??とか。
で、以前から気にしていた阿弥陀岳に直登するこのコースが浮上。
八ヶ岳には散々通っているのですが、個人的には阿弥陀岳は未踏のままで、「積雪期」がほぼ終わった今狙い目としてヒット&アウェイのピストンを計画しました。
だがしかし、山頂直下の滑りやすさと高度感等々と思いのほか時間に余裕があったので中岳経由の周回コースに変更、結果的には良かったと思います。
登りにおいては下ってくる数組とすれ違いましたが、同時刻に登ってくる人は皆無。どうもこのコース、下りに使う人が多いようです。
ただ、感想としては下りではだいぶ苦労しそうなのであまりオススメできない感じでした。むしろ体力のある登りで使う方が楽しめると思います。
写真では結構ヤバそうな感じ、ですが余力があればそうでもないかなー。ただし主観ですので悪しからず。。。
ひとつ言えるのは赤岳から横岳、硫黄までの山容を一望できる場所として阿弥陀岳は唯一無二の山頂である!ということでしょうか?これで晴天だったらさぞや絶景だろうと思わしめるに充分でした。
天気も予報を裏切り持ちましたし、非常に充実した山行となりました。
続報はまた明日にでも。。。
改めまして、続報です。
今回は写真がいっぱい載せられるようになったのをいいことに載せ過ぎました。スミマセン。
でもまあ、それだけ今回の山行が個人的に良かったってことでご容赦ください。いつもは省略せざるを得なかった筆者の「記録しておきたいポイント」が時系列に並んでいることと思いマス。
このコース、ヤマレコで記録をみることは稀で、長らく「謎」の存在でした。そういう意味では、例えば奥多摩の雲取山で言うと「野陣尾根(富田新道)コース)に相通ずるところがありますが、得てしてこーゆー「あまり大勢が歩いていない道」がかなり良いと再確認できた感です。
この尾根は諏訪大社の御柱祭と密接な関係があるせいか、踏み跡がしっかりしている割には手つかずの自然林(昔のままという意味です)が残ってるというか、単に登山道ということではなく地元の方々との生活に密着していた雰囲気が感じられるというか、何か人との関わりというか、歴史を感じさせるところがありました。
それに加え山頂直下はまさに高山の要素(景観やら岩稜やら)が満載で結構変化に富んでもいます。という感じでうまく言えませんが、読図に一生懸命だった頃や(今回は地形図を常に片手に持ち非常に丁寧に現在地とこの先の状況予測に努めました)奥多摩を歩いてペース配分に気を使った「初心」に返ったような心地よさでした。
もし良かったら、一度歩いてみてください。但し登りで、急がずに。。。
美濃戸ー美濃戸口間の道が良くなっているという事ですか?あまりはっきり判らないけど、それぐらいしか最後の写真から思いつきません
Futaroさん
あのルート、基本ガタガタですが注意深く走ると2カ所だけ非常に厳しい箇所があり、そこさえクリアすれば普通車でも結構行けるんです。
その一カ所(もう一カ所はショートカットしたので未確認です)が実に美しくコンクリ舗装されていました。
僕的にはすげえ衝撃だったんですが・・・。
honsamaさん、
それはビッグニュースですね。あの凸凹が嫌で車をいつも美濃戸口に停めているので。
ついでに鳳凰三山の青木鉱泉と御座石温泉への道路も良くしてくれると助かるのですが。。。
もっともあちらは山梨県だから管轄が違うかも。。。
整備したとの情報が小屋のブログに書いてあったのでとても気になっていました。
びっくり!!
です。
車で今度トライしようかな…。
Futaroさん
>あの凸凹が嫌で車をいつも美濃戸口に停めているので
→僕ぁ過去2回ほど車体の下をガツンしました。あの林道歩きがネックで足が遠のく登山者も結構いたのでは?今回の道路改修の意義は大きい…。
>ついでに鳳凰三山の青木鉱泉と御座石温泉への道路も良くしてくれると助かるのですが。。。
→青木鉱泉への道、やはり悪そうですね それが今の僕のネックです。。。切に願います。
Komadoriさん
>整備したとの情報が小屋のブログに書いてあったのでとても気になっていました
→これはノーチェックでしたのでWebで探したら赤岳鉱泉のブログに載ってましたね。詳細不明ですけど。
>車で今度トライしようかな…。
→是非!ちょっと慎重に走れば大丈夫だと思いますヨ。以前は「相当気合入れて」走れば大丈夫でしたけど。。。
昨日の赤岳周辺は天気予報が悪かったせいか人出が少なくどの小屋も閑散としていました。この改修で多くの登山者に利用いただきたいものです。
honsamaさん、こんにちは。
韮崎ICから青木鉱泉の道、私の古いカーナビでは、細い未舗装道路を走らされたのですが、青木鉱泉直前で、舗装道路と合流。
帰りに見てみると、その舗装道路方面には小さく「韮崎」の標識あり、全面舗装道路で韮崎ICまで行けました。
青木鉱泉のホームページにものってましたので、ご参考まで
http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html
K_shimagさん
素晴らしい情報、ありがとうございます。
2ヶ月前ほどに地形図を揃えつつ未着手の青木鉱泉からの鳳凰山、目処がつきそうです。
K_shimagさんも今年は南アルプスがターゲットとどこかで書かれてたかと。実は僕も狙っているので今後とも宜しくお願いいたします
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する