桜平〜オーレン小屋泊(硫黄岳・天狗岳周遊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,362m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 5:40
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:00
天候 | 晴れのち夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 縄文の湯(400円) |
写真
感想
中学3年生の時に、兄に連れられて初縦走した八ヶ岳連邦。
天狗岳〜赤岳ルートだったが、テント泊でキツかったな〜。
その時泊まった(テント)オーレン小屋を起点に、南八と
北八の狭間(夏沢峠)を行き来する山行きを敢行。
向かった桜平への山道は、評判通りの悪路で、黙っていないと
舌を噛みそうになる。なんとかゲート前パーキングに到着するも
当然満車。少し下って道脇のスペースに慎重に駐車。
ここからオーレン小屋までは、よく整備された歩道の如き道が
続き、足ならしには最適である。
順調にオーレン小屋に着いたので、当初予定の峰の松目をキャンセル
して、急遽硫黄岳をピストンすることに・・ツレの初めての八ヶ岳が、
峰の松目デビューでは・・チョットね・・山梨から見えない山だし。。
爆裂火口を見せたかったので、夏沢峠経由で登頂。
久々の本格登山で、軽い高山病(頭痛)の僕を尻目に、ズンズン登るツレ。
涙目で追いかけるボク。ガスに巻かれた山頂であったが、一瞬爆裂火口と
大同心が見えたのが嬉しかった。帰路は、赤岩の頭を経由して小屋へ・・
翌朝は、昨夜の豪雨も上がり、格好の登山日和・・かと思ったが、
小屋主曰く、夕立があるから早く上がれと・・なので朝飯も時間前倒しで、
追い立てられるように天狗岳を目指す。
途中、箕冠山を過ぎたあたりから視界が開け、眼前に北八ヶ岳の盟主である
天狗岳の勇姿が目に飛び込んでくる。いつ見ても美しい山である。
最高の展望台でもある根石岳で小休止したら、一度白砂新道分岐点まで下降し、
いよいよ東天狗岳の岩場に取り付く。難易度は高くないが、稲子側の高度感に
目が回るので、ここは慎重に登っていこう。約30分の動悸と冷や汗の後に、
至福の山頂が目の前に現れる。
山頂では、南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスまで、360度のパノラマを
十分楽しもう。生憎の雲多い天気ながら、時折槍や穂高が顔を見せてくれた。
更に体力と相談して、西天狗岳に足を運ぶのも良い。ボクらは断念したが・・
(ツレが岩場の下りが気になって、早く引き返したかったようで・・)
帰りは、箕冠山までゆっくりコマクサ鑑賞しながら戻り、メイン縦走ルートを
夏沢峠経由で下ることを選択する。途中北八ヶ岳名物の縞枯れも見れるし、
みどり池や本沢温泉を眼下に下るのも気持ちが良いものである。
オーレン小屋の先で、一日中話題になっていた「銀嶺草」別名「ゆうれい草」に
出会うことができた。もの悲しげな用紙は、まさしく幽霊を思わせる。
桜平より、再び悪路を戻り、縄文の湯(400円)で山の汗を流し、無事下山を
感謝して今回の八ヶ岳南北ピストン山行の幕を閉じる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する