長野の休日その2 笠ヶ岳(志賀高原)・横手山 山頂に到着する休息日
- GPS
- 16:00
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 164m
- 下り
- 152m
コースタイム
天候 | 曇り 湿度は高い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笠峠駐車場 10台程度か、当日は私だけ。県道ができて、非常に登りやすくなった。 横手山 横手山ドライブイン駐車場 スカイレーター・リフト使用。頂上直下まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笠ヶ岳 山頂まで0.3km。登り30分程度で山頂に立てる。最初は階段が多い。頂上に直登するコースは荒れていて使用禁止。奥のほうに巻いてある道があるのでそれを使用する。岩登り・ロープ・鎖あり。 横手山 核心部は、この山は長野県と群馬県の境目にあるということ。リフトに乗って山頂付近に到着するとすぐ長野側の山頂表示が見える。そこで帰ってしまってはいけない。鳥居をくぐりしばらく歩くと群馬側の山頂と三角点がある。そちらのほうが2m高い。 |
その他周辺情報 | 戸隠そば博物館 見学はせず、人が多すぎで止めた。 倉下の湯(白馬村) 源泉かけ流し、ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉。体中がぬるぬるする。大人600円。 |
写真
感想
前日から長野に来ている。前日は、根子岳・四阿山に登った。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-697925.html
(長野の休日その1 根子岳・四阿山 感激のリハビリハイク)
そこそこハードあったので、次の日である今日は、休息日である。英気を養い、温泉に入り体の疲れを取り、次の日に予定している登山に備えるのだ。
とはいっても、遠征に来ているのだから少しは山を歩きたいのも人情、そこで志賀高原にある2山に行ってきた。
<笠ヶ岳>
笠ヶ岳と書くとほとんどの人は北アルプスを想像してしまうが、志賀高原に笠ヶ岳があるのである。志賀高原を形成した火山の溶岩円頂丘で、ほぼ溶岩でできている。志賀高原のシンボル的な存在で、様々なところから見ても目立つ。溶岩でできていることもあって植物が良く育っている。日本三百名山、新・花の百名山に選定されている。昔は、熊の湯から約4km歩いて登ることが普通であったのだが、県道ができそこから登ると、0.3km、30分で山頂に到着することができるようになってしまった。現在はこの短縮登山口(笠新道?)で登られることが多い。地図上は0.3kmだが階段、鎖、ロープが多くもっと歩いている印象を受ける。
実際歩いてみると、0.3kmの中でもお花畑ありアスレチックありと楽しめるコースである。眺望があればなおよい。登りでは夢中になって花を撮影しまくっていたのでコースタイムとほぼ同じか。山頂には三角点はあるが山頂名を書いてあるものは一つもない。大きい岩にケルンが積んである。その大きい岩に登ろうと思ったが、ランニングシューズだったのでやめた、登山靴なら登れただろう。
登山口には笠峠小屋があり昼間は営業をしている。私は早朝に行ったので営業していなかった。トイレもあるようだ。
<横手山>
横手山は、志賀高原の代表的な山の一つである。スキー場などで開発され、山頂までリフトがついている。長野県と群馬県の県境にあり、山頂標識も2か所にあるが最高地点は群馬側である。長野側の山頂標識のみを見て帰ってしまうと本当の意味でこの山に登ったことにはならない。様々なパンフレットに志賀高原最高峰と書かれているが、岩菅山の方が高い。山頂には横手山ヒュッテがあり宿泊したり、日本で一番標高が高いパン屋があったりする。日本三百名山に選定されている。
山頂はお花畑、そして人工物が多くどう見ても山頂とは思えない。そしてそこからしばらく歩き群馬側の山頂へ、こちらは静けさを感じることができた。
登山靴を履いている人、ストックを使っている人、リュックを背負っている人すらいなかった。ペットボトル片手、ショルダーバッグ、運動靴か革靴、カメラはほとんどの人が持っていた。
下山?後、ドライブインでかき揚げうどんを食べる。朝食だか昼食だかわからない時間だ。
朝から、2山で遊んでも10:00前に降りてきた。リュックサックも登山靴も使っていない。手ぶらに普段使いのランニングシューズである。ストックもいらなかった。
がっつり歩いた後すぐやめてしまうと逆に筋肉痛を起こしやすかったりする。昨日の疲れを取り、適度に楽しんで歩くことができた。
もし、この地域で1日がっつり歩きたいならこの2山に岩菅山(日本二百名山、往復3時間弱)か草津白根山(日本百名山、周遊で2時間半ほど)を加えるとよいであろう。ただ、志賀高原地域と草津地域は火山情報発令のため8:00〜17:00しか通過できないことを考えて行動すべきである。
そんなわけで、長野の旅の中で休息日だったはずなのだが、2つの山頂に立った。
その後、次の日の登山口に向けて車を走らせる。途中の道の駅で宿泊を予定している山荘に電話をかけて予約をする。すいているということで気分が上がる。
2時ごろ着いた白馬村で準備をする。アイゼンのためし履き、ザックカバーの購入(白馬村にモンベルがあるんですね)、行動食や飲料の購入、パッキングなどを行い、温泉につかり、次の日の駐車場を確認し、万難を排して就寝する。ああ、楽しみだ(もう帰ってきているけど・・・)
結局次の日以降はこうなりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-698303.html
(長野の休日その3 白馬岳 初めて尽くしのへっぽこアルピ二ズム)
コメント
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aideieiさん
笠ヶ岳良いですね
横手山、群馬県と長野県で標高が違うとは驚きです。
県力争い??
aideieiさんが長野を楽しんでいる様子が伝わってきました。
hamburg
渋描隊長、ご来訪ありがとうございます。
隊長は雲取山に登ったことがあると聞いていますが、あそこも山梨県の山頂表示のみ離れたところにありますよね。まさに、県力争いだと思います。県境にある山に登るときには注意しないといけないと改めて思いました。
笠ヶ岳も面白かったですよ。0.3kmはあくまでも地図上、0.3kmで約120m標高を上げるのですからそこそこの急登です。そして、花いっぱいです。小学生連れなどがいいのかなと思いました。
普通であればこの2山だけでは物足りないと思うのですが、前日の四阿山・根子岳、次の日からの白馬岳を考えるとちょうどよい運動量だったと思います。
こういう山のストックをいくつか持っておくと、長期遠征では便利だと思っています。
この笠と横手も、拙者は、ササッと行っています。
もちろん笠は新登山口?から。
拙者が訪れた時もうどん屋は閉まってたな、昼間でしたが。
短い割には面白い道でしたね。
横手は渋峠から林道をダラダラと上がりました。
観光客が多かったなぁ。
どちらかと言うと、その後の万座温泉に行くのが主でした。
笠も横手も300名山ですから侮れません
隊長
半袖隊長、コメントありがとうございます。
笠ヶ岳の道、私は勝手に「笠新道?」と呼びましたが、そう呼ぶ人は誰もいないでしょう・・・。「笠新道で登ってきた!」となるとあの道を想像してしまいますから・・・。
レポートにも書きましたが、たった0.3kmですが侮れないです。咲き誇る花、階段、ロープ・鎖。展望があったらなおよいのですが、この日はあまり見られませんでした。子連れ登山、岩場練習、楽しく登れました。
横手山は、私は長野側からからアプローチしましたが、隊長は群馬側からだったのですね。
両方とも、1960年代に開発が始まっており、その後1978年に日本三百名山が選定・公表されています。
深田久弥は、日本百名山の後書きに、開発されすぎて山霊の住処がなくなった山は採らないとし御在所岳を挙げていますが、三百名山ではあまりそのような考えもなく、気楽に登れる山も結構入っているなあと感じています。そういう山もストックしておくと便利なことが今回わかりました。
また、楽しい山行記録を読ませてください。
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