常念岳 〜紅葉チェック〜〔一ノ沢登山口ピストン〕
- GPS
- 12:34
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 12:32
日没時刻を意識して下りは他の方を抜きつつ急いで歩いています。
天候 | 晴れ|曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野IC - 4:45 安曇野IC - 5:20一ノ沢駐車場 途中、誤って三股登山口方向へ向かってしまい5分のロスタイム ■一ノ沢登山者用駐車場(無料) 50台駐車可能ですが、近場は前夜のうちに埋まっていたとのこと。 5:20到着時には当然満車で駐車場〜登山口の路上駐車も目立ちました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 整備されており危険個所・鎖場等はありません。 但し若干路肩が崩れかかっている個所はあります。 登山道の流水個所が数多くあるため、靴の防水性能は重要です。 |
その他周辺情報 | ■安曇野蝶ヶ岳温泉「ほりでーゆ」 常念岳三股登山口へのアプローチ沿いの大規模保養・宿泊施設。 10:00〜21:00(無休)単純弱放射能冷鉱泉 循環・貯湯方式なので温泉通には物足りないかも。 営業時間の短い中房温泉の代替として… |
写真
感想
長野の自宅からも遠望できる常念岳。
SWに北アルプスで一座は登りたいと考えていましたが、山小屋は超満員との情報。かと言って、幕営一式を担いで1000m以上をさっさと登る自信もなし。迷いはしたものの、初心を振り切れず常念岳へ向かいました。
日の出時刻の到着では予想通り駐車場も路肩もほぼ満車。駐車場前の路肩にどうにかスペースを確保し、徒歩20分弱の登山口へ向かいます。
登山相談所でトイレを済まし、登山届の提出を呼びかけているオジサンに届を手渡しして出発。
一ノ沢沿いの道は涼しく常に水音が聞こえ気持ちの良いトレイルで、支沢を何回も渡りつつ緩やかに登っていきます。
但し、登山道を沢水が流れている個所も多いので防水性の高い靴でないと厳しいでしょう。
標高2000mを超えた辺りから登山道の周囲の木々が色づき始めており、常念乗越付近では見事な黄葉・紅葉を楽しむことができました。
常念乗越到着は計画より45分遅れの11時。間近に見える槍ヶ岳をおかずにおにぎりを頬張りつつ、アタックザックを準備して山頂へ出発。
他の方の記録にもあるとおり、なかなか山頂には辿り着けません(「なんちゃってピーク?」が2つほど)。そんな中、ガスのお蔭か、ライチョウの一群が登山道脇のハイマツ帯に姿を見せてくれました。お腹側は白の冬毛に生え変わった成鳥が直ぐ近くまで寄って来てポーズをとってくれ、疲れた心身を癒してくれました。
山頂周辺のガスは一時的に消えたものの、穂高・槍などの頂上部はなかなか雲が取れません。残りのおにぎりを食しつつ、山座同定・写真撮影。
後ろ髪を引かれる思いで山頂を後にして再び常念小屋へ。
時間も大幅に遅れているため小屋泊まりも考えましたが、「一畳二人」の張り紙に躊躇。日没時刻やヘッドランプのチェックを行い、登山道下部には歩きにくい個所も少ないことを勘案して下山することとしました。
この時間から下りる人はいないだろう(後続者はいない)という不安感の中、写真も通過記録用の最低限の撮影に絞って急ぎ足で下山。
途中、エボシ沢出合付近で休憩している2グループを追い抜いて若干心に余裕ができました(ティータイムをされていたようでヘッデン使用は覚悟されていたのでしょう)。
東斜面の樹林帯では足元が若干暗くなりましたが、点灯の必要なく無事下山。とは言っても、実力(体力)相応の安全な山行をすべきだったと反省した次第です。
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