立岩-艫岩_周遊

2015年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,608m
• 下り: 1,608m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:28
• 合計: 8:05

6:27 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
6:33 6:33 立岩直登分岐
7:08 7:12 テーブルと見間違えるベンチ
7:25 7:27 立岩のコル
7:39 7:44 東立岩
8:00 8:00 立岩のコル
8:21 8:34 立岩
9:10 9:10 荒船山分岐
9:54 9:54 立岩入口
10:28 10:30 荒船山
11:01 11:32 荒船山避難小屋
12:10 12:12 星尾峠
12:52 12:54 左岸コース分岐
13:01 13:02 イモリの滝（蠑螈の滝）
13:17 13:21 あずまや
13:33 13:34 威怒牟畿不動星尾峠分岐
13:38 13:57 威怒牟畿不動滝
14:02 14:02 威怒牟畿不動星尾峠分岐
14:25 14:25 立岩直登分岐
14:30 14:32 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
14:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は7-8台は停めれそうでした。この日は6:25で3台でしたが、途中であった地元の方によると駐車場はいっぱいで停めれず、線ヶ滝のところの路肩に停めたとのことで紅葉の季節は訪れる方が多いようです。

コース状況／危険箇所等

駐車場-立岩-荒船山分岐（威怒牟幾不動下降点）、威怒牟幾不動-駐車場、経塚山-艫岩-星尾峠
踏み跡がはっきりして分かりやすい道でした。ただし、立岩上部は鎖場があります。

立岩のコル-東立岩
踏み跡は薄いです。リボンは途中1箇所ありました。東立岩に向かって、右側が高くなっていて、途中からそこがルートとなっていました。ルートのさらに右側は切り立っていますので注意が必要です。

荒船山分岐（威怒牟幾不動下降点）からの西側のまき道
分岐からまっすぐ進むと岩が立ちはだかっています。それを左側からまいて西南に伸びる尾根から斜めに上って主脈の尾根に出る感じでした。
もうちょっと具体的に書くと、分岐をまっすぐ上って行き、岩の少し手前辺りの道の右側の木に赤いリボンがあり、そこから、左側にまき道の踏み跡があって進みます。しばらく進むと西南の尾根に右側の高いコルと左側の進みやすい低いコルが見えてきます。ここは右側の高いコルに行きます。低いコルからも尾根沿いに高いコルの方へも簡単に行けますが踏み跡ははっきりしていません。高いコルからは尾根沿いに勧めないような感じでしたが、尾根の高い方に向かって左側に踏み跡があり、そこを登ってゆくと主脈の尾根に出ました。
特に西南尾根に出た辺りが迷いやすいかと思います、途中で話した方は迷ったけどリボンを見つけてすぐに分かったとおっしゃてたので、目印を注意深く見ていると問題ないのかもしれません。
その後も、途中、やや踏み跡の少ない感じで経塚山まで続きます。

星尾峠-威怒牟幾不動下の分岐
星尾峠から下ると踏み跡がぐっと薄くなります。左岸コース分岐までは基本的には谷の底辺りを進みます。ここが道だったんだなーと言う感じのところを通り、時折、崩壊場所で分かり難くなるような印象でした。分かり難くなるようなところや沢を渡るところではリボンか石を積み上げたケルンがよい目印なります。
左岸コースは迷った方がいたようでしたので心配でしたが、割と踏み跡が分かりやすく、星尾峠-左岸コース分岐点までより難易度は低いように感じました。

写真

10/24 6:24

駐車場です。奥に登山ポストがあります。

10/24 6:25

車の後ろにやさしげな表情の仏像がありました。本日の安全をお祈りします。

10/24 6:26

スタートは手前の橋を左に渡り、つづいて分岐の後、向こう側の端を右に渡ります。

10/24 6:34

立岩直登の分岐。中級とのことです。

10/24 6:39

最初は針葉樹の中を進みます。

10/24 7:13

やがて、広葉樹の中を進みます。左手には大きな岩の存在を感じます。

10/24 7:17

ベンチを過ぎると、がれた急斜面になります。石が落ちやすいので注意です。

10/24 7:21

どこが鎖場かなーと思っていると、この右の岩の上でした。

10/24 7:22

鎖場登場！
思ったより急登でした。少し緊張。鎖をがっちり握って、慎重に登ります。

10/24 7:28

鎖場から、ほんのわずかでコルに到着。
ルートじゃないよ印の枝をまたいで、東立岩を目指します。
最初は分かりやすいですが、落ち葉で踏み跡が薄くなりました。

10/24 7:45

少し、緊張しながらも東立岩に到着。プレートには東だけしか残っていません。

10/24 7:44

頂上はこんな感じ、眺望もあります。

10/24 7:41

西立岩と兜岩山方面。手前の木々がじゃまかな。

10/24 7:41

場所を変えてもう一枚。今度は右に経塚山が見えています。

10/24 7:41

経塚山から毛無山。

10/24 7:42

南西方向には八ヶ岳が見えていました。

10/24 7:49

帰りは余裕が出て、紅葉を見ながら戻ります。左は絶壁なので要注意です。

10/24 7:58

帰りに、ちょっとしたピークに立ち寄り、西立岩を眺めます。すごい絶壁。

10/24 8:03

コルに戻り、西立岩を目指します。ベンチも枯葉と一体化。

10/24 8:10

西立岩が近づいてきました。

10/24 8:13

大きな岩にぶつかり、

10/24 8:18

左の鎖場を1段登り、

10/24 8:19

さらにもう一段登ると

10/24 8:20

視界が開けました。向こう側の低いのが東立岩です。

10/24 8:22

ベンチを過ぎ、少し進むとベンチが見えてきました。

10/24 8:22

西立岩頂上到着。

10/24 8:34

経塚山。

10/24 8:34

経塚山から東。

10/24 8:37

経塚山から西。立岩の影も写っています。

10/24 8:38

少し下ったところにもベンチがあり東が開けています。東立岩、右側の淵を歩く感じでした。左は大屋山、両神山は光の中にあるようです。

10/24 8:38

毛無岩方面。

10/24 8:39

ガスっぽくて明瞭ではありませんが、右の手前のぴょこんとしているのが碧岩、右奥の一番高いのが御座山です。

10/24 8:49

下って進むと、岩山がそびえています。ここを登るの？と思ったら、左からまき道がありました。地図にはジャンダルムとあります。

10/24 8:56

右も左も切り立っている鎖場。2本の鎖がぶら下がっています。

10/24 8:56

斜度は怖いほどではありません。足場もしっかりしているので確実に登ってゆきます。

10/24 8:58

上がると、左右が切り立った尾根を進みます。鎖のロープがあるので安心です。

10/24 9:10

もう、怖いところは無いだろうと紅葉を楽しみながら進みます。

10/24 9:10

見上げるといい感じ。

10/24 9:11

威怒牟幾不動への分岐（荒船山分岐）。GPSの地図では不動方面へ少し行ったところからだったので確かめに行きましたが、分岐が不明瞭なので戻ってきました。ここは奥へまっすぐ登ります。
ここからは踏み跡が薄くなります。

10/24 9:17

大きな岩が見えたところで、右から2番目の木にピンクのリボンがあり左にやや上ってゆく感じ。
ここら辺りから迷いやすい場所になります。

10/24 9:21

左にやや上るかレベルで進んでゆくと、南西にのびる尾根にコルが2つ見えてきます。左に行きやすそうな低いコル、右に少し登ったところにあるコル。たぶん画像の真ん中下辺り。正解は右側のコル。私は行きやすい左側へ行ってしまいました。左側のコルからは尾根の高い方へ直登して右側のコルへ出ます。右側のコルからの直登は岩があり、難しそう。北側（高い方を向いて左側）に踏み跡がありそちらへ進みました。

10/24 9:38

しばらく行くと尾根道に出ました。

10/24 9:56

ここは立岩分岐。標識だけ見るとここが立岩のようですね。

10/24 9:56

分岐の手前で立岩のほうへ向かう方に出会いました。毛無山へ向かうところがこちらへ来てしまったとのこと。分岐でお見送りです。お気をつけて！

10/24 10:16

経塚山とまき道の分岐。標識は何もありません。

10/24 10:28

経塚山到着。

10/24 10:29

経塚山（荒船山）は200名山、群馬100名山、信州100名山、関東100名山なのに、それらしい標識はありません。

10/24 10:29

三角点の横の杭に200名山とありました。三角点としては2等でなかなかのものです。

10/24 10:31

眺望は西のほうに少し。良く見ると遠くまで見えてます。

10/24 10:38

少し下ると分岐があり、艫岩へ向かいます。

10/24 10:48

平たい道を進みます。

10/24 10:49

時々、上を向いて紅葉を楽しみます。

10/24 10:58

雲もいい感じ。

10/24 11:03

避難小屋に到着。この先が艫岩の展望台です。

10/24 11:06

左に絶壁が、向こうの山は八ヶ岳（蓼科山）辺りでしょうか？

10/24 11:07

怖いので近づけませんが、下の方はいい感じに紅葉しています。

10/24 11:28

浅間山からの噴煙も見えていました。

10/24 11:28

山名指示盤の下にかろうじて荒船山の文字が見えます。

10/24 11:29

指示盤の反対側はこんな感じ、草が生えている先はなにもありません。

10/24 11:51

紅葉の中を平らな道を戻ります。

10/24 11:55

経塚山下の分岐から今度は右側は星尾の方へ下ります。

10/24 12:06

すぐに、まき道との分岐。星尾峠へ向かいます。

10/24 12:07

ここら辺りの紅葉も良かったです。

10/24 12:08

10/24 12:10

10/24 12:12

星尾峠到着。右手前から来て、左手前へ進みます。

10/24 12:13

経塚山が紅葉の向こうに見えます。

10/24 12:14

立岩も見えていました。

10/24 12:14

星尾峠からすぐ見えるところからロープのある急斜面を降ります。

10/24 12:33

途中には飲めそうな水場もありました。

10/24 12:38

強い風が吹いて、落ち葉が降り注ぎます。見えないかなー。

10/24 12:41

左岸コース分岐近くまでは、ほとんど谷の底近くを進みますが、道が不明瞭なところが多いです。いろいろなリボンと石を積んだケルンが、道しるべとなっていました。

10/24 12:44

かけられた鍋、通過。

10/24 12:53

左岸コース分岐到着。

10/24 12:53

線ヶ滝方面へ下り、左岸コースを進みます。

10/24 13:03

踏み跡を辿り、ほどなくしてイモリ滝到着。

10/24 13:15

この橋を渡って、右上に少し上って進むとあずま屋がありました。

10/24 13:35

威怒牟幾不動への分岐に来ました。

10/24 13:45

威怒牟幾不動到着。

10/24 13:45

上の方から水が落ちてきてます。

10/24 13:45

威怒牟幾不動様はこちら。周りの建物は壊れています。

10/24 13:47

横から見たところ。

10/24 13:49

威怒牟幾不動様。本日の無事に感謝です。

10/24 13:48

滝の水は向こう側へ落ちています。

10/24 13:50

滝の上方を見上げます。

10/24 13:51

実際はもっと、きらきらしてきれいでしたが、雰囲気が出ず、残念。

10/24 15:04

駐車場に戻って、少し下にある線ヶ滝を見に行きます。
これは道から少し下がったところから。

10/24 14:53

さらに、螺旋階段で滝つぼまで下りれます。

10/24 14:52

滝つぼからです。

10/24 15:23

帰りに少し下ったところにある山と高原地図にある“立岩の眺めが良い”の場所に寄りました。朝は雲がかかって見えなかったけど帰りはくっきりと姿を見せてくれました。

撮影機器：

D600 ニコン

感想

ma214

関東100名山のリストを見ていて“立岩”があり、ヤマレコで調べると、荒船山も行ける周遊コースが組めることが分かりました。
立岩-艫岩-左岸コースを組むと、前半で鎖場、後半でルートファインディングを楽しめそうです。時期は雪が消えた頃か紅葉の時期がで、今回、紅葉の時期になり天気も良さそうなので行ってきました。
最初の鎖場がちょっと急だったので少し緊張しましたし、東立岩への道ももっと分かりやすいと思っていたのですが、落ち葉のせいか明瞭ではなく、絶壁の際を通る感じでしたので、やはり、緊張しました。立岩の上部を過ぎると、艫岩で必要以上に覗き込まなければ、緊張する場面はありません。
私にとってルートファインディングは緊張よりも楽しく思えるイベントです。
最初は左岸コースだけと思っていたのですが、東立岩へのルート、荒船山分岐（威怒牟幾不動下降点）からのまき道、星の峠-左岸コース分岐と盛りだくさんでした。程よい分かり難さでとても楽しむことができました。まあ、GPSのお守りを持っているからでしょうが。
紅葉も良かったと思ったのですが、地元の方がもっと赤くなるのでは？と言っていたのでこれからのほうが良いのかもしれません。