玄倉林道から蛭ヶ岳日帰り
- GPS
- 11:32
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,719m
- 下り
- 2,714m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 11:30
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
玄倉林道ゲート前駐車場から、熊木沢出合いまでは、林道歩き、特に問題は無いが、トンネル内は照明が無いのでヘッドライトが必須。なお、自分は夜明け前の真っ暗な中を歩いたのでいずれにしろヘッドライトを使った。 熊木沢出合いで、箒杉沢の橋を渡る。この橋はたもと部分が壊れており、橋の途中に脚立梯子で登り、渡るようになっている。その先少しで、尾根へ取り付くが取り付き口に小さな目印があるので見落とさないように。 尾根に取り付くと、弁当沢ノ頭を目指して登るが、急登のひどく荒れた道で、テープのマーキングを頼りに歩く。弁当沢ノ頭付近は平坦で広い尾根になり、道が不明瞭。注意深く歩く。 弁当沢ノ頭から一旦少し下り、今度は棚沢ノ頭を目指して登って行く。バリルートのような判りずらい道で、傾斜もかなりある。 棚沢ノ頭に到着すると、稜線の気持ちの良い道になる。稜線から蛭ヶ岳、臼ヶ岳、檜洞丸などの眺望が良い。 棚沢ノ頭から鬼ヶ岩ノ頭へは快適な道だが、そこからは鎖のある岩場を急激に下るので、足元に注意が必要。鎖場を下りて一倍低い所が中ノ沢乗越で、ここから蛭ヶ岳山頂へは標高差約140mとなる。ここの登りは木の階段などもあり、よく整備されていて歩き易いのだが、野バラの枝がルート上に張り出しているところでは、この棘に手などを引掻かれて痛い。山頂は広場になっていて、晴れていれば眺望は良いことだろう。この日は周辺の山々が見える程度で、富士山など遠くまでは見えなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
山仲間に誘われ、蛭ヶ岳に登ったが、仲間の計画は22日にユーシンロッジ泊、翌朝6時にユーシンロッジを出発して蛭ヶ岳に登るというものだった。
私は21日に奥秩父の和名倉山登っているので、22日は家で休んで、23日朝に家を出て、玄倉林道ゲート前駐車場に駐車して、ユーシンロッジで仲間に合流して日帰りにした。しかし、ユーシンロッジ6時出発なので、家を出るのは未明の2時20分であった。4時過ぎに駐車場に到着直前に、いきなりタヌキが車の前を横切る。駐車している車は自分の車以外に2台のみ。
あたりはこの時間当然ながら、真っ暗だ。こんなくらい山の中をこれから一人で歩くと考えると、いささか不安になるが、準備を整えて、4時20分真っ暗闇の中を出発。
クマなどに出会うといけないので、声を出しながら歩く。すごくバカっぽい感じだ。
歩いて行くと、前方のトンネルの上辺りで何か音がして、そちらを見ると光の点が四つくらい。たぶんシカだろう。トンネルの中は真っ暗だが、もともと外も真っ暗なので、かえってシカだとか、クマだとかはいそうもない分、安心感がある。
他にも、沢の方で獣が薮の中を逃げていく気配がしたりと、夜の林道歩きはちょっとスリルがあるな〜と思った。
ユーシンロッジに着くと、仲間が支度をしていた。朝ごはんを作っていたので、それをご馳走になった。一人暗闇の中を歩いてきた者にとっては、温かい食べ物はありがたい。
ユーシンロッジから、さらに林道を歩き熊木沢出合いからいよいよ山道になる。ここから棚沢ノ頭までは、急な登りとテープのマークを頼って進む不明瞭な道、かなりバリルートっぽい感じである。しかし、この区間を乗り切れば、稜線に出て解放感のある気持ちの良い道になる。
鬼ヶ岩ノ頭からみる蛭ヶ岳の山容は素晴らしいと思った。
玄倉林道ゲート前駐車場から蛭ヶ岳への日帰りピストンは、けっこう距離があるが、トンネルあり、急登あり、岩場ありのバリエーションに富んだけっこう楽しめるルートだと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する