登り納め第二弾 高尾山口→藤野 朝の光とシモバシラを愛でる
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,198m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲荷山登山口〜陣馬山:目立った泥濘はなく、歩きやすかったです。水たまりが凍っているところがありましたが、歩行に際し特に支障はありませんでした。 景信山山頂直下(陣馬方面)と、陣馬山山頂直下(高尾方面)で、シモバシラの氷花が見られました。 奈良子尾根:登り返しは少なく下り基調の道です。下るにつれて落ち葉が積もり道が見えにくくなります(杉林の辺りを除く)。下には石が隠れています。 唐突にガードレールが現れ幅の狭い階段を下ると、林道と出合います。少し離れた所に藤野駅方面の道標が立っていますので、そこから再び山道に復帰します。 再び林道に出合うと山道終了です。きれいに掃除されたトイレがあり(男女別、ペーパー無し)、姫谷温泉のすぐ隣に出ました。 以降は藤野駅まで単調な舗装路歩きが続きます。 |
写真
感想
前回の雲取山ピストンで山納め…と決めていたが、年末の仕事でちょっと体力の余裕ができたため、出かけることにした。
高尾山の方でシモバシラの氷花を眺めてみたいと思い、まだ暗いうちに高尾山口へ到着。夜が明けてくるところで、ヘッドライトは使用せず歩き始めた。
稲荷山展望台が近づいてくる辺りで、突如として鮮やかな橙色の光が差し込み、風景をあかるく染めた。日の出の太陽が眩しい。木の間から漏れる光が、登山道の上をまだらに彩る。ふと目を遣ると、一枚の枯葉にスポットライトが当たっていた。湾曲して土の上に覆いかぶさる格好が、あたかもドーム型テントのように、神々しく赤く燃えている。その姿を目の当たりにして、自分の持っているプロモンテのテントの赤い色のことを、少し好きに思えるようになった。
さて、富士山は終日よく見えていた。巻き道の方がシモバシラに出会える確率が高そうだが、富士の絶景に誘われて、進んでピークを踏んでゆく。城山、小仏峠、と進み、景信山で靴ひもを締め直す。陣馬方面へ下り始めると、カメラを手にシャッターを切る方がいる。氷の花を間近で楽しみ、順調に先を急ぐ。
陣馬直下で再び氷の花を見つけ、まずは昼食とする。
下りはまだ歩いていない奈良子尾根に決め、先ほど通り過ぎた氷の花をしばし愛でる。落ち葉の多い尾根を淡々と下り、舗装路に飽きるころ駅に到着した。
これで年内の休日は終了。新年の山始めは、その気になったときに出掛けたい。足の具合が復調傾向にあるようなので、少しずつザックの重さも戻していきたい所だが、焦らずゆっくりと進めようと思う。
来年もよい山歩き、そして素敵な出会いがありますように。
皆様もよいお年をお迎えください。
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