大山で初日の出+初富士山
- GPS
- 03:33
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 621m
- 下り
- 500m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSがなぜかバス停から入らなかった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
初めて元旦の大山に向かう。元旦の2時ごろ自宅を出て伊勢原駅に3時半前ーすでに大勢の初詣客がバス停に並んでいる。3台目でようやく乗り込み、大山ケーブルバス停に到着、ヘッデンとGPSを装着して進む。ヘッデンは下社までは明かりが設置してあって必要なかった。気温は元旦にしては高く、氷点下ではない。元旦なので大勢のハイカーが初詣と初日の出を見るために歩いている。様々なお店が開き、お土産や暖かい食べ物を売っている。ケーブル駅を過ぎ、女坂を大山寺に向かって急な階段を上る。女坂ってこんなにきつかったかな――??男坂を登った記憶はあるが女坂も結構きつい。寝不足ゆえ、足が思うように進まない。大山寺に立ち寄り、護摩祈祷を聞きながら、下社に向かう。下社前、お偽がいくつも開いており高校と電気で照らされている。休憩中の参拝客も多い。トイレに向かう人、下社の階段に向かう人がすれ違う。すぐに階段を登って下社に出る。下社前には大きな注連縄の輪のようなオブジェがあり、それをくぐって下社に参拝。護摩を炊いている人、朱印長をもっていく人、休憩する人、海の方の街の灯りを眺める人、様々だ。さてどうする?
少し休憩して山頂到着予定時間を調整するつもりだったが、今日は体が思うように動かない。早めに山頂に向かうのがよさそうだ。今は5時少し前。大山の神水を飲み、胎内くぐりのようなトンネルのさざれ石や和合神像などを撮影しながら外に出て山頂コースに向かう。最初の階段、今日はやたらきつく感じる。これはやばいーー。今日の調子ではあまり頑張りすぎると足に来てしまいそう。まだ初日の出まで二時間近くあるので、ゆっくり進む。いつもだとかなりハイペースで登った記憶があるが、今日は無理そう。前の人の後を日市で登るが、子供や若い人が多く抜かれていく。我慢の登りーー。6時前、バス停から2時間近く登ってやっと蓑毛分岐、まだまだ先が長い。6時を過ぎ、夜明が近くなり、明るくなる。展望地に出ると、東京碗、三浦半島、相模湾?相模川?などが光って見える。後山頂まで10分、最後のひと踏ん張りーー。6時34分、なんとか山頂手前の阿夫利神社前の人だかりに出た。ものすごい初日の出見物ハイカーの数、これ以上は先に勧めそうもないので、なんとか高いところの空きスペースを探し、そこで荷物を置いてサンドウィッチを宝張り、防寒具を着て日の出を待つ。次第に雲の合間から光り輝く部分が増えていく、今日は雲が下層に厚く、少し時間がかかりそう。46分、10分以上過ぎたところでいよいよ輝きが増してもうすぐか?48分、もう出そうだ−―ー50分―出たー!!雲の最上部で雲の下と上の切れ間から出てきたのだ―。歓声ーー出たぞー、シャッター音ーー太陽が少しづつ大きくなり、しかしまだ雲が中心に少しかかっている−―51分、まだ全部出ていない――52分、全体が出ているがまだ中心に細い雲が――まぶしい、もうこれで全部出たとしてよいだろう――人々が下山を始め動き出す。私はさらに山頂に向かって人混みを描き分けて少しづつ進むーー。山頂から下山する人が多く、なかなか進めない。なんとか山頂の裏側に出て、樹木越しに太陽を写し、さらに進んでまだ見物人が大勢いる場所に出た。最後の太陽を写す。まぶしい。6時57分だ。次に山頂付近に出て、富士山の見える場所を探す。見えた。最初は樹木越し―次に少し移動して樹木の少ない場所を探す。7時8分、富士山全体が邪魔ものなしに良く見える場所を発見ーすでに数名の撮影者ーー前に出て撮影を続ける。来てよかったー最高の日の出、再興の藤さんだ――気分が高揚するーー。
7時17分、渋滞の下山者の中、少しづつ追い抜いてヤビツ峠分岐に出る。渋滞の列をよそに、人気の少ないヤビツ峠に向かう。1分ほど下ると数人が富士山を見ている。こここそ最高のポイント、表尾根−三ノ塔の背後に巨大な富士山ーーしばし立ち止まって撮影、富士山を心行くまで眺めるーー。何組か登ってくる。下山者も時折通過。バスの時間のためか走って下る人が多い。2分ほど撮影し、さらにパノラマで撮る。三ノ塔の左肩から奥に南アルプスが見えるーーおそらく北岳から農鳥岳の稜線だろうーー。ここで3〜4分過ごしてから下山にかかる。この先、ヤビツ峠から表尾根に登り返すか?三ノ塔までか、さらに先まで行くか?あるいはヤビツで良しとするか?本来は少なくとも三ノ塔―調子が良ければ塔まで行くつもりだが、今日の調子じゃ無理だーー。右側の樹間から丹沢三峰が姿を見せた。表尾根はもちろん、塔ヶ岳から丹沢山の稜線も樹間から覗ける。さらにその西奥に富士山ーーこれらの山々を眺めながら下山を急ぐ。丹沢三峰から数分後、正面左に箱根の山々が見えてくる。おそらく金時、明神、台ヶ岳だろうか?さらに下って三ノ塔、富士山を見ながら一気にヤビツ峠まで下る。8時過ぎだ。バスを見ると8時36分発、どうする?トイレに入り考える。足はすでにかなり張っている。ゆっくり歩けば三ノ塔まで行けそうだが、下り2時間半、ここからだと4時間半で大倉だ。今日はこれ以上無理すべきでないと思い、ここで撤退を決断。明後日鎌倉の七福神と天園コースハイキングを予定しているので、今日はここで終了、お餅を食べに帰宅することにした。初日の出と富士山、感動十分。欲張ることなしーー。
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