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記録ID: 820185 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走八ヶ岳・蓼科

硫黄岳 冬八ッデビュー戦は晴天を味方に付けながらもほろにがデビューとなりました(T_T)

日程 2016年02月28日(日) [日帰り]
メンバー syousan
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
やまびこ村の駐車場に駐車
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.6〜0.7(とても速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち61%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
8時間57分
休憩
1時間45分
合計
10時間42分
S赤岳山荘05:3405:39やまのこ村05:44美濃戸山荘05:4506:27堰堤広場06:2807:10赤岳鉱泉07:3107:37大同心沢(大同心ルンゼ)分岐08:54大同心09:0009:31小同心09:4710:42大同心10:4711:42大同心沢(大同心ルンゼ)分岐11:4811:50ジョウゴ沢11:5113:07赤岩の頭13:0813:34硫黄岳13:3813:52赤岩の頭13:5514:20ジョウゴ沢14:2214:26大同心沢(大同心ルンゼ)分岐14:33赤岳鉱泉15:1015:40堰堤広場15:4116:12美濃戸山荘16:16赤岳山荘G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール ヘルメット

写真

準備に少し手間取り15分ほど遅れてのスタート
2016年02月28日 05:34撮影 by SH-01F, SHARP
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準備に少し手間取り15分ほど遅れてのスタート
いい感じのお空です
これは期待できます!
2016年02月28日 05:58撮影 by SH-01F, SHARP
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いい感じのお空です
これは期待できます!
林道もところどころスケートリンクになってます
2016年02月28日 06:04撮影 by SH-01F, SHARP
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林道もところどころスケートリンクになってます
沢はこんな感じ
2016年02月28日 06:12撮影 by SH-01F, SHARP
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沢はこんな感じ
石提もしっかり凍り付いてます
2016年02月28日 06:29撮影 by SH-01F, SHARP
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石提もしっかり凍り付いてます
この流れもきっと何日か前は凍っていたのでしょうね〜
2016年02月28日 06:36撮影 by NEX-C3, SONY
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この流れもきっと何日か前は凍っていたのでしょうね〜
沢底の色が赤みを増してきました
2016年02月28日 06:43撮影 by NEX-C3, SONY
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沢底の色が赤みを増してきました
あれが大同心かな?・・・とこの時は楽観的に見上げていました
2016年02月28日 06:53撮影 by NEX-C3, SONY
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あれが大同心かな?・・・とこの時は楽観的に見上げていました
日も上がり始めて峰々を照らし始めます
2016年02月28日 07:05撮影 by NEX-C3, SONY
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日も上がり始めて峰々を照らし始めます
赤岳鉱泉に着きました
まずはアイスキャンディー
2016年02月28日 07:12撮影 by SH-01F, SHARP
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赤岳鉱泉に着きました
まずはアイスキャンディー
皆さん準備中といった感じですね
2016年02月28日 07:10撮影 by NEX-C3, SONY
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皆さん準備中といった感じですね
1
小屋前にでます
2016年02月28日 07:26撮影 by NEX-C3, SONY
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小屋前にでます
赤岳かな?
2016年02月28日 07:22撮影 by NEX-C3, SONY
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赤岳かな?
1
トレースがあるとついつい信じてしまう私
2016年02月28日 08:04撮影 by NEX-C3, SONY
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トレースがあるとついつい信じてしまう私
けっこうな直登が続きますが高度は一気に稼げます
2016年02月28日 08:21撮影 by NEX-C3, SONY
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けっこうな直登が続きますが高度は一気に稼げます
大同心が近づいてきました
2016年02月28日 08:26撮影 by NEX-C3, SONY
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大同心が近づいてきました
1
小さな霧氷ですが見れて満足
2016年02月28日 08:28撮影 by NEX-C3, SONY
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小さな霧氷ですが見れて満足
1
好奇心に火が付きここまで来てしまった
2016年02月28日 08:30撮影 by NEX-C3, SONY
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好奇心に火が付きここまで来てしまった
1
しかし険しい・・・
2016年02月28日 08:36撮影 by NEX-C3, SONY
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しかし険しい・・・
小同心
クライマーの方が登ってみえます
どう考えても場違いのところに入り込んでしまったようです
2016年02月28日 08:36撮影 by NEX-C3, SONY
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小同心
クライマーの方が登ってみえます
どう考えても場違いのところに入り込んでしまったようです
1
偶然飛行機が写ってたり
2016年02月28日 08:37撮影 by NEX-C3, SONY
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偶然飛行機が写ってたり
トレースをたどり大同心の懐に入り小同心へとトラバースします
しかしこの先見た目以上の恐怖が待ち受けていました
2016年02月28日 08:47撮影 by NEX-C3, SONY
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トレースをたどり大同心の懐に入り小同心へとトラバースします
しかしこの先見た目以上の恐怖が待ち受けていました
滑落の危険に怯えながらもなんとか小同心の直下まで来ました
ですがこれ以上進めないことを目の当たりにした瞬間でもありました
ここにはクライマーの方が1人残っており少しお話をしたところ
小同心を直登して稜線に出られるそうです
2016年02月28日 08:47撮影 by NEX-C3, SONY
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滑落の危険に怯えながらもなんとか小同心の直下まで来ました
ですがこれ以上進めないことを目の当たりにした瞬間でもありました
ここにはクライマーの方が1人残っており少しお話をしたところ
小同心を直登して稜線に出られるそうです
2
とりあえず写真は撮りながらも
この先どうするか・・・
2016年02月28日 09:30撮影 by NEX-C3, SONY
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とりあえず写真は撮りながらも
この先どうするか・・・
2
これより先岩場の巻くには不可能
2016年02月28日 09:30撮影 by NEX-C3, SONY
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これより先岩場の巻くには不可能
大同心と小同心の間を越える方法もなくはないですが、明らかに無謀
2016年02月28日 09:37撮影 by NEX-C3, SONY
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大同心と小同心の間を越える方法もなくはないですが、明らかに無謀
3
取るべき道は来たルートを戻るしかありません

2016年02月28日 09:38撮影 by NEX-C3, SONY
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取るべき道は来たルートを戻るしかありません

決死の覚悟でトラバースします
昨夜降ったと思われる雪で足場はフカフカでかなり苦戦しましたが何とか大同心の直下まで戻りました
2016年02月28日 10:33撮影 by NEX-C3, SONY
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決死の覚悟でトラバースします
昨夜降ったと思われる雪で足場はフカフカでかなり苦戦しましたが何とか大同心の直下まで戻りました
1
クライマーさん、小同心のトップまで上がられましたね
2016年02月28日 10:44撮影 by NEX-C3, SONY
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クライマーさん、小同心のトップまで上がられましたね
2
大同心沢まで降りてきました
2016年02月28日 11:39撮影 by NEX-C3, SONY
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大同心沢まで降りてきました
そのまま大同心沢を下ってゆくと硫黄岳への分岐に出ます
12時前・・・時間はまだある
天気の崩れる気配もなし
赤岳鉱泉の戻りを15時とすれば行けるね、硫黄岳!
2016年02月28日 11:42撮影 by NEX-C3, SONY
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そのまま大同心沢を下ってゆくと硫黄岳への分岐に出ます
12時前・・・時間はまだある
天気の崩れる気配もなし
赤岳鉱泉の戻りを15時とすれば行けるね、硫黄岳!
よくもあんなとこ行ったもんだ
2016年02月28日 12:48撮影 by NEX-C3, SONY
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よくもあんなとこ行ったもんだ
2
稜線も見えてきた
2016年02月28日 12:55撮影 by NEX-C3, SONY
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稜線も見えてきた
やっと稜線にでたゾ
予定より4時間遅れの( ;∀;)
2016年02月28日 13:06撮影 by NEX-C3, SONY
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やっと稜線にでたゾ
予定より4時間遅れの( ;∀;)
風強い
2016年02月28日 13:06撮影 by NEX-C3, SONY
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風強い
1
足もスタミナもかなり堪えてたけど
2016年02月28日 13:27撮影 by NEX-C3, SONY
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足もスタミナもかなり堪えてたけど
1
意地で登り返した
2016年02月28日 13:29撮影 by NEX-C3, SONY
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意地で登り返した
1
看板もすごいことになってる
2016年02月28日 13:30撮影 by NEX-C3, SONY
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看板もすごいことになってる
1
火口壁も圧巻です
2016年02月28日 13:30撮影 by NEX-C3, SONY
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火口壁も圧巻です
2
これが八ヶ岳かぁ
2016年02月28日 13:31撮影 by NEX-C3, SONY
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これが八ヶ岳かぁ
今日は惜しいことしたなぁ
2016年02月28日 13:31撮影 by NEX-C3, SONY
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今日は惜しいことしたなぁ
1
硫黄岳の山名板、1個省けばだんご三兄弟ですね(笑)
2016年02月28日 13:36撮影 by NEX-C3, SONY
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硫黄岳の山名板、1個省けばだんご三兄弟ですね(笑)
1
誰もいないのでセルフで
2016年02月28日 13:38撮影 by NEX-C3, SONY
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誰もいないのでセルフで
4
めったにしない自撮り
2016年02月28日 13:37撮影 by SH-01F, SHARP
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めったにしない自撮り
2
天狗も行ってみたいね
2016年02月28日 13:40撮影 by NEX-C3, SONY
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天狗も行ってみたいね
奥のほうは金峰山かな?
2016年02月28日 13:40撮影 by NEX-C3, SONY
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奥のほうは金峰山かな?
ザ!八ヶ岳ブルー!!
2016年02月28日 13:45撮影 by NEX-C3, SONY
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ザ!八ヶ岳ブルー!!
赤岳鉱泉まで戻り遅い昼食にします
2016年02月28日 14:32撮影 by SH-01F, SHARP
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赤岳鉱泉まで戻り遅い昼食にします
今日は細々と・・・クリームリゾットの一品のみです
2016年02月28日 14:42撮影 by NEX-C3, SONY
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今日は細々と・・・クリームリゾットの一品のみです
名残惜しくも引き上げましょう
2016年02月28日 15:07撮影 by NEX-C3, SONY
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名残惜しくも引き上げましょう
また来年来るからね〜
2016年02月28日 15:09撮影 by NEX-C3, SONY
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また来年来るからね〜
1
アイスキャンディーも見納めです
2016年02月28日 15:09撮影 by NEX-C3, SONY
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アイスキャンディーも見納めです
美濃戸山荘に到着
2016年02月28日 16:09撮影 by NEX-C3, SONY
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美濃戸山荘に到着
自分の車でここまで来れないことは判っていたので、父親の四駆の軽トラを借りました。
2016年02月28日 16:18撮影 by SH-01F, SHARP
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自分の車でここまで来れないことは判っていたので、父親の四駆の軽トラを借りました。
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感想/記録

当初(1週間前)は天狗岳に登るつもりでいました。しかし同行者がいなかったことや週間予報が良くなかったため、早々と天狗はあきらめ岐阜百山の天狗山、土蔵岳あたりや、鎌ヶ峰(北アルプスの南端の山)が候補に上がりあとは2日前、前日と当日に近づくにつれ天気予報が良くなってきました。
八ヶ岳(赤岳)は元々冬季にチャレンジしてみたかった山で、好天なら赤岳行ってみようと思いそれが前日の話でした。
あわただしくレコを参考にコースを決め、計画としては美濃戸から赤岳鉱泉〜硫黄岳〜赤岳まで縦走し文三郎尾根を下り美濃戸へ戻る設定にしました。
当日、前夜の睡眠不足はあったものの順調に赤岳山荘に着く。
いつもながら準備にバタつきながら少し遅れてのスタート。赤岳鉱泉には予定より10分ほど遅れて着いた。ここで軽く食べて硫黄岳へと目指す。
初めての場所なので長靴を履いた小屋のスタッフさんに硫黄岳方面の入口(小屋の入口の正面)を訪ね教えていただいた。しかしこの入口で間違ったほうに入ってしまい、とはいえトレースが続いているため、多少の違和感があったが進んでしまった。
やがて沢沿い(大同心沢)に出会い硫黄岳への道が判らなくなった。
一旦沢を登ってみるもトレースはあるがなんか違う。ここでロガーで位置を確認、登山道からかなり外れていることが判ったので沢を下ってみる。すると、さっき出てきたところより少し下に入口があったのでここだと思い入り込んだ。少し上がってロガーを確認すると登山コースを外れている。しかしトレースは先に続いている。「ひょっとして稜線に出られるのか?」と思い進むことにした。けっこう急な直登の尾根ではあったが、岐阜百山のバリルートを登るような感覚で登ってしまう。森林限界を超えると大同心が圧巻の存在感を見せつけ目の前に立ちはだかる。
小同心に目を向けると中間地点くらいまで登られてる先行者がいた。トレースもS字を描くようにトラバースしながら小同心の直下まで続いていることが確認できたのでそこまで行ってみようと進んでみる。しかし見た目以上に険しいルートだった。上の岩場はほぼ垂直に切り立っており下もかなりの傾斜で沢に落ち込んでいる。雪も柔らかいため足元に注意しながらピッケルを差し込みながらの歩行となった。何とか難所を越えるとフラットな場所に着き緊張から解放された。しかしトレースはここで終わっていた。心が折れた瞬間でもありました。
この先どうしよう・・・
ちょうどそこには3人?パーティーのクライマーの最後尾の1人の男性の方が残っており、登るタイミングを伺っていました。さらに後から大同心のほうからもう一組のクライマーの方々も来られました。
明らかに場違いなところに自分はいるなと現実を受け入れるしかありませんでした。
男性の方と少し話をさせてもらってアドバイスもいただきながら、考えた末に来た道を引き返すことにしました。
「絶対に生きて家族のもとに帰る!!」
しかし、行きより帰りのほうが怖かった。100度〜110度くらいの斜面でカーブの付いたところは手のつかみどころが少ししかないため約3m進むのに20分くらいを要した。ここは3点指示で横這いに進みながら、体重移動やバランス感覚を大事にし必死でアックスを差し込み、アイゼンの先爪を何回も蹴り込み滑らないようにし、足や腕の筋肉も攣りながらもなんとかクリアした。
この先も下り故に気を緩めることのできない箇所は続いたが無事に赤岳鉱泉近くまでアプローチし本来の硫黄岳方面への登山道に合流した。
尾根を下りながらすでに次のことは考えていたので、合流地点の時間が12時前だったこと、安定した天候、自分の体力・精神力を考え硫黄岳ならピストン出来ると確信し硫黄岳へと向かいました。今度は九十九折れの登坂で辛抱強く登り返しました。
それでも稜線に出てからの硫黄岳への登りは大した傾斜じゃないのになかなか足が前に進まなくなってきました。でも何とか山頂に到着。
2年前赤岳登った時は何も見えなかった景色を眺めることができ、風が強く寒かったですが、晴れやかな気持ちで下山しました。


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この記録へのコメント

登録日: 2013/6/11
投稿数: 20
2016/3/3 12:20
 ご無事で何より
天狗岳におりましたのに(笑
登録日: 2012/10/28
投稿数: 153
2016/3/3 17:59
 計画変更したのかと
計画が硫黄〜横岳〜赤岳になっていたので計画変更したのかと思って読んだらなるほど、ルート間違いですね。雪道は迷いますよね、ご無事でなによりです
登録日: 2014/3/8
投稿数: 227
2016/3/4 6:20
 Re: ご無事で何より
エー!天狗岳にいらしてたんですかー!?
LINEで一声掛けとけばよかったかな
登録日: 2014/3/8
投稿数: 227
2016/3/4 6:26
 Re: 計画変更したのかと
ありがとうございます
危なかっしくて反省材料の多い山行となりましたが貴重な体験となりました
登録日: 2013/7/29
投稿数: 50
2016/3/16 0:19
 同じ山域に
この日は天狗に居ましたよnさんと…
天気が良くてよかったですね
悪天候だと… ご無事でなによりです

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