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Yamareco

記録ID: 825959
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根(新雪に足を取られ7合目で撤退)

2016年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:42
距離
14.9km
登り
1,883m
下り
1,886m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:54
休憩
2:47
合計
13:41
1:21
1:21
111
3:12
3:25
90
4:55
5:10
14
5:24
5:25
83
6:48
7:34
4
7:38
7:39
112
9:31
10:36
61
11:37
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3
11:40
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41
12:21
12:22
17
12:39
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46
13:25
13:50
58
14:48
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8
14:56
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0
14:56
ゴール地点
天候 小雪
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き:長坂駅からタクシーで尾白川渓谷駐車場
予約できる山小屋
七丈小屋
終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ。1:15 登山開始。
2016年03月12日 01:15撮影 by  HTC One, HTC
3/12 1:15
終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ。1:15 登山開始。
竹宇駒ヶ岳神社。登山道に人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。
2016年03月12日 01:23撮影 by  HTC One, HTC
3/12 1:23
竹宇駒ヶ岳神社。登山道に人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。
笹ノ平分岐 雪はそれほど多くなくコースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。 
2016年03月12日 03:12撮影 by  HTC One, HTC
3/12 3:12
笹ノ平分岐 雪はそれほど多くなくコースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。 
真っ暗な中、刃渡りを通過。
2016年03月12日 05:06撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 5:06
真っ暗な中、刃渡りを通過。
刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。
2016年03月12日 05:32撮影 by  HTC One, HTC
3/12 5:32
刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。
5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける。
2016年03月12日 06:53撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 6:53
5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける。
引き続きトレース無し!
2016年03月12日 06:55撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 6:55
引き続きトレース無し!
新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。
2016年03月12日 06:55撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 6:55
新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。
屏風小屋跡。降りられるか若干不安になる。
2016年03月12日 07:38撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 7:38
屏風小屋跡。降りられるか若干不安になる。
2016年03月12日 07:39撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 7:39
新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。(下山時撮影)https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776985602406322/
2016年03月12日 10:48撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:48
新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。(下山時撮影)https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776985602406322/
2016年03月12日 08:31撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 8:31
七丈小屋。この手前で、雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗した。
2016年03月12日 09:31撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 9:31
七丈小屋。この手前で、雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗した。
2016年03月12日 10:03撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:03
2016年03月12日 10:03撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:03
七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。
2016年03月12日 10:04撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:04
七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。
撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。
https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/
2016年03月12日 10:25撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:25
撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。
https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/
先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。スノーシューかワカンが必要と反省。
2016年03月12日 10:26撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 10:26
先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。スノーシューかワカンが必要と反省。
笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がヤマレコですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。
2016年03月12日 13:25撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 13:25
笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がヤマレコですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。
尾白川渓谷駐車場
2016年03月12日 14:56撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 14:56
尾白川渓谷駐車場
韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!
2016年03月12日 15:44撮影 by  HTC One, HTC
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3/12 15:44
韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!

感想

先週権現岳の山頂でお話した方に、「2月28日に甲斐駒ヶ岳黒戸尾根を日帰りピストンした。今年は雪が少ないから夏のコースタイムくらいで歩ける。」と教えてもらい自分もトライしてみることに(ここ数日雪が降ったのは知っていたが、そんなに影響はないだろうと甘くみていた)。

終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ(車の免許が無いため)。タクシーの運転手の方に甲斐駒を登ることをとても驚かれ、そんなに珍しいことなのか(歩かれていないのか)と不安になる。

1:15 登山開始。動物の足跡はかろうじてあるが、人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。

3:08 笹ノ平分岐。雪は増えてはいるがまだそれほど多くなく、コースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。 

4:55 真っ暗な中、刃渡りを通過。

5:25 刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。

6:48-7:34 5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける(もっと早くつければ良かった)。この先もトレース無し。

7:38 屏風小屋跡。新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登る。降りられるか若干不安になる。雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗する。

9:31-10:36 七丈小屋。七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。山頂まで雪が無ければ2時間で行けるが、このペースだと相当難しく、また、体力を消耗した状態であわてて下山すると滑落する不安があった。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。下山しながら、スノーシューかワカンが必要だな、ラッセルを上手くできるようになりたいなと反省。

13:25-13:50 笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がヤマレコですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。

14:56  尾白川渓谷駐車場。

15:40 韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!

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コメント

わかん
頑張られましたね。
いきなり降りましたからね。
やはり、わかんはこの時期、いつも携行していた方がよいですね。
自分は、わかんを持って行って使わないのが7割です。
また、レコを期待しています。どうか、お気をつけて。
2016/3/14 10:41
Re: わかん
コメント、ありがとうございます!
ここ数日雪が降ったのは知っていましたが、最初から最後までトレース無しとは思いませんでした。わかんを早急に購入し、常に携帯するようにしたいと思います。
ありがとうございます。くれぐれも気をつけて楽しみたいと思います。
2016/3/15 20:15
トレースありがとうございました
初めまして。
私も日曜日に黒戸登りました。
黒戸の巻き道辺りから雪多く、森林限界超えてからは何度も股下まで踏み抜きました。
結局、八合目で撤退しましたが、そこまで行けたのもyukiotasさんをはじめ、土曜日登られた方のおかげです。
八合目以降、核心部はノートレースみたいですね。
私も残雪期に、もう少し雪が少なくなってからなんとか日帰りピストンしてみたいものです。
2016/3/14 17:56
Re: トレースありがとうございました
tomhigさん、初めまして。ねぎらい、ありがとうございます!
黒戸の巻き道辺りから雪が多くて大変でした。自分は森林限界の手前で撤退しましたが、越えてからも雪が多いのですね。
八合目以降の核心部もおそらく鎖が雪に埋まっていて大変でしょうね。。
最近また雪が降ったと思うので、さらに難易度が上がっているかもしれません。
自分も天候や雪の条件が良い時にまたトライしたいと思います。お互い黒戸を楽しみましょう!
2016/3/15 20:20
お疲れ様でした
帰りにご一緒させて頂いた片割れです(笑)
夜中からの長時間労働?本当にお疲れ様でした。
七丈小屋の先でちょうど引き返される時にお会いしたので、一瞬だけまさかの先行者になってしまいましたよ^^;
本当は私もその先のトレースのない真っ白な雪景色を見てすぐ帰ろうと思ったのですが、もう一人の男性の方が山頂まで行く気満々だったので少しだけラッセル練習のつもりで挑んだのですがかなり厳しかったですT_T
他の方も仰っている通り、わかんは必要ですね。
でもあそこまで行けたのはyukiotasさんのおかげです。
ありがとうございました。
2016/3/14 21:42
Re: お疲れ様でした
totoriさん、お疲れ様でした!
いやー長時間労働、本当に疲れました。夜間勤務手当は出ますかね(笑)
トレースを期待しながら歩いていましたが、どこまで行っても真っ白な雪景色でした T_T
七丈小屋の先のラッセルは厳しかったですね。。自分ももちろん山頂まで行きたかったですが、今回は撤退で良かったと思います。
わかん、早急に購入して常に携帯するようにしたいと思います。
自分はいつも一人で歩いていますが、今回はtotoriさん、kurosukeさんとご一緒させていただき楽しい時間を過ごすことができました。韮崎駅まで送っていただき、本当にありがとうございました。
2016/3/15 20:23
ラッセルお疲れさまでした
yukiotasさん、こんばんは。
雪山で深夜からとは、驚きです。
お話したら共通点がいろいろあって、horikoさんもご存知でまたびっくり。
今回は久々の冬靴で靴擦れがひどく五合目の岩小屋でゆったりしてました。
丹沢24でお会いしましょう!
2016/3/15 1:22
Re: ラッセルお疲れさまでした
kurosukeさん、こんばんは。甲斐駒〜韮崎駅では大変お世話になり、ありがとうございました。
kurosukeの記録を改めて拝見させていただきましたが、やはりすごいですね!
以前からヤマレコですごいなーと思っていた方とこのようにお会いするというのは不思議な感じがします。僕も歩中(アル中)なので、類は友を・・というやつですかね(笑)
丹沢24、お誘いいただきありがとうございます。本当に興味深いのですが、皆さんの記録(24時間、80km、累積標高4−6000m)を見ると、病み上がりの自分には無理だなと思いますT_T 参加させていただくか検討させてください!
2016/3/15 20:37
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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