下越針峰群矢筈岳見に、針峰二峰御神楽岳へ
- GPS
- 09:08
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,379m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り7時間 下り2時間 標高範囲 200m〜1300m 気温 朝ー2度 帰り6度 山で会った人 0人 部落で3人 森林限界 1000mから疎林展望 登山道の様子 林道デブリ、下部デブリ 積雪の様子 雪融け ぐずぐず 山の快適さ ぐずぐずが好きな人へ また行くか いく 日帰り温泉 御神楽温泉 飽きたから次回は別へ コンビニ すぐそこ k2sodo 169/133mm/94mm/122mm |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO165
下越針峰群矢筈岳見に、針峰二峰御神楽岳へ
ぐずぐずドロドロの下越へまた。まだどうにか雪があるよ。こうなったら意地だよね。北海道思わせる誰もいない無人的な室谷へ。道から常浪川へ少し除雪を下って止める。真っ暗なのに、イヌのお散歩おじさんがライトで歩いてびっくり。さて延々とどこまで行けるか。
夏道林道通りにいくが、曲がったところからデブリ連続で、まあこんなもんか。1時間半くらいでようやく夏の登山口。雪はどうだろうと思うが、沢の水はゴーゴー流れて、この辺って埋まらないのかなあ。標高300mだし。脇道行くが登山道もデブリランド。右の450m峰からどんどん雪崩れてくるよ、ああ。
夏に下ったときに、こんな緩やかって、下越の巻機だと思ってスキー向きかと勘違いかな。
沢沿い登って途中で気が付いたが、本流忠実にいかないとダメで、夏は沢のプチ横断があったような、冬でも強引にそれやるしかないね。ブリッジだったが。
本流はのどかな河原で、晴れて惚れ惚れしたよ。でも先が長い。そのまま上がれそうなところ行くが、部分凍ったモナカ系の急で、片足アイゼンに履き替えたりしたね。複雑な地形をどうにか行って、4時間後に大休止。ああ、まだ半分だが、上は大丈夫そうか。
さてこの辺りから見えてきたのだが、間近になんと矢筈岳。この双耳峰に見えるのは下越の鹿島槍で、しびれますよマニアには。その右地図と見比べて青里岳、さらに右は粟ヶ岳。先週の魚止山は矢筈の手前に重なっているが、案外近いとこだったのかと思うけれど。
ずっと向こうの飛行場が浅草岳でその右に守門岳。下越全部見えやがる。もっと上にいったら狢ヶ森もすぐそこだった。飯豊ももちろん。
さて上へ、見えてきました主稜線。樹氷残って、ちょっと雪降ったかな。ガタガタに切れた稜線は、この辺標高1000mなのに、プラス1000mしてようやく上越方面と対抗だ。蝉から登ったときの尾根だ。その先雪庇尾根もああ美しい。右のやぶから登れるか。上の方に来れば雪も登りやすくなって、どっかに出てたなと思ったけれど、まだ雨乞峰の手前。辞めようかと思うが、この大雪原を堂々と向こうにいくよ。但しやや曇りで、雪と雪庇と空がちょっと白くて分かりずらくなったが、おおスリリング。
アップダウンしてようやく雨乞峰の分岐へ。夏はブッシュだが今はすっきり。主峰御神楽は一旦降りて急に盛り上がり、あんなとこまで行く気がねえよで、あっさり断念。ここまで7時間、おおエキサイティング。
さ上手に下りますぜ。複雑地形だし、登りのトレースあまりつかなくて、何度もナビと見比べて、左に大きく外れそうになったの斜滑降で戻したりで、でも楽しくかなり下部へ。ところが下は、ガリガリ君が常温で溶けだしたぐずぐずの生コン系で、たまらんボーゲン。林道平坦だし登り返し、デブリ通過で、2時間半でPへ。ああ充実。散歩のおじさんがアスファルトに寝そべって長時間話しかけられて、室谷にダム作らないから「ゼニもらえねえよ」って、地元補償が計画倒れで残念ね。でもこんな寒村移転立派なのに、寂れて、歴史遺産で残そうと思うが。新潟の過疎阿賀は好きなとこだ。
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