ハードでも 楽々新道から七倉山と四塚山
- GPS
- 10:51
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 2,949m
- 下り
- 2,942m
コースタイム
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前に偵察してた楽々新道に行ってきました。先週socksさんが行かれて、岩間林道をチャリで行けるということが分かり、これはチャンスとばかりスキーとブーツを担いでチャリにまたがり重さに耐えての登山です。
さて楽々新道へは岩間林道を岩間温泉山崎旅館の先まで行くことになりますが、そこには先客様のチャリが置いてありました。
こんなマニアックなルートに先客が!うーん、私のマニアックさも薄まった感じ。できたら追いつきたいところですが、なにせ長い板を背負って藪に引っかかりながらの登山、ザックも20kgを大幅に超えており、長い行程のことを無視した暴挙と思われるかも知れませんが、単なるドMの山行なんです。
だいたい標高1400mくらいから雪がつながってるかな〜と思ったらやはりそれくらいでした。やはりスキーを履くとその分ザックも軽くなり、とても快調です。何とか先行者に追いつきたかったのですが、アイゼンの跡はあるも姿が見えません。
見返坂を越えると、火の御子峰がバーンと近くに見えてきます。「おー!すげー!」って言ってたら、見返坂のピークで先行者の方が休憩されてました。
私はすでに七倉山に向けて斜面を登っており、まだ結構な距離があるけどお昼過ぎまでに行ければいいやという感じで黙々と登っていきます。
標高も高いので空気も薄め、足も攣る寸前ですが、何とか耐えて七倉山に到着、といっても道標がないのでよくわかりません。写真を撮っていると四塚山が600mくらいで行けることが分かり、せっかくなので行くことにしました。
四塚山も道標がなく、単に雪上に立っての記念撮影のようです。
四塚山からの帰りは、七倉山に寄らずにスキーでトラバースして戻ります。雪庇の裏のところがきわどかったですが、無事に登り返しもなくクリア。
デポしてたアプローチシューズを通り過ぎてしまい、また歩いて戻って回収します。
標高が下がってくると、藪が多くなって得意の?藪スキーの連続です。
雪が切れたところからはアプローチシューズに履き替えて、スキー板をひっかけながらの下山になります。これが苦労するかと思いきや、苦労はしましたが案外早く下山できました。
今回はより火の御子峰に近づくことができ、ズームレンズも活用してその痩せ尾根の状況を撮ってみました。これは想像以上に厳しい環境のようで、誰かが登れるようなピークではないことが改めてわかりました。
楽々新道は岩間林道の雪がなくなった時がチャンスです。片道6.6kmありますから、これを歩いていると七倉山に届いたりとか地獄谷への滑降は難しいでしょう。
このところチャリの登場やスキーを担ぐことが普通になり、長い行程でますますハードさに磨きがかかった感じです。残り少ない山スキーシーズン、目一杯楽しむことにしましょう。
コメント
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momochannさん、こちらのレコにもコメントいただきありがとうございました。
計画通り楽々新道へ行っていたらお会いできたと思うと残念ですが、地獄谷は最高の斜面でした。
楽々新道から落ちると結構急ですが、大汝、七倉のコルからドロップすれば広大でなだらかな斜面が広がっているのでお勧めです^^
楽々経由で地獄谷→御手水鉢へ登り返しなんてのも楽しいかもしれませんね。
Sanchan33さんこんにちは、コメントありがとうございます。
地獄谷滑走のシーンはぜひ撮影みたいですね〜。楽々新道から地獄谷へ急斜面を滑降し、お手水鉢に登り返す、なんてとても刺激的です!
昨日が雪としてはベスト、これからどんどん厳しくなりそうなので、昨日の地獄谷滑降はうらやましい限りです
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