記録ID: 86244
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川岳(西黒尾根〜トマオキ〜天神・田尻尾根)
2010年11月10日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
10:00 土合口(西黒尾根ルート登山口)
11:10 ラクダの背
12:20 ザンゲ岩
12:50 肩の小屋 13:20
13:30 トマの耳
13:40 オキの耳 14:00
14:30 天神ザンゲ岩
15:00 熊穴沢避難小屋
15:40 田尻尾根分岐
16:10 作業道・田尻尾根分岐
16:30 土合口(ロープウェイ乗り場)
※途中途中での温度調整の為のウェアの脱ぎ着、及び小休止の時間を含めます。
11:10 ラクダの背
12:20 ザンゲ岩
12:50 肩の小屋 13:20
13:30 トマの耳
13:40 オキの耳 14:00
14:30 天神ザンゲ岩
15:00 熊穴沢避難小屋
15:40 田尻尾根分岐
16:10 作業道・田尻尾根分岐
16:30 土合口(ロープウェイ乗り場)
※途中途中での温度調整の為のウェアの脱ぎ着、及び小休止の時間を含めます。
天候 | 雨(雪) 午前の群馬県は、土合でも青い空を拝める曇り模様でしたが、午後〜夕方に 雨(雪)雲に覆われ日暮れ頃が最も強く降りました。 この雨(雪)で、山頂には0→5cmくらいは積雪したと思います。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関越道・水上IC(群馬側) ※朝夕の「ETC通勤割引100km圏」の場合、東松山〜月夜野で92km。 ○最寄駅: JR上越線・土合駅(から徒歩15分程でロープウェイ乗り場。) もしくは水上駅(からバス)、上越新幹線・上毛高原駅(からバス) 水上〜越後湯沢間の列車運行はとても少ないので、要確認。 ※↓JR東日本HPより土合駅下り(土日)時刻表 http://www.jreast-timetable.jp/1011/timetable/tt1035/1035011.html ※↓関越交通HPより水上→土合バス時刻表 http://www.kan-etsu.net/r-bus/timetable/mina-rw-yunokoya-1.htm ○駐車場: ロープウェイ土合口に有料駐車場(\500/day)あり。 また、土合駅前に駐車スペース、白毛門登山口に無料駐車場あり。 旧国道に入ると、マチガ沢出合に数台のスペース、一之倉沢に駐車場あり。 但しこちらはオンシーズンは一般車は規制される期間あり。 ○ロープウェイ: 土合口〜天神平。運行時間は8:00※〜17:00。特に下山時は時間切れに注意です。 間に合うように余裕を持って。 ↓谷川岳ロープウェイHP http://www.tanigawadake-rw.com/price/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○土合口(西黒尾根登山口)〜ラクダのコブ(背) 西黒尾根登山口は、土合口ロープウェイ乗り場より更に車道を奥に進むとあります。 看板が立っている為取り付き点はすぐわかります。 最初から少しきつめの勾配で、森の中をぐんぐん登ります。 送電線の鉄塔からの眺めや、西黒尾根稜線に出てからの眺めなど、眺望良く楽しい登りです。 但し全体的に勾配がきつめな箇所が多く鎖場も複数箇所あり、更に谷川岳の蛇紋岩 は、濡れると良くすべるうえに岩肌は削られて滑らかになっているので、登りにくいです。 ○ラクダのコブ(背)〜谷川岳・肩の小屋 コブからちょこっと下るとコル、そしてマチガ沢からのルートと合流し急登をあがっていきます。 途中にあるザンゲ岩手前にある斜めの岩場(鎖場)がすべりやすい。 この日は濡れているからなおさら。 この区間から雲の中に入り、景色はずっと真っ白に。ザンゲ岩通過後左手に 草地(雪田)、四の沢の頭に立つ道標が見えてきたら肩の小屋はもうすぐそこ。 ○谷川岳肩の小屋←→山頂(トマ・オキ) 天神尾根ルート・平標縦走ルートと合流する位置に肩の小屋あり。 この地点ではじめて新潟からの強烈な風と雪を浴びる。正直痛いくらい。 ここまでは登りでもあり、汗もかくほどの歩きでしたが肩の小屋で装備を変更。完全武装に。。 新潟(日本海側)からは冬型の気圧配置もあり、モロに北西の冷たい強風と雪が吹きつけていました。 ○谷川岳肩の小屋〜天神尾根・田尻尾根分岐 ロープウェイもあるので最も整備されているメインルート。 ですが、地味に勾配はあり、また数か所の鎖&ロープ場はあります。 稜線歩き区間はずっと景色もよく気持ちの良いルート。 ロープウェイから稜線までの区間は木道になっていますが、ルートが日陰側なので 濡れていることが多く、注意しないと岩以上にすべります。 ○田尻尾根分岐〜土合口 ロープウェイ乗り場まであとちょっとの地点から分岐。ここも含めこの山域は、 各分岐点でしっかり道標があります。 このルートも他の各ルート同様の勾配感。この日はこの田尻尾根が最も落ち葉で埋もれてすべるルートになっていました。 まぁ時間が厳しい状況だったので走るように下りましたが。 ロープウェイ・スキー場用の整備道に出たらあとは道なりで土合口へ下りれます。 |
写真
撮影機器:
感想
初登山以後、毎年1回以上は訪れる谷川山系。今回は冬直前の世界を体験しに。
前日の用事の影響で出発・到着が遅れ、更に冬型の気圧配置での天候悪化等、
どうなるかと思いましたがなかなか楽しめました。
当然ながらほとんど誰も居なかったですが。(それがまたイイ。)
まだ氷結・根雪ではないので、(軽)アイゼンは不要でしたが念のため
もっていくべきでしょう。
西黒尾根を歩いてるうちは、「景色として」新潟側から襲ってくるように流れてくる
黒い雲に、不安とちょっとの期待を感じながら歩いていたのですが、ガスの中に入ると
雪が降り始め、肩の小屋に着くと、日本海側からの強烈な「冬」の風を浴び、と、
なかなか味わえない世界を堪能できました。
残念ながら360度ガスってる状況なので、普通の意味での景色は楽しめませんでしたが。
山頂での気温は13時で零下3度という携帯の温度計表示でしたが実際はそれ以下
かと思われます。
雪というか、極小のひょうがバンバンぶつかってくるような感じで、
雪については正直、痛かった。。。
16:30に下山しましたが、16:00時点でも森の中を歩いてる時は結構薄暗かったです。
田尻尾根ルートは最後が作業道(車道)歩きになるので、最悪暗闇になっても平気
と判断してのルート選択でしたが、やはり日暮れの早さは中々怖いものがあります。
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