会津朝日岳
- GPS
- 08:05
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・赤倉沢登山口前に駐車場有(10台ほど駐車可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・山頂直下までは危険な所はありません。 ・山頂直下は急坂の雪渓、雪が緩んでいるのでアイゼンを着けても滑りやすいので要注意。 |
写真
感想
東北の残雪の春山に再びやって来ました。
森は鮮やかな新緑に萌え、山道にさまざまな彩の花々が咲き乱れ、白い残雪に青い空が拡がる春山は限りなく美しい風景です。
会津朝日岳はそれらすべてを備えた山といえる。
早朝5時過ぎに赤倉沢登山口を出発する。
約1時間、渡渉を繰り返しながら沢沿いの道を進むと三吉ミチギの水場に到着する。豊かな水の流れる沢道にはスミレ、サンカヨウ、イチリンソウ等が群生している。
三吉ミチギの水場を過ぎると鮮やかな新緑のブナ林の樹林帯に変化、急傾斜のジグザグ道の傍らにはカタクリの群生が尾根まで続く。
出発から2時間半で尾根に到着し白いタムシバが出迎えてくれる。
少し尾根道を進むと景色は一変、北に残雪の浅草岳と西前方に目指す会津朝日岳の山頂が姿を見せる。
尾根道を緩やかに上り、叶の高手をピークに下ると尾根道は残雪に覆われている。尾根道は白色のタムシバとピンク色のシャクナゲが連なり花道のように大変美しい。
更に進むと避難小屋が見えてくる。そして小屋横の冬道を上ると山頂直下のコルに到着する。
そこから急傾斜の雪渓が迫り山頂まで続く。山頂は少し右手方向だが、誤って雪渓を左に進みかなり時間をロスし苦闘する。更に雪質が柔らかく緩んでいるので滑り易く慎重に歩を進める。出発から約5時間で山頂に到達する。
山頂からの展望は素晴らしく、北側には浅草岳と守門岳、遠く西側には越後駒ケ岳と中ノ岳、南側に平ケ岳と会津駒ケ岳が拡がっている。
美しい残雪の会津の山々や奥只見の山脈を堪能し13時に無事下山する。
想像以上に美しい花々や残雪の山に出会え、素晴らしい感動の山行になりました。
明日は少し距離がありますが、吾妻連峰の一切経山に登ります。
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