秋田駒ヶ岳(水沢口〜八合目)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 508m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道46号線から駐車場まで、コンビニ3件、スーパー1件ありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜水沢分岐 途中、標識の無い踏み跡鮮明な分岐複数あり。 地図をしっかり確認すれば間違わず歩けると思います。 森林限界付近、顔程の藪。 水沢分岐〜男岳 五百羅漢過ぎてからザレ場・浮石あり。落石注意。 男岳〜阿弥陀池〜八合目 特に危険箇所なし。 阿弥陀池のトイレはこの日は使えない状態でした。 片倉岳過ぎてから(八合目側)の雪渓は、歩きやすいように整備されていました。 |
写真
感想
自分の力不足を認識し、人の温かみに救われる山行となりました。
今年の重点山域と決めた秋田駒ヶ岳周辺。最終的な目的地を大白森の草紅葉とし、赤線を広げるために、まずは南側から攻めてみました。
昼食(おにぎり)確保のため立ち寄った秋田県内のコンビニで見つけました。
「ぼだっこ」のおにぎり。これは必須と思い購入してスキー場へ。
駐車場から高低差約1,000メートルの頂を見上げると、今年は姫神山しか歩けていない自分に登れるか少し不安になります。
広々とした駐車場を後にすると、登山口付近にも車が無い。どうやらこの日の水沢口は自分一人だけの入山のようす。
春ゼミが鳴く林道を歩いていると、林道は右に曲がっているが正面に踏み跡とピンクテープ。スマホの地図アプリを見ると右に折れるので右へ。
またしばらく進むと、林道の右側にY字路。右側にピンクテープもあるがアプリを見てもどちらに進むかが判別できず。とりあえず左側の林道を進んでみると、すぐ広場のようになっていて先に進めそうな場所がないため林道終点と判断。戻って登山道へ。
ここからがきつかった。角度が急になり足が止まる。尾根に出ると谷から吹く風が心地いいが、相変わらずの登りに足が止まってしまう。おまけに、頭の上ではヘリが行ったり来たりして賑やかで落ち着かず。ゆっくりながら足を進めると「藪」登場。自分が経験した中で一番の藪。道はしっかり付いているし、道の藪の高さは周りの藪より低いので登山道を見失う事は無いですが、楽に進ませてはくれない。
藪も低くなったころに、太ももの高さの笹にいたヘビに十一文キックかましてやり過ごし、ダイコンの大きな葉っぱに「デカ過ぎじゃのぉ」独り言いいながら、やっとの思いで水沢分岐に到着。
正面には女岳の溶岩流。振り向けば田沢湖。男岳を見上げれば、人影が見える。自分も上から見下ろした時に「これ登れるの?」と思ったものですが、今は見上げながら「これ登れるの?」
休憩して歩き出すと、初めは緩やかな道も五百羅漢を過ぎるときつい登り。左手を見下ろせば先ほど車を停めた駐車場。右手の女岳からは人の声が聞こえる。
「できれば3時間で登りたい。」焦る気持ちからか太ももに違和感が。「これはまずい!」休暇村まで行く予定でしたが暗雲が・・・
手を使いバランスとりながらなんとか男岳山頂へ。過去2回、秋田駒ヶ岳訪れていますが、ここから岩手山が見えたことが無かったので、改めて写真に納め賑やかな山頂を後にします。
阿弥陀池湖畔でぼだっこのおにぎりをお腹に納め、予定変更して八合目へ向かいます。足の様子を見ながら、大丈夫そうであれば笹森山経由の休暇村への下山。ダメであれば、八合目から車道を下山。この日はマイカー規制が無いのでバスが走っていない事は事前に確認していました。
初めて歩く八合目への道は緩やかなのかと思いましたが、そこそこ段差あり。ゆっくり歩いたつもりでしたが、案の定太ももがつってしまい車道下山決定。
多くの車が停まっている八合目で靴洗って、避難小屋の中で一息ついて、いざ舗装路へ。
二つ目のカーブミラーの手前で
「乗っていきますせんか?」
仙台ナンバーのご夫婦に声をかけていただき、迷惑ではないかとも思いましたが、足の状態を考え駐車場まで乗せていただきました。
2時間の歩行を覚悟していましたが、20分ほどで下りてこられました。
車から降りて、乗せていただいた方へ頭を下げると同時に、両太ももがつってしまい激痛に襲われ、その場で仰向けに横になりしばらく動けませんでした。
チケット売り場と思われる小屋の前、アスファルトの上に仰向けになりながら「歩き切れなかった」敗北感と「それでも登れた」達成感の混じったなんとも表現しがたい気持ちになりました。
コメント
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素晴らしいです。
兵庫から秋田へ2週間出張で来ています。今週末は天気 予報も良さそうなので是非とも行きたい山をピックアップしていました。
土曜日は鳥海山、日曜日に秋田駒へ出向きます。
kctma5さん、コメントありがとうございます。
秋田駒ヶ岳は、さまざまなコース取りが出来ます。
田沢湖スキー場を通り乳頭温泉郷を結ぶ路線バスあり、今度の土日であれば八合目と麓のアルパこまくさを結ぶバスあり。
もし時間があったら、山行の後は温泉 などいかがでしょうか?
良い天気 になるよう祈っています。
太ももの痛みは、過度の歩行もあるでしょうけど、しばし休憩して水分補給&アミノバイタルをチャージするのも一手です。
ムーミン谷の風景、遠くへ浮かぶ鳥海、素晴らしい写真です。
yousakuさん、こんばんは。
自分の課題として「休憩の取り方が下手」というのもあるので、しっかり休憩・水分補給・アミノバイタル試してみます。
自分の写真はまだまだだと思っています。山も写真も独学なので、塩梅が分かりません。
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