燕岳〜残雪の北アルプスの眺望を堪能

2016年06月10日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,458m
• 下り: 1,440m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 2:45
• 合計: 9:00

6:45 第一駐車場
6:55 6:55 中房温泉
7:20 7:25 第１ベンチ
7:50 7:55 第２ベンチ
8:20 8:30 第３ベンチ
8:55 9:15 富士見ベンチ
9:35 9:50 合戦小屋
10:10 10:10 合戦山(合戦沢ノ頭)
10:50 11:15 燕山荘
11:25 11:25 いるか岩
11:35 11:35 めがね岩
11:50 12:15 燕岳
12:25 12:25 めがね岩
12:35 12:35 いるか岩
12:40 13:20 燕山荘
13:40 13:40 合戦山(合戦沢ノ頭)
13:50 14:00 合戦小屋
14:10 14:10 富士見ベンチ
14:30 14:40 第３ベンチ
15:00 15:00 第２ベンチ
15:15 15:15 第１ベンチ
15:38 15:38 中房温泉登山口
15:45 第一駐車場

天候

山頂付近は晴れ。道中はガスの中。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安曇野市営第一駐車場に駐車。6時半現在で7割程度の駐車率。

コース状況／危険箇所等

一部残雪がありますが、アイゼン不要でした。

その他周辺情報

下山後は、「山のたこ平」で入浴（500円）。広々としたお風呂でした。

写真

6/10 6:54

平日の利点を最大限に活かし、第一駐車場に駐車。会社の休暇制度に感謝！

6/10 6:55

硫黄の匂いがします。

6/10 6:58

モミジカラマツ

6/10 7:02

中房温泉登山口

6/10 7:05

ここから日本最大急登に挑戦です。

6/10 7:09

いきなりの急登で先制パンチを喰らう。

6/10 7:27

マイヅルソウ

6/10 7:32

ガイドブックでは50分と書いてあったが、25分で到着。

6/10 7:33

まだまだ先は長い。道中の体力消耗を考え、ポイントごとに給水、エネルギー補給の休憩をとります。

6/10 7:41

6/10 7:48

ギンリョウソウかな？

6/10 7:50

イワハゼ

6/10 8:00

第2ベンチ。こちらも約25分で到着。

6/10 8:08

つかの間の水平歩行。足取りが軽くなります。

6/10 8:10

イワカガミ

6/10 8:17

イワカガミ

6/10 8:41

第3ベンチ。こちらも区間タイムは25分。

6/10 8:41

ベテランとお見受けする方のアドバイスを受け、休憩を十分にとり、一定速度で前に進む。

6/10 8:57

オオカメノキ

6/10 9:25

富士見ベンチ。サラリーマンの悲しい性、会社から電話が入る。ちょうど良い休憩になった。

6/10 9:33

風化してどんどん砂粒になっていく。

6/10 9:36

歩きにくそうに見えるが、グリップが効くので岩場より歩きやすい。

6/10 9:46

合戦小屋に到着。区間タイム20分。

6/10 9:51

できることなら乗せてほしい荷揚げ用ケーブル。木材等の資材がたくさん置いてありました。登山道の整備、ありがとうございます。

6/10 9:52

まだ、シーズン前でお休みでした。

6/10 10:14

標高2,500メートルくらいから、待望の晴れ間が見えてきた。
山岳救助隊の方が猛スピードで抜いていきました。

6/10 10:20

合戦沢の頭。うぐいすの鳴き声が疲れを癒します。

6/10 10:21

休憩せずに前進します。ここからが長い感じがする。

6/10 10:23

残雪部分はカッティングされているので、アイゼン不要でした。

6/10 10:50

おー。ついに燕山荘が現れた。でも急登が続いて苦しい。

6/10 10:54

ミツバオウレン

6/10 10:56

タカネザクラ

6/10 11:01

ついに到着。ここまで休憩込みで約4時間でした。

6/10 11:05

ふもとでは想像できなかった、大晴天！

6/10 11:10

双六岳、野口五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳…

6/10 11:10

これから行く燕岳。右側の雲は一向に取れない。

6/10 11:14

ナカナカな男前です？

6/10 11:15

絵になる一枚。

6/10 11:16

燕山荘。シーズン前のメンテナンス中でした。

6/10 11:28

雲が取れ、槍ヶ岳が見えた。

6/10 11:32

イルカ岩。自然の造形とは思えない。

6/10 11:33

見た目ほどは辛くないが、疲労が蓄積し始めたので、上りは腿〜お尻にかけて痛みが出てくる。

6/10 11:33

何度撮影しても飽きない槍ヶ岳

6/10 11:34

右手後方が笠ヶ岳

6/10 11:34

深く切れ込んだ沢

6/10 11:43

これから登る燕岳。燕山荘からは30分くらい。ラストがちょっと辛い。

6/10 11:46

花崗岩でできた奇形は荒涼した風景。

6/10 11:49

振り返って燕山荘方面。相変わらず、ガスが抜けない。

6/10 11:50

あともうちょっと。北燕岳より先は行けないようです。

6/10 11:53

ハクサンイチゲ

6/10 11:55

燕岳登頂！　時間はかかったけれど、おつりがくる位素晴らしい眺望です。

6/10 11:55

しばし、撮影タイム。

6/10 11:56

手前が北燕岳。後方は立山など。

6/10 11:56

言葉のいらない風景。

6/10 12:04

槍ヶ岳ズームアップ。頂上から見る眺めは最高でしょうね。

6/10 12:04

水晶岳、南真砂岳、真砂岳方面

6/10 12:16

ハクサンイチゲ

6/10 12:30

イワヒバリ。仲よく遊んでた。

6/10 12:32

コマクサも少し出ていました。

6/10 12:38

ミヤマキンバイ

6/10 13:45

当初は燕山荘に宿泊予定であったが、北アルプスを堪能できたのでに下山することにした。下山道は相変わらずガスが取れず。

6/10 13:54

合戦沢の頭を通り抜けます。

6/10 14:02

合戦小屋。なんだか自分がラストっぽい感じ。

6/10 14:22

富士見ベンチ。上がって来る方がいました。燕山荘に宿泊かな。うらやましい。

6/10 14:24

ガスが取れ、安曇野の街並みが見えた。

6/10 14:41

第三ベンチでしばし休憩。凍らせておいたミネラルウオーターが解け始めていて、キンキンに冷えた状態。生き返った。

6/10 15:08

第2ベンチ。下を向いて歩いたためか、首が痛い。（半年も患っている原因不明の首痛がさらに悪化）

6/10 15:09

こういうギミックには興味津々。

6/10 15:24

第一ベンチ。最終ポイントだが、この先も激下りが続く。

6/10 15:29

やっと、登山口が見えてきた。

6/10 15:49

登山口に戻ってきました。

6/10 15:49

弱点の右ひざの痛みも発生せず、コースタイムより若干上回って下山完了です。

6/10 15:56

下山された方も多かったようです。あとはお風呂に直行です。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

みきちゃん

・夏場にかけて白馬岳や八ヶ岳の縦走への訓練と北アルプスの景観を見たいので、梅雨の合間をぬって計画しました。
・自分自身としては最長標高差のため、体力消耗度合いを様子見も含め、燕山荘での宿泊も可能な装備で登りましたが、結果的には下山する体力も残っていたため、日帰りとしました。(燕山荘宿泊の魅力もあり、下山直前まで迷いましたが、絶景を堪能できたので目標達成としました)
・燕岳は初めてであり、日本三大急登と言われるだけあってペース配分が重要なファクターであることは理解していました。コースは標高差200メートルおきに休憩所があり、ここできちんと休息をとり、エネルギー・水分補給したこと、同時間帯に登った経験者のペースに合わせた（一定速で歩く）ことで、身体も重く感じず、想定したほど疲労が蓄積しませんでした。(CW-Xを初めて装着しましたが、これも結構効いていたのかもしれません)
・当日の天気予報が目まぐるしく変わり、登山口までの運転中も厚く垂れこめた雲を見ながら最悪中止も視野に入れましたが、雨に降られることもなく、山頂は打って変わって青空が広がり、北アルプスの絶景を堪能することができました。
・梅雨の平日ですので、登山者も少なく、静かな山行でした。ここまでくると、大天井、槍ヶ岳、上高地の縦走を考えたくなってしまう、そんな気分にさせてくれるコースでした。