ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 897495
全員に公開
沢登り
丹沢

檜洞から檜洞丸・西丹沢自然教室(ツツジ新道)

2016年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
tetsu0710 その他3人
GPS
--:--
距離
15.9km
登り
1,331m
下り
1,211m

コースタイム

西丹沢自然教室6:14→6:35玄倉ゲート6:45→8:15ユーシンロッジ→9:00入渓点→12:00ザンザ洞出合→13:16金山谷乗越13:35→14:25檜洞丸14:45→15:44展望台→16:35ゴーラ沢出合→17:30西丹沢自然教室
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西丹沢自然教室前に無料駐車場有。満車の場合は西丹沢マウントブリッジキャンプ場の駐車場が500円/日で利用可能です。玄倉ゲートには大きな無料駐車場が有ります。
コース状況/
危険箇所等
檜洞への入り口は、公衆トイレの左側から、ユーシンロッジの裏手に回り込むように進むと、小さな小屋の脇に登山道が出てくるのでそのまま進む。踏み跡をたどると神奈川県の貯水施設が出て来るので、そこから右側の斜面を登ると、明確な登山道に出る。暫く進むと、登山道が崩壊しているが、ここから沢筋に降りても行く手を阻まれるので、沢筋に降りずに、滝を巻くように登山道を行く。暫くすると再び登山道が顕著になり、金山谷方面の道標を直進して、入渓点となる。沢筋の危険個所は特にないが、増水時など水量が多くなると困難な場合箇所も出てくる。沢の詰めは、檜洞から金山沢に入り、金山谷乗越へと詰めるが急登。
玄倉ゲートには無料駐車場が有ります。
2016年06月12日 06:44撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 6:44
玄倉ゲートには無料駐車場が有ります。
青崩隧道は真っ暗なので、ヘッドランプをつけて通過します。
2016年06月12日 07:22撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 7:22
青崩隧道は真っ暗なので、ヘッドランプをつけて通過します。
ユーシンロッジにつきました。
2016年06月12日 08:22撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 8:22
ユーシンロッジにつきました。
金山谷方面へ登山道を行きます。崩落個所が有りますが、困難な通過ではありません。
2016年06月12日 08:55撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 8:55
金山谷方面へ登山道を行きます。崩落個所が有りますが、困難な通過ではありません。
再びしっかりした登山道になります。
2016年06月12日 08:58撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 8:58
再びしっかりした登山道になります。
この道標の先から入渓します。
2016年06月12日 08:59撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 8:59
この道標の先から入渓します。
沢登りには昔ながらのワラジが似合いますね。(*^^)v
2016年06月12日 09:04撮影 by  SHV31, SHARP
2
6/12 9:04
沢登りには昔ながらのワラジが似合いますね。(*^^)v
河原歩きからスタート
2016年06月12日 09:25撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 9:25
河原歩きからスタート
5m滝、釜の深いブルーの色が神秘的です。
2016年06月12日 09:32撮影 by  SHV31, SHARP
2
6/12 9:32
5m滝、釜の深いブルーの色が神秘的です。
ここは、左壁が登れますがステップが大きいので、女性が居る場合は、ロープを出した方が安全だと思います。巻道は更に左側につけられています。
2016年06月12日 09:34撮影 by  SHV31, SHARP
3
6/12 9:34
ここは、左壁が登れますがステップが大きいので、女性が居る場合は、ロープを出した方が安全だと思います。巻道は更に左側につけられています。
段々と雰囲気が良くなってきました。新緑がきれいですねっ!
2016年06月12日 09:45撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 9:45
段々と雰囲気が良くなってきました。新緑がきれいですねっ!
こんなナメ滝が連続して現れます。気持ちの良い沢筋です。
2016年06月12日 09:51撮影 by  SHV31, SHARP
4
6/12 9:51
こんなナメ滝が連続して現れます。気持ちの良い沢筋です。
丹沢とは思えない渓谷美。間違いなく神奈川県の山北町の西丹沢の渓谷です。
2016年06月12日 09:52撮影 by  SHV31, SHARP
4
6/12 9:52
丹沢とは思えない渓谷美。間違いなく神奈川県の山北町の西丹沢の渓谷です。
ここも魅力的。
2016年06月12日 09:56撮影 by  SHV31, SHARP
2
6/12 9:56
ここも魅力的。
ナメ滝のなかを進んで行きます。
2016年06月12日 09:58撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 9:58
ナメ滝のなかを進んで行きます。
腰までつかる箇所もあります。
2016年06月12日 10:07撮影 by  SHV31, SHARP
4
6/12 10:07
腰までつかる箇所もあります。
ここはビバークサイトには最適の場所ですね。
2016年06月12日 10:14撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 10:14
ここはビバークサイトには最適の場所ですね。
ゴルジュっぽい場所もあります。
2016年06月12日 10:20撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 10:20
ゴルジュっぽい場所もあります。
大きな岩がゴロゴロしてきました。
2016年06月12日 10:21撮影 by  SHV31, SHARP
2
6/12 10:21
大きな岩がゴロゴロしてきました。
2016年06月12日 10:28撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 10:28
ここはCS3mの滝だと思いますが、どこでも登れそうです。
2016年06月12日 11:02撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 11:02
ここはCS3mの滝だと思いますが、どこでも登れそうです。
檜洞ブルー!( ^^) _旦~~
2016年06月12日 11:07撮影 by  SHV31, SHARP
7
6/12 11:07
檜洞ブルー!( ^^) _旦~~
3段8mのナメ滝。素晴らしい。
2016年06月12日 11:16撮影 by  SHV31, SHARP
1
6/12 11:16
3段8mのナメ滝。素晴らしい。
横から見ると圧巻ですね。
2016年06月12日 11:22撮影 by  SHV31, SHARP
2
6/12 11:22
横から見ると圧巻ですね。
段々と水量が少なくなってきました。
2016年06月12日 11:34撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 11:34
段々と水量が少なくなってきました。
源頭の詰めはいつも急傾斜です。アイスバイルが良く効きます。
2016年06月12日 13:03撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 13:03
源頭の詰めはいつも急傾斜です。アイスバイルが良く効きます。
金山谷乗越から50分で檜洞丸頂上に到着します。ここの登りはきつかったぁ〜!
2016年06月12日 14:42撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 14:42
金山谷乗越から50分で檜洞丸頂上に到着します。ここの登りはきつかったぁ〜!
コバイケイソウの間を縫って、ツツジ新道を下山します。
2016年06月12日 14:50撮影 by  SHV31, SHARP
6/12 14:50
コバイケイソウの間を縫って、ツツジ新道を下山します。

感想

檜洞丸に登るルートは色々ありますが、ユーシンからのルートは、大石山から同角山稜を経由して登るルートと、檜洞を遡行して登るルートの2つしかありません。
尾根筋のルートは良く登られているので、今回は沢筋からのルートで登ることを計画しました。

丹沢には、沢の名前を「〜沢」と読まずに「〜洞」と読む沢がいくつかあります。ガイドブックに拠ると、これは「洞窟みたいに鬱蒼とした沢」と言う意味が有るそうです。たとえば、「ザンザ洞」は、滝からの落水が多くて、「ザンザン」と降り注ぐように、流れ落ちるところから名づけられたみたいです。
檜洞はもともと檜洞丸に登るための登山道でしたが、40年位前に台風で荒廃してしまい、今では登山道の面影は残っていません。
また、ユーシンを起点にしての登山はロングコースとなるため、一般の登山客の殆どが、ツツジコースから檜洞丸頂上を目指すため、人影が少なく静かな山行が期待できます。

今回同行の0TSさん、2mrさん、KHさんと、西丹沢自然教室駐車場に6:00に集合し、TSさん、2mrさんの車を駐車の後、KHさんの車に全員乗りこみ、玄倉ゲートに向かいました。玄倉ゲート前には大きな無料駐車場が有り、すでに何台か駐車していました。玄倉ゲートからユーシンロッジまでは、林道を約2:30歩きます。歩き始めから30分程で、ユーシンブルーで有名な、玄倉ダムに到着しました。
ユーシンブルーが見られると期待しましたが、放流直後で川底の石が露出している状態でした。早めのペースで歩いたせいか、玄倉ゲートから1:30程で、ユーシンロッジに到着しました。

ユーシンロッジから檜洞に入るには、公衆トイレの左側から、ユーシンロッジに付属する建物方向に進み、ロッジの裏手に向かうように進むと、登山道の踏み跡が出てきます。この踏み跡をたどると、小さな小屋の脇を抜けて、神奈川県の貯水施設につきますが、そこより樹林帯を登ると、しっかりした踏み跡に合流します。貯水施設への踏み跡がしっかりしているので、貯水施設に向かってしまいますが、実際はその手前で樹林帯に入るのが、正規のルートの様です。
登山道に入って暫くすると、道が崩壊している箇所が出てきますが、注意して通れば問題なく通行できました。ここから間違って河原に降りても、滝に行く手を阻まれて通行できないので、ほぼ登山道通りに行くと、再びしっかりした登山道となって、金山谷方面への道標が出て来ます。登山道は直角に右に伸びていますが、道標を真っ直ぐ下ると、河原に出て入渓点となります。

入渓点で装備を装着して遡行を開始しました。暫くは大きめの石のゴーロを進むと、釜をもった5mの滝が出てきます。直登は滝の少し手前左のカンテ状の壁面を登って行きます。ステップが大きい箇所が有るので、女性や初心者が居る場合は、ロープで確保した方が良いかもしれません。巻道は左側にあります。
その後はナメ滝が暫く続きますが、どこからでも登れます。このナメ滝付近は檜洞の良い雰囲気が続き、とても癒される場所です。
ナメ滝を過ぎると、次第に明るく開けて行き、大きなテーブル上の岩のある箇所になります。沢筋でビバークする場合は、この付近が広くて便利です。
ここからは、巨岩がゴロゴロするゴーロを暫く進むと、右側からザンザ洞が合流します。入口は狭いですが水量が有るのですぐにわかります。ここは右側の本流を進みます。
ザンザ洞出会いから先に、3mCHが有りますが、気が付かないうちに過ぎてしまい、3段8mのナメ滝に到着してしまいました。このナメ滝も素晴らしい滝で、とても癒されるナメ滝でいた。
さらに上流部には右側からはゲタ小屋沢が入り込み、さらに行くとY字状に分岐します。
右は檜洞本流から、さらに経角沢に分岐し、左は金山沢になりますが、沢の詰めは金山沢からの尾根に取り付いて、金山谷乗越に上がるのがルートになっています。
沢の源頭部分は、多くの沢が合流してくるので、地形図やGPS、高度計で確認してから行動する方が安全です。
金山沢を進んで行くと、次第にザレ場となって行く手を阻まれるので、右にザレ沢を分ける手前から、樹木のある尾根に取り付きました。
最初は急登ですが、ひと登りで傾斜も落ちて来て稜線に出ますが、登山道は稜線の北側に少し下ったところにあるので注意が必要です。稜線から若干下ったところにある、金山谷乗越の鎖や梯子の掛かる箇所に出ることが出来ました。
金山谷乗越から50分で檜洞丸に到着しますが、かなりの急勾配なので若干きつく感じました。
下山はツツジコースの下山が一番早くて便利です。またユーシン方面に戻る場合は、同角山稜から、大石山を経由して下山しますが、かなりの長丁場となるので、この場合は、経角沢から、同角山稜を詰めて檜洞丸をパスしたほうが、ユーシンへは早く到着します。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1062人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら