北八周回
- GPS
- 05:29
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,051m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:24
天候 | 曇り、標高の高い所はガス濃い 微風、弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・みどり池入口-しらびそ小屋-中山峠:しらびそ小屋までは緩やかな登りが支配的。本沢温泉との分岐を過ぎて中山峠方面へ向かうと急登区間が現れるがそれほど長くない。 ・中山峠-中山展望台:このルートで唯一の稜線区間だが樹林帯の中のため、天気が良くても展望は得られないと思われる。反対に風の強い日には稜線でも樹木に守られてしのぎやすい。 ・中山展望台-高見石小屋-白駒池:丸い岩が多く、この日は特に湿っていて気を遣いながら歩いた。乾燥していてもそこそこ厄介な道。白駒池付近は木道が多く、この日はやはり湿っていてスリップ要注意な状態。 ・白駒池-みどり池入口(しゃくなげ尾根経由):白駒池からは一旦少し登りになるが標高差は大したことはない。しゃくなげ尾根は緩やかで膝に優しいが、出入り口は駐車場なので要注意。 ・登山者は高見石小屋や白駒池周辺は見掛けたが、その他ではあまり見掛けず。とくに登りの中山峠へ至るルートと下りのしゃくなげ尾根では全く見掛けなかった。これは時間的な問題もあるだろう。 |
写真
感想
北八周辺の未踏ルートを歩いてきたが、ルートを間違えたり展望がなかったりとあまり良いことはなかった。
みどり池入口駐車場には4:40頃に到着。夏冬合わせて3回目なので、ここまでの道ももう間違えようもない。食事と準備をして5:00出発を目論んだが2分遅れた。大した遅れでは全くないが歩き始めの際にろくに地図を見ることもなかった。これが後で思えば失敗だった。今日は本来はしゃくなげ尾根を登りに利用して稜線へ上がり、白駒池まで周回して再び同じ尾根で戻る算段をしていた。が、歩き始めて20分ほどして林道が終わり本格的な登山道が始まるあたりで地図を良く見直したところ、しゃくなげ尾根の入口は駐車場にあるではないか。完全にミス。スタートに戻って再度歩き始めることも一瞬考えたが、これでは30分以上遅れるのでさすがに億劫だし、それより何より今のルートであったも同様のコースが取れそうなのでそのまま進むことに。出発から1時間かからずにみどり池に到着。ここまで人は誰とも出会わず。写真だけ撮って先に進み分岐を経て中山峠への登りにとりかかる。ここは地図を見ても等高線が混んでいるので急登が想像できたがやはりそのとおりであった。でも距離も標高差も短いので大した負荷にはならなかった。それよりも深刻なのは天気で、回復傾向であるはずだが標高を上げるに従い風が強くなり樹林帯にいてもガスが濃くなっていくのがよく分かった。既に日の出は過ぎていて樹林帯と言えども明るくなるはずだったが、この登りの区間だけは別でヘッドライトを出そうかと思ったくらいに暗かった。そうこうしているうちに無事中山峠に到着。案の定真っ白で何も見えない。おまけに風も強くて体が冷える。稜線とは言えまだ樹林帯なのが幸い。風のしのげるところで休憩した後は稜線に沿って歩くが、ずっと真っ白のガスの中で展望は全く得られない。樹林帯を歩いているのと何ら変わりがない。中山は気付かずうちに通り過ぎ、展望台までくるがここも真っ白、この日はガスの展望台にしかならなかった。ここで登山道は直角に折れて高見石小屋方面への下りになる。登りは案外楽だったがこの下りは湿っているし、丸い岩も多いしで楽ではなかった。慎重に下るのみ。高見石小屋を過ぎても登山道の状態はあまり変わらず、湿った道と丸い岩が続いた。白駒池付近まで降りてくると周辺は木道が張り巡らされており、今日は湿っていて滑り易いことこの上なかった。ここも慎重に進むのみ。白駒池を4分の1周ほどした後は少し登りの区間をこなしてしゃくなげ尾根の方角に向かう。道標やマーキングは完備だが、登山道があちこちに張り巡らされているので、しっかり見て確認してから進まないと誤った方向に進みかねない。しゃくなげ尾根というくらいだから季節には花が咲くのだろうが、既に終わったと見えて葉だけしかなかった。もう7月になるのだから仕方ない。この尾根は急な箇所が少なくて登りも下りもどちらに使っても良さそうだった。出発から5.5時間かからずに駐車場に無事戻る。しゃくなげ尾根の出入り口は駐車場にあったようで、それを出発時は全く見落としていた。が、結果的には問題はなかったし、自分の好きな周回ルートを取ることもできたので、ルートミスは反省点だが、これはこれで良かったとしたい。ただ、歩行中はほぼずっとガスの中だったのは心残り。
八ヶ岳周辺もだいぶルートが繋がってきて、残りは北八と蓼科方面を繋げれば一般ルートはほぼ繋がることになる。
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