毛勝山の夏道で急登とチングルマを堪能

2016年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 11:04
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,926m
• 下り: 1,925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:05
• 休憩: 1:46
• 合計: 10:51

6:25 東又第五発電所登山口
6:28 6:40 毛勝登山口
8:25 8:38 三角点
10:25 10:26 モモアセ山
11:14 11:18 クワガタ池
11:57 13:04 毛勝山
13:39 13:42 クワガタ池
14:17 14:17 モモアセ山
15:47 15:49 三角点
17:10 17:14 毛勝登山口
17:16 東又第五発電所登山口

天候

午前は快晴。午後は富山湾からガスが上がってきた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は6,7台程度入ってほぼ満車。ただし本日毛勝山に登ったのは2名のみで、残りは釣り人か沢登りの人らしい。

コース状況／危険箇所等

　森林限界よりも下部はかなりの急登で、しかも梅雨時のためか森全体がなめこ汁をぶっかけたようにヌルヌルしていて、木の根や岩が非常に滑りやすくなっていた。
　森林限界よりも上では、登山道に残雪はまったく残っていない。ただし雪解け直後のためか、土がもろくて浮き石が多数ある。
　最初の池塘を過ぎたあたりでは、雪渓を巻いた道がいくつも分岐していて迷いやすい箇所があった。

写真

7/10 6:14

駐車場は一杯だったが、毛勝山に登ったのは2名だけ。後は釣り人か沢登りの人らしい

7/10 6:25

橋を渡り、通行止めのロープをまたいで登山口へ向かう

7/10 6:30

作業道が大きく右カーブしている箇所の左手の広場に登山口がある

7/10 7:44

1274m地点

7/10 8:27

1479m地点の三角点

7/10 9:21

1769m地点

7/10 9:29

午前中は富山平野から能登半島まできれいに見渡せた

7/10 9:43

花がちらほらと見えはじめてきた

7/10 10:01

7/10 10:08

かなり大きな池

7/10 10:28

2023m地点。登山道中、ここだけにニッコウキスゲが群生。中央の岩山はウドの頭かな？

7/10 11:16

クワガタ池

7/10 12:03

山頂付近はチングルマがあちこちに群生している

7/10 12:43

毛勝山山頂。背景は剱岳

7/10 12:47

釜谷山。いつか行ってみたい

7/10 13:24

雪解け水製造中

7/10 13:34

こんな大きな岩があったことに、降りで気がついた

7/10 14:31

池塘のあたりでもチングルマが山ほど見られた

7/10 17:11

登山口到着。森の中は木の根や岩がなめこ汁をぶっかけたようにヌルヌルしていて滑りやすく、予想以上に下山の時間がかかった

撮影機器：

Nexus 5 EM01L 16GB イー・モバイル Google

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

KtYos

　日曜日は予想外に天気が良くなりそうだということで、これまで行きそびれていた毛勝山の夏道に挑戦してみることにした。
　登山道上には残雪はいっさい残っておらず、完全な夏道となっていた。
　踏み跡が明瞭で道迷いするおそれもなく、危険な岩場も全く無いが、登山口から森林限界あたりまではひたすら急登が続く。早月尾根の馬場島-早月小屋間など、これに比べたらただの遊歩道だ。しかも森の中全体が梅雨時のためかジメジメしていて、木の根や岩がなめこ汁をぶっかけたようにヌルヌルしていておそろしく滑りやすい。
　森林限界を超えると、一転してチングルマが咲き乱れる天国となる。ただし、雪解け直後のため土がやわらかく、多くの石が浮いているので注意が必要である。
　山頂に到着すると、ようやく剱岳や、釜谷山、猫又山を望むことができる。このコースを使って釜谷山まで日帰りピストンするには、朝4時前に出発するか、もっと体力を付けてスピードアップする必要がありそうだ。
　結局本日毛勝山に登ったのは、自分を含め2名だけであったようだった。