尾高山−奥茶臼山（しらびそ峠から往復）

2016年07月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,152m
• 下り: 1,139m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:15

4:34 しらびそ峠
5:02 5:02 前尾高山
5:36 5:40 尾高山
6:08 6:08 奥尾高山
6:53 6:53 岩本山
7:40 8:01 奥茶臼山
8:45 8:45 岩本山
9:27 9:27 奥尾高山
10:02 10:03 尾高山
10:27 10:27 前尾高山
10:49 しらびそ峠

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯田市街方面から喬木村を経由し三遠南信道矢筈トンネルへ。トンネルを出てしらびそ高原方面へ進み、30分弱でしらびそ峠へ(しらびそ高原への山道は行く度に整備が進んでいて、随分、車で走りやすくなりました。全面舗装です)。
しらびそ峠及び付近に15台程度の駐車場あり。
トイレはしらびそ高原に有料トイレ(100円)があり。

コース状況／危険箇所等

全線、一般的な登山道です。危険箇所は数か所ありますが、ロープが張ってあります。尾高山〜奥茶臼山間は案内看板が少なく、目印も少な目ですが、踏み跡が明瞭です。

その他周辺情報

しらびそ高原のハイランドしらびそで日帰り入浴可能(500円。ただし温泉ではありません)。ハイランドしらびそは宿泊や日帰り入浴、軽食(営業時間に注意)、売店あり

写真

7/16 4:33

しらびそ峠へ到着。空が明るくなり始めていました。朝はまだ対岸の南アルプスがかすかに雲の切れ間から見えていました

7/16 4:36

登山口をスタート。この木の階段を登ります

7/16 4:56

前尾高に登っている最中にビューポイントが2か所あります。これは2か所目への分岐

7/16 4:56

ビューポイントから。丸山から大沢岳へ至るギザギザの稜線が見えています

7/16 5:02

前尾高山到着。シラビソの樹林がきれいです

7/16 5:12

尾高山へ向かう途中のビューポイントから。奥に南アルプス南部の稜線、中央に易老岳。手前は平谷山から立俣山へ至る稜線

7/16 5:13

尾高山まであと1km地点。傾斜がきつくないので、歩きやすいです

7/16 5:18

前尾高山を振り返る(右)

7/16 5:37

尾高山到着。三等三角点。山頂は展望がありませんが、シラビソ林に囲まれて気持ち良いです

7/16 5:38

山頂からすぐ先のビューポイントへ

7/16 5:38

南アルプスにだんだん雲がかかってきました

7/16 5:41

ここから奥茶臼山へのロングルート

7/16 6:08

ほどなく奥尾高山

7/16 6:15

ゴゼンタチバナの群生

7/16 6:17

この辺りは、赤いチャート石が露出しています。丸山の尾根で繋がる赤石山脈（南アルプス）と同じですね

7/16 6:32

マルバノイチヤクソウの可憐な白い花

7/16 6:34

大きな沼。ここも水不足かな

7/16 6:50

岩本山に到着

7/16 6:58

ミヤマカタバミとコケのコラボ

7/16 7:07

ミヤマバイケイソウの群生

7/16 7:08

蛾の仲間かなあ

7/16 7:08

ハリブキ。これから赤い実になるのかな

7/16 7:25

ミヤマバイケイソウの花。緑の花は地味ですね

7/16 7:31

シロバナヘビイチゴかな

7/16 7:33

奥茶臼の倒木帯に到着。伊那谷から見ると縞枯れしている部分です。ガスがなければここから南アルプスが眼前に見えるのですが

7/16 7:38

コケとキノコのアート

7/16 7:41

奥茶臼山に到着。二等三角点。山頂は展望がありませんが、夏登山の休憩には最適です。展望はすぐ先のビューポイントから、大パノラマが望めるのですが

7/16 7:59

休憩しながら待ちましたが、ガスが晴れず

7/16 8:03

山頂をあとにしました

7/16 8:11

倒木帯の小生え

7/16 8:12

根っこが焦げています。落雷かなあ

7/16 8:15

葉っぱの感じからするとアキノキリンソウかな

7/16 8:23

どのような経過でこのように曲がってしまったのか

7/16 8:37

シダ類も豊富です

7/16 8:38

見慣れないコケ

7/16 8:46

自然の盆栽

7/16 8:46

岩本山へ戻る

7/16 8:51

見慣れないコケ2

7/16 8:59

イワカガミはもう咲き終わり

7/16 8:59

危険箇所にはロープが設置してあります

7/16 9:04

気温も快適なので、グングンスピードが上がってしまいます

7/16 9:05

コケの花？

7/16 9:07

苔むした岩の横を通り抜けます

7/16 9:15

見慣れないコケ3

7/16 9:17

庭石になるくらいの赤チャートの岩

7/16 9:28

奥尾高山に戻る

7/16 9:44

今日一のギンリョウソウの株

7/16 9:54

倒木もあります

7/16 9:55

尾高山への登り返し。ここの登りが一番きついかも

7/16 9:59

尾高山へ戻る。ここで今日、初めて登山の方と会い、しばし歓談。このあと、団体を含めて5、6組ほどの方々とすれ違いました

7/16 10:08

シダ類のじゅうたん

7/16 10:15

ビューポイントも真っ白

7/16 10:26

前尾高への登り返し。ここも結構こたえます

7/16 10:28

前尾高山へ戻る

7/16 10:46

出会ってしまいました、マムシ。昼寝中、失礼しました

7/16 10:48

最後の危険箇所。下に廃林道が見えます

7/16 10:49

登山口着。下山時の駐車台数は6,7台程度でした

7/16 11:04

ハイランドしらびそへ車で移動。軽食コーナーのジンギス丼、ボリュームもあってとっても美味しかったです

撮影機器：

PENTAX Q7 ペンタックス

装備

個人装備

半袖ジャージ アンダーシャツ(クール) 半ズボンジャージ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料2.0L 地図（地形図） コンパス 笛 GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラQ-7

感想

kaza_koshi

7月の3連休はあまりお天気が良くない予報でしたが、初日のみ雨マークが消えましたので、久々にしらびそ高原へ避暑に行くことにしました。

奥茶臼山は日本三百名山ですが、伊那谷のどこから見ても特徴のある山容で、とても目立つ山です。昨年、小河内岳から見た奥茶臼山は、まさに南アルプス前衛の山の主峰といった風貌でした。
奥茶臼山へは今回で3回目となりますが、このルートは8年ぶりとなりました。8年前は尾高山から奥茶臼山までのルートが開設されたばかりで、まだ粗削りな感じでしたが、今回歩いてみて、踏み跡もしっかりしてきていて、随分メジャーなルートになったと感じました。
全線にわたり樹間コースですが、古代から手のついていないシラビソやトウヒの樹林は美しく、この時期はコケやササ、シダ類の緑も樹林に映えて、気持ちの良い山歩きを楽しめました。
距離は少し長いですが、最初の前尾高山への登り以降は、傾斜のそれほどきつくないアップダウンの繰り返しになります。

ガスがなければ奥茶臼山の奥のビューポイントから中央アルプスや北アルプス、八ヶ岳、南アルプス北部の山々を眺められますが、今日は仕方ないですね。
朝のしらびそ峠は車の外気温14度、下山後の車の外気温15度で、避暑地の遊歩道散歩並みの山歩きを楽しむことができました。
覚え：飯田市内自宅ーしらびそ峠駐車場　45分