マツムシソウに会いに 米子大瀑布〜根子岳（往復）

2016年08月13日(土) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,102m
• 下り: 1,095m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:15

9:20 米子大瀑布駐車場
9:40 9:40 米子不動尊（奥ノ院）
9:45 9:45 不動滝
9:55 9:55 米子不動尊（奥ノ院）
10:05 10:05 米子鉱山跡地
10:15 10:15 根子岳、浦倉山分岐
12:25 12:25 小根子岳
12:30 12:30 小根子岳分岐
12:40 13:10 根子岳
13:20 13:20 小根子岳分岐
13:25 13:25 小根子岳
13:50 13:50 小根子岳北肩
15:00 15:00 根子岳、浦倉山分岐
15:10 15:10 米子鉱山跡地
15:15 15:15 米子大瀑布展望台
15:35 米子大瀑布駐車場

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道「須坂長野東IC」降車
須坂市に向かい、信号「幸高町」を右折
県道58号線を走り、国道406号線に突き当たったら左折、
米子大瀑布の標識に従って道なりに行きます
406号線を右折してから駐車場まで約13km、一時間弱かかります
駐車は無料、トイレもあります（鉱山跡地にもトイレあり）
途中、道幅狭く、カーブ、急勾配の箇所がありますので
車の運転には十分注意して下さい
10月は紅葉シーズンで駐車場迄車が入れない日があります
詳しくは須坂市のHPなどで確認してください

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜硫黄鉱山跡地登山口
スニーカーでも歩ける整備された遊歩道ですが
登山靴をお薦めします
・硫黄鉱山跡地登山口〜稜線分岐
硫黄鉱山跡地にトイレがあります
標識は頻繁にあり、以前は道が整備されていましたが、
二箇所程藪になっている場所がありました
地面の踏み跡は明瞭なので迷う心配はありません
・分岐〜根子岳
緩やかな笹原の稜線歩き

写真

8/13 9:20

ちょっと出遅れの感はありますが、駐車場を出発。四時までには帰って来たいけど、大丈夫かな？

8/13 9:27

早速プチ滝がお出迎え

8/13 9:35

夏は、滝！
でも、米子大瀑布は紅葉シーズンが有名！

8/13 9:38

ツリガネニンジン

8/13 9:40

米子不動寺奥の院

8/13 9:41

詳しくは案内板を見て下さい

8/13 9:46

不動滝

8/13 9:46

断崖と青空
何故かこんな景色にいつも心惹かれます

8/13 9:47

滝壺に近づくと爽やかな飛沫に目が覚めるような気分。滝に打たれて修行しようとは思いませんが、以前は白装束で滝に打たれている方を見た記憶があります。

8/13 9:48

？
名前忘れました

8/13 9:50

権現滝
木々に遮られちょっと残念(/_;)不動滝より水量が多くて迫力もあるのに…

8/13 9:54

奥の院に戻りました

8/13 9:55

硫黄鉱山跡地に向かいます

8/13 9:56

木橋を渡ります

8/13 9:57

橋から見た、三段の見事な滝♪

8/13 9:58

もう一つの木橋

8/13 10:00

鉱山跡地はこの上

8/13 10:02

権現滝

8/13 10:03

米子大瀑布
左が権現滝、右が不動滝。いつ来ても絶景!(^^)!

8/13 10:07

広い鉱山跡地に寝そべって一日滝を眺めるのも良いかもしれませんね

8/13 10:07

案内板とトイレがあります

8/13 10:08

白樺の幹がはっとする美しさ！

8/13 10:09

飽きずに写真撮りまくり

8/13 10:10

ここからが本当の登山道、今までは楽勝の遊歩道

8/13 10:13

木橋を渡り

8/13 10:16

鉄階段付きの橋を渡ります

8/13 10:17

一枚岩の上を流れ落ちる水は、流れではなく飛沫！夏らしく涼しげ！

8/13 10:17

橋を渡るとすぐに浦倉山登山道との分岐

8/13 10:17

本当は浦倉山に回ってここに戻りたいのですが、今日は遅刻しましたし、体力ももうちょっと必要ですから、充電完了するまで止めておきます(^^ゞ

8/13 10:19

滝のシャワーを浴び、生き生きとした苔の色が綺麗！

8/13 10:20

滝の真横を登ります。急坂の一枚岩で、濡れているので足元注意！

8/13 10:25

太いワイヤーが張ってある岩場。足場が広いので、そんなに怖くありません。

8/13 10:25

対岸の絶壁
深い谷間です。急登は仕方ありません。

8/13 10:36

標識は至る所にあり、ピンクのテープもあります。二箇所程、藪になっている場所がありましたが、踏み跡はしっかりしているので迷う心配はありません。

8/13 10:42

鉄橋で深い谷を渡ります。「揺らすな」と注意書きがありますが、揺らして喜ぶ人がいるんでしょうか？なんとなく賑やかな光景を想像してしまいます(^^♪

8/13 11:06

心地良い白樺林の中の小径は、そこはかとなくロマンチック^_^;

8/13 11:09

涸れた沢

8/13 11:38

空が開けて来ました！稜線が近い！

8/13 11:38

お目当てのマツムシソウが現れましたよ(^^)/

8/13 11:41

これから向かう稜線は気持ち良すぎる笹原(^^)/

8/13 11:42

ウメバチソウ咲き始め。ぱっちりおめめの可愛いこと！

8/13 11:43

大輪♪
うっとり！来て良かった！最高！

8/13 11:45

素敵な登山道独り占め。稜線上では登山者に出会いましたが、鉱山跡登山口と分岐の間は全く人には出会いませんでした。

8/13 11:45

これだから、一人歩きは止められませんね(^^)/熊鈴忘れ、今日は携帯ラジオ持っています。熊にも出会わなくて良かったです（ラジオのボリュームかなり上げていました）(^^ゞ

8/13 11:46

魅せられる断崖絶壁あちこちにあります

8/13 11:47

ついパチリ！

8/13 11:48

破風岳方面
予報は晴れなんですけど…

8/13 11:49

飯豊でもマツムシソウに大歓迎していただきました(^_^)もっと青みがかっていた気がします。

8/13 11:49

分岐の標識が見えて来ました。真っ直ぐ行くと避難小屋を経て菅平。根子岳へは左折。

8/13 11:50

標識とマツムシソウの花が良い感じ！

8/13 11:50

一面マツムシソウ♪来て良かった！案ずるより産むがやすし(^.^)

8/13 11:50

案内板は方向と距離のみの表示。時間については自分であらかじめ把握しておいた方が良さそう。

8/13 11:52

イブキジャコウソウがまだ咲いていました(*_*)

8/13 11:52

またまたこんにちは！

8/13 11:52

私たちって美人でしょ(*^^)v

8/13 11:53

私たちだって負けてないわ！

8/13 11:53

小根子と根子
緩やかな笹原を行きます

8/13 11:56

左に四阿山
晴れの期待空しく、雲が行く手を覆い始めました

8/13 12:00

沿道の賑やかな事！

8/13 12:01

ヤナギラン
まだ咲き残っていてくれて有難う

8/13 12:02

ツワブキ

8/13 12:08

オヤマリンドウ
山の夏は短か過ぎ！もう秋なんて(/_;)

8/13 12:21

根子岳は正面
確か左にちょっと登ると小根子岳山頂だったと思うので、寄って行きます

8/13 12:21

ここにも大輪

8/13 12:23

わあおっ！
一等三角点だったのですね、気が付きませんでした(*_*)新しい発見があるから、幾度来ても価値があります。

8/13 12:23

いつも人影のない寂しい山頂

8/13 12:24

自分的には、この山頂の方が好きです。根子の山頂が混んでいたら、ここまで戻って昼食にしようと思います。

8/13 12:24

辿って来た道
雨の不安はあまりないのですが、ますます雲が低く垂れ込めて来ました

8/13 12:26

ヤナギラン群生地

8/13 12:26

なんとも可愛い花の形に惚れ惚れ

8/13 12:32

僅かに開きかけたオヤマリンドウ

8/13 12:42

根子岳山頂に到着
いつもは大混雑しているので鳴らさないのですが、今日は意外に静かなので、鐘を鳴らしてみました

8/13 12:42

祠に参拝

8/13 12:43

四阿山方面は雲の中。雨にならなければ、この方が涼しくて気持ちが良いくらい！

8/13 13:02

チーズとキャベツ浅漬けでゆっくり一人宴会！楽しみ過ぎ(*^^)vそろそろ下山しないと(^^ゞ

8/13 13:08

山頂のマツムシソウさん、さようなら

8/13 13:15

正面に小根子岳山頂が淋しげ

8/13 13:20

小根子岳分岐の標識の下に高原野菜畑が広がります。こんな霧が美味しい野菜を育てるのだと思います。

8/13 13:22

ヤナギランと小根子岳山頂が良い感じ。また来たくなるいとおしい風景。

8/13 13:24

さようなら、小根子さん。また来ますね！

8/13 13:24

一等三角点さん、さようなら

8/13 13:34

ゆるゆると分岐に下る途中、お一人登ってくる方に会いました。

8/13 13:41

小根子岳とマツムシソウ

8/13 13:48

分岐
快適な稜線ともお別れ。標識が見えるのでちょっとだけ真っ直ぐ行ってみます。

8/13 13:49

小根子岳北肩
この先が切れ落ち、絶壁を為し、滝を作り出しているのですね！

8/13 13:50

笹原は目の下に続いています

8/13 13:50

根子岳方面
意外に晴れて来ましたね

8/13 13:52

分岐に戻りました。ここから深い谷間に下山。下りたくないですが(/_;)

8/13 14:16

涸れ沢を渡ります

8/13 14:38

誰も揺らす人はいないから安心、でもつまらなかったりする橋

8/13 14:40

心地よい平坦な小路。つい、道の脇にテントを張ってみたいなんてよこしまなことを考えてしまいます。

8/13 14:52

対岸の絶壁

8/13 14:53

深い谷間ですね！

8/13 14:56

そろそろ浦倉山分岐

8/13 14:57

苔の美しい滝

8/13 14:59

浦倉山分岐
又いつか周回しにきますね！

8/13 15:02

木橋を渡ると鉱山跡地

8/13 15:05

登山道入口に着きました

8/13 15:05

権現滝

8/13 15:07

山の神さまに無事下山を感謝

8/13 15:08

案内板には鉱山だった頃の様子が描かれています。今は無人でひっそり。

8/13 15:13

東屋に寄り、遊歩道を辿って駐車場に下ります

8/13 15:13

色鮮やかにまだ紫陽花が(*_*)

8/13 15:14

真っ白な紫陽花も

8/13 15:14

東屋
ここから眺める滝も絶景です

8/13 15:15

写真では滝の姿がはっきりしなくなりました

8/13 15:15

残念です
やはり晴れた日が写真には最高でしょう。秋晴れの紅葉が楽しみ♪

8/13 15:33

分岐
駐車場まで数分です

8/13 15:35

無事帰還しました。今日は駐車場は余裕でした。10月は紅葉シーズンで、車の入れない日があり、看板が出ていました。紅葉を見に来る予定のある方は、規制のある日をネット等で確認してください。

感想

kyom4

七月末に、ようやく八年越しの思いを叶え、飯豊連峰を縦走した四日間、
登山道の傍ら、至る所に見られたのが大輪のマツムシソウでした。
それで思い出したのは、根子岳でも、確かマツムシソウが咲く季節、
早速行ってみたくなり、米子大瀑布駐車場から登ることにしました。

30台位は余裕で停められる駐車場なのですが
お盆でどの位観光客が来ているのか分からず
駐車場までの長い林道を走っている間、ちょっと不安でした。
駐車場整理の方も待機していて、九時でも余裕で停められました。
いつ来ても圧倒的に県外ナンバーの車が多く
米子大瀑布の名声が、全国に轟いている事実を実感します。

本当なら、根子岳から四阿山に登り返し、浦倉山を経て
ぐるりと周回すると、充実した山行になるのですが
このところハードな縦走が続き、疲れが完全回復せず
横着をして、駐車場から根子岳までの往復としました。

初めて鉱山跡登山口から根子岳への稜線に至る登山道を歩いた日は
むし暑く、随分急坂の繰り返しが辛かった印象が残っています。
今回は、曇りがちで涼しかったこともあり、様子も分かっていた為か
急坂が左程気にならず、楽しんで歩けた気がします。
ただ、前回綺麗に手入れされていた沿道の藪が伸び出している箇所があり
道迷いの心配はありませんが、藪を掻き分ける場所がありました。

マツムシソウは、稜線に出る付近の笹原から登山道沿いに咲いています。
一寸盛りは過ぎている感もありますが、まだまだ十分楽しめました。
ウメバチソウや、オヤマリンドウ等の秋の花が咲き始めていますので
これからは秋の花も楽しめると思います。

根子岳、四阿山は菅平牧場からが距離も短く人気のコースですけれど
日本の滝百選に選ばれている米子大瀑布で、先ず滝を鑑賞し
殆ど人通りのない静かなコースを辿って稜線に向かうと
また違った深い渓谷の景色が楽しめ、秋の紅葉シーズンもお薦めです。
ただ、人気のない道ですので、熊除け対策は怠りなく！