【高尾山周辺】ミクロの世界にこんにちは

2016年08月14日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,064m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:59

7:35 日影沢林道入口駐車スペース
7:58 7:58 ウッディハウス愛林
9:55 10:15 城山
10:15 10:15 一丁平
11:10 11:10 もみじ台
11:15 11:15 高尾山薬王院
11:42 11:42 霞台園地
11:55 11:55 蛇滝
12:10 12:10 高尾梅の郷まち広場
12:56 12:56 木下沢梅林
14:34 14:34 関場峠
14:34 日影沢林道入口駐車スペース

天候

　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

【日影沢林道】
●ダイコンソウ
（大根草）
今日は自然観察の日。
真中の透明な緑色の玉に不思議なエネルギーを感じます。

【日影沢林道】
●キンミズヒキ
（金水引）
隣同士で御近所付き合いも必要なんでしょうね。

【日影沢林道】
●フジカンゾウ
（藤甘草）
目に優しい色です。

【日影沢林道】
●フジカンゾウ
（藤甘草）
カゲロウを見つけました。子供の頃、この幼虫を川虫と呼んで、河原の石の裏にいるのをつかまえて、釣りの餌にしたことが思い出されて懐かしい。

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
●ヤブラン（藪欄）
綿毛か？胞子か？

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
●ヤブラン（藪欄）
ここにも！

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
●ミズヒキ（水引）
実は彼らは立派な昆虫なんです。

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
●ミズヒキ（水引）
本当にいつ見ても面白い。

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
●ミズヒキ（水引）
蟻の戸渡り・・・

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（子供）
（透翅羽衣）
ちゃんとお目々もついてます。

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（親）
親はこんな姿形をしています。

【日影沢林道】
■スケバハゴロモ（親）
翅の向こうが緑色に見えてシースルー。透翅と呼ばれる所以。

【日影沢林道】
■オナガアゲハ（尾長揚羽）
●クサギ（臭木）
黒いアゲハは、ジャコウアゲハかクロアゲハかオナガアゲハかの見分け方がまだ身に着いていないのですが・・・

【日影沢林道】
■オナガアゲハ（尾長揚羽）
●クサギ（臭木）
胴が黒くて、翅が細長く、尾状突起が長いので・・・

【日影沢林道】
■オナガアゲハ（尾長揚羽）
●クサギ（臭木）
オナガアゲハと認定しました。写真に収めたのは初めてです。

【日影沢林道】
■オナガアゲハ（尾長揚羽）
●クサギ（臭木）
飛翔する姿も撮ることができました。

【日影沢林道】
■にゃんこ（猫）
「背中、丸いぞ。」
「いいんです。ほっといて下さい。」

【日影沢林道】
■にゃんこ（猫）
「お花食べたの、君か？」
「わけ、ないでしょう。」

【日影沢林道】
「せかせかしていないで、私を見習いなさい」
「はあ」

【日影沢林道】
■セマダラコガネ
「大丈夫か？足攣ったか？」
「ワープできないか、試しているんです。」

【日影沢林道】
●ミズヒキ
（水引）
ポチポチ咲いている花を見つけたので、近寄ってみました。

【日影沢林道】
●アキノタムラソウ
（秋の田村草）
もう「秋」の名のつく花が咲くシーズンなんですね。

【日影沢林道】
●キンミズヒキ
（金水引）
何故か「空いているドアを選んでご乗車下さい」という地下鉄のアナウンスを思い出しました。

【日影沢林道】
●ハグロソウ
（葉黒草）
林道のあちっこちから「あっかんベー」をされました。

【日影沢林道】
●キツネノカミソリ
（狐の剃刀）
タヌキには何を持たせてやるのがよいかな。

【日影沢林道】
●ヤブミョウガ
（藪茗荷）
よく見るとちんちくりんなお花と実で、笑っちゃいます。

【日影沢林道】
●フジカンゾウ
（藤甘草）
一つ一つの花に表情があるんですね。

【日影沢林道】
●ミミガタテンナンショウ
（耳型天南星）
熟れたトマトが籠に乗せられているかのようです。

【日影沢林道】
●マツカゼソウ
（松風草）
なんと風流な名前のお花なんでしょう。

【日影沢林道】
●マツカゼソウ
（松風草）
近づかずにはいられません。

【日影沢林道】
●キツリフネ
（黄釣舟）
いつ見ても、お惚け君。

【日影沢林道】
●ハエドクソウ
（蠅毒草）
名前からは想像もつかないほど控えめなんです。

【日影沢林道】
●タマアジサイ
（玉紫陽花）
ぽちっと破裂、できたてほやほや、の図。

【日影沢林道】
●タマアジサイ
（玉紫陽花）
こちらは待ち切れずにフライング、の図。

【日影沢林道】
●タマアジサイ
（玉紫陽花）
あれ、真っ白な花もあるんですね。

【日影沢林道】
●ミズタマソウ
（水玉草）
確かに水玉がぶら下がっているかのよう。

【日影沢林道】
■調査中

【日影沢林道】
こんなところにミニ台風が発生・・・

【日影沢林道】
●キツネノボタン
（狐の牡丹）
名前を聞くと真中をぽちっとしたくなります。

【日影沢林道】
●ミゾソバ
（溝蕎麦）
可愛らしい娘さん。

【日影沢林道】
●ゲンノショウコ
（現の証拠）
この小さなお花が何の証拠になるのか。

【日影沢林道】
■ワキグロサツマノミダマシ
（脇黒薩摩の実騙し）
蜘蛛にしては実にインテリ。

【日影沢林道】
■キクビアオハムシ
（黄首青葉虫）
異彩を放つ極小虫を発見。

【日影沢林道】
■アシグロツユムシ（幼生）
（足黒露虫）
見るからにやんちゃ坊主。

【日影沢林道】
■トホシテントウ
（十星天道）
テントウムシと名乗りながら、君はどこか悪さしそうな雰囲気を醸し出しているね。

【日影沢林道】
●ヤマトフキバッタ
（大和蕗飛蝗）
その翅で跳べるのかい？

【日影沢林道】
頬を染めた葉っぱが一枚・・・

【日影沢林道】
彼らの夏は既に終了。

【日影沢林道】
●ツリガネニンジン
（釣鐘人参）
「低山沙参」と名付けたくなります。

【日影沢林道】
●ワレモコウ
（吾亦紅）
えっ、一曲歌えって・・・カラオケ、苦手なんです。

【日影沢林道】
●調査中

【日影沢林道】
目を回そうって魂胆だな。

【日影沢林道】
●タカトウダイ
（高灯台）
どう形容してよいか、少し時間が欲しくなる風体。

【日影沢林道】
●ミヤマタニワタシ
（深山谷渡）
ふと見ると靴下の集合体、よく見ると花びらが畝っていたりしていて実に微妙。

【日影沢林道】
●ツユクサ
（露草）
たまには横顔も・・・

【日影沢林道】
●ボタンヅル
（牡丹蔓）
芸術は爆発だ！

【小仏城山頂上】
う〜ん、ここに来ると・・・

【小仏城山頂上】
定番になってしまった・・・

【小仏城山頂上】
●キキョウ
（桔梗）
毎回、ヒトデのような、としか形容できない自分を恥じたい。

【小仏城山頂上】
そんなに先を急いで、夏はお嫌いか？

【一丁平】
●オオバギボウシ
（大葉擬宝珠）
この花のいい所だけをパチリ・・・

【一丁平→もみじ台】
■ヤマトシジミ
（大和小灰蝶）
彼がちらちら飛んでいるのを見つけると、なぜか平和を感じます。

【一丁平→もみじ台】
●カノツメソウ
（鹿の爪草）
ミクロ中のミクロ花。

【一丁平→もみじ台】
●オカトラノオ
（丘虎の尾）
近寄ると虎の気配を感じなくなります。

【薬王院付近】
ギズモ君、元気そうね。
大昔、早朝に君に吠えられたのを私は忘れませんよ。

【霞台園地】
■アサギマダラ
（浅黄斑）
わざわざ怒涛のような人の流れを・・・

【霞台園地】
■アサギマダラ
（浅黄斑）
かいくぐって一号路を遡ってきた訳は・・・

【霞台園地】
■アサギマダラ
（浅黄斑）
ケーブル駅の近くに彼らがよくいるポイントがあるからなんです。

【蛇滝】
●イワタバコ
（岩煙草）
人ごみの一号路から静かな蛇滝に降下すると、彼らが出迎えてくれてほっとします。

【高尾梅の郷まち広場】
頭上には途方もない人工物。

【蛇滝入口→日影沢入口】
●キバナコスモス
（黄花秋桜）
しまった、露出を間違えた。

【蛇滝入口→日影沢入口】
●キバナコスモス
（黄花秋桜）
本当はこんな感じです。

【蛇滝入口→日影沢入口】
●アオスジアゲハ
（青条揚羽）
ジョーズではありません。動きの速い彼をしっかり写真に収められるとラッキーなのですが、この日は失敗。

【蛇滝入口→日影沢入口】
■トラマルハナバチ
（虎丸花蜂）
そんなにがつがつせんでも・・・

【蛇滝入口→日影沢入口】
■ベニシジミ
（紅小灰蝶）
そうそう、あなたぐらいの優雅さがいいね。

【蛇滝入口→日影沢入口】
■調査中

【蛇滝入口→日影沢入口】
■調査中

【日影沢入口→木下沢入口】
●ヤブミョウガ
（藪茗荷）
抹茶のお菓子の具に使えそうだな。

【日影沢入口→木下沢入口】
●ヨウシュヤマゴボウ
（洋種山牛蒡）
子供の頃、この実の汁を服につけて、親に怒られたのを思い出しました。

【日影沢入口→木下沢入口】
■サカハチチョウ
（逆八蝶）
この蝶は、横から見ても・・・

【日影沢入口→木下沢入口】
■サカハチチョウ
（逆八蝶）
上から見ても、凝った衣装を纏っています。

【日影沢入口→木下沢入口】
■サカハチチョウ
（逆八蝶）
表情を伺ってみましたが、無表情だということが分かりました。

【木下沢林道】
●ヌスビトハギ
（盗人萩）
グラサン一杯ぶら下げて、どうするの？

【木下沢林道】
■マメコガネ
（豆黄金）
君たちは合体していない時を見る方が少ない気がするんだけど・・・

【木下沢林道】
■ベッコウハゴロモ
（鼈甲羽衣）
翅が透けていない羽衣君も見つけました。

【木下沢林道】
■コミスジ
（小三條）
ツー・・・パタパタと飛び回る、不思議な蝶です。

【木下沢林道】
■カラスアゲハ
（烏揚羽）
おっと、やっと見つけました。

【木下沢林道】
■カラスアゲハ
（烏揚羽）
この日はミヤマカラスアゲハには会えませんでしたが、この蝶を見ないと帰る気がしません。

【木下沢入口→日影沢入口】
私は私はあなたから〜・・旅立ちます♪

【御岳山(山の日)】
以下は2日前の山の日のお散歩です。

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）

【御岳山(山の日)】
●ヤマユリ
（山百合）
夏バテですか、頑張ってね！

【御岳山(山の日)】
●ヌスビトハギ
（盗人萩）
おっさんはピースがお好き？

【御岳山(山の日)】
●シュウカイドウ
（秋海棠）
和菓子かと思って食べないように。

【御岳山(山の日)】
水玉って、夢中になっちゃいそうで、危険。

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）

【御岳山(山の日)】
●レンゲショウマ
（蓮華升麻）
宇宙船が多数襲来！

【御岳山(山の日)】
蜘蛛の巣の水玉に見とれてしまいました。

【御岳山(山の日)】
●オニユリ
（鬼百合）
ミクロの世界にあってはとてつもない大物。

【御岳山(山の日)】
苔も興味を持ち始めると、コリだしそうで危ない。

【御岳山(山の日)】
フシグロセンノウ
（節黒仙翁）
ちょっとお疲れか。

【御岳山(山の日)】
この日は本当に涼しかったんです。

【御岳山(山の日)】
言葉だけでなく、本当にマイナスイオンを浴びた気がしました。

【高尾山】
●ヤマホトトギス
（山杜鵑草）
今回の2日間で3種のホトトギスに会いました。

【高尾山】
●ヤマホトトギス
（山杜鵑草）
次のヤマジノホトトギスと違って、花被が強く反りかえっています。

【御岳山(山の日)】
●ヤマジノホトトギス
（山路の杜鵑草）
対してこちらは、花被片があまり反りかえっていません。

【高尾山】
●ヤマジノホトトギス
（山路の杜鵑草）
書籍によっては、高尾山にはヤマジ・・・は自生していない、と書かれていますが、う〜ん紛らわしい個体も多いようです。

【御岳山(山の日)】
●タマガワホトトギス
（玉川杜鵑草）
黄色いタマガワ・・・はロックガーデンに咲いていますが、ここ意外に見かけたことがあるのは北アルプスだけ。

【御岳山(山の日)】
●タマガワホトトギス
（玉川杜鵑草）
こんなに離れているのに、同じく妙ちくりんな形をしてひっそり咲いているのが不思議でなりません。

【白丸駅付近(2014年8月31日)】
●ホトトギス
（杜鵑草）
2年前には1日で4種のホトトギスに会えたことがありましたが、今回彼には会えませんでした。これは白丸駅の近くで見つけたものです。

【信濃大町の霊松寺(2014年10月26日)】
●ホトトギス
（杜鵑草）
東京の低山では見かける機会が少ないのですが、長野ではもっと沢山咲いているのを見たことがあったので、掲載しました。花被片の斜め具合は前2者と異なり、どちらかというとタマガワ・・・と近い感じです。

【御岳山(山の日)】
■ホオジロ
（頬白）
夏の終わりを告げてくれているのか？

【御岳山(山の日)】
山の日のラストは、沢の井園のオープンテラスで、お蕎麦を頂きました。

感想

yamahiro

○お盆の週はどこも込み合うのと、
　前の週は白馬岳・雪倉岳で絶景と高山植物をこれでもかというほど
　十分味わったので、
　今回はぶらりと高尾山界隈を歩いて、
　ごくごく身近な生き物たちの観察をしてきました。
　また山の日も、同じく近場の御岳山で散歩してきました。