オコジョ探し→野うさぎ発見 のんびり苗場山(小赤沢3合目-山頂-祓川)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:20
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:08
ルートは手で引きました。
CTはカメラの撮影時刻参照。
ペースはゆーっくり。
天候 | 8/14(日)晴れ時々曇り 8/15(月)晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
東京7:48発-(新幹線Maxとき305号・新潟行)-浦佐9:21着 浦佐9:37発-(JR上越線・長岡行)-越後川口9:57着 <越後川口駅で3時間待ち> 越後川口13:10発-(JR飯山線・戸狩野沢温泉行)-津南14:05着 津南役場前14:41発-(南越後観光バス・秋山郷線和山行)-和山温泉入口16時頃着 http://www.minamiechigo.co.jp/pdf/jikoku-280401/tsunan/tsunan0401/akiyamagoh2.pdf ※リーダー曰く「新幹線の指定席が早い時間のしか空いてなかった」ので、 越後川口駅で3時間待ちの事態に。徒歩圏に観光地なし。 徒歩約3分の場所にスーパー(駅から見える)があり、 お昼御飯を調達できた。ウレシー ※秋山郷線和山行バス:津南駅前バス停発の便がほとんどなく、 津南駅から津南役場前バス停まで徒歩約20分。 (↑新幹線内でこの事実を知る。) 「和山登山口」から登山希望の方、 「ヒュッテひだまり」「栃川高原キャンプ場」利用の方は 『和山温泉入口』下車。(終点「和山温泉」のひとつ前) http://www.yamakei-online.com/trailhead/detail.php?id=1148 ※※※といいますか、東京方面からお越しの方は、 越後湯沢駅から森宮野原行のバスで津南役場前下車。 そこで和山行バスに乗り換えるのが一番Coolぽい! 道理で浦佐〜津南まで地元の人っぽい乗客しか見かけなかったわけや。 以上、ローカルな旅をしたい人向けアクセスでした。 8/15(月) かぐらみつまたスキー場第2リフト駐車場〜越後湯沢駅 タクシー約5,550円 アサヒタクシー TEL : 0257-84-3410 フリーダイヤル(ケータイからでもOKでした): 0120-1094-8 ◎和田小屋付近に到着後、掲示板(?)に書いてあったアサヒタクシーにTEL。 和田小屋まで来てくれると掲示板に記載があったが、 タクシー代節約の為、駐車場まで約20分舗装路を下りた。 ゆっくり下りて駐車場到着後、しばらくするとタクシーが来た。 越後湯沢15:08発-(JR上越線・水上行)-水上15:46着 水上15:53分発-(JR上越線・高崎行)-高崎16:56着 高崎17:13発(JR湘南新宿ライン快速・国府津行)-新宿19:06着 ◎新幹線指定席が軒並満席だったので在来線で帰宅。 盆休み中なので高崎行乗り換えの際、みんな急いで下車、 高崎行のホームまでダッシュ(昇り階段で「押すなよ!」の怒号あり)。 席争奪戦になった。私達は偶然階段近くの車両に居たので勝利(?)。 湘南新宿ラインはグリーン車(全席自由席)でのんびり。 高崎駅始発なので余裕で席ゲット。 登山帰りは「平屋席(荷物棚がある)」で足元も余裕。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:小赤沢3合目登山口にて提出。 ・小赤沢ルート 小赤沢3合目〜山頂:全体的によく整備されている。 1合毎に標識があるので記録がつけやすい。 4合目に水場(沢なので水量豊富)、 5合目〜6合目の間に水場(水量少なめ)あり。 7合目〜8合目辺りは鎖場(岩場)や急坂だが 絶対鎖を使う必要がある程ではないし急坂もさほど大した事はない。 頂上付近は壊れている木道もあるが危険という程でもない。 ・祓川ルート 上ノ芝〜中ノ芝〜下ノ芝:整備されているが地味に長くてしんどい。 下ノ芝〜和田小屋:泥&苔の岩の道で滑りやすい。 どちらのルートもストックは不要と思う。 今回は持っていかなくてホンマ良かった〜と心から思った。 |
その他周辺情報 | ・ヒュッテひだまり:http://akiyamagou.jp/ (↑サイトの文章に味があって好き) バス停「和山温泉入口」から徒歩2,3分にある宿屋。 男女交代制(札を掛けて使用する)の内湯(栃川温泉の掛け流し)アリ。 ヒュッテ=山小屋らしく(?)部屋にテレビはない。 元々食堂だったからか、食事が大変良かった。 素朴だけど手が込んでいて、あれよあれよと品数が出てくる。 去年「ぴったんこカン・カン」で紹介された(あるサイトの情報)。 自家製燻製ハムが特に美味。 予約時に依頼すると登山口まで送迎してくださいます。 (私達の場合は小赤沢3合目登山口まででしたが、 他の登山口への送迎があるのかは詳しく聞いていないので不明。) ・江神共同浴場 大人400円 越後湯沢駅東口から徒歩3分の共同湯。 最初にタクシーの運転手さんに案内していただいた温泉。 営業が13時からだったので今回は断念。良心的価格。 ・越後のお宿 いなもと 日帰り入浴1,000円(タオル代別) http://www.oyadoinamoto.jp/ 越後湯沢駅西口徒歩2分のホテル。 次に運転手さんに案内していただいた温泉。 日帰り入浴は1階の大浴場のみ。洗い場もたくさんあり広い。 宿泊客は展望露天風呂に行く&平日からか貸し切り状態。 温度差のある二つの浴槽がある。源泉掛け流し。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
当初飯豊連峰登山の予定であったが
もう電車の指定席が取れないのではと思い(確認はしていない)、
一度行ってみたかった苗場山に変更。
飯豊連峰登山の分休みを多く取っていたので
前泊+小屋泊まりの贅沢な山旅に。
ヒュッテひだまりにて前泊。
(早朝のラジオでのSMAP解散のニュースにアーヤッパリネーな反応。)
ひだまりのご主人に「3合目」まで車で送っていただく。
着いたのは小赤沢3合目。
平太郎尾根の3合目と思い込んでいたので
車ん中でリーダーと目で驚き合ったが(声に出せない)、
完全なるこちらの確認不足+地図には平太郎尾根3合目の表記はないので
思い込みの激しさを双方反省。
小赤沢3合目はマイナーかつ急坂の平太郎尾根に比べたら
登りやすいメジャールート+CTが短い為
山頂での大暇潰しタイムが2時間増えた事になる。
何にしても逆の結果(CTが増える)にならずに良かった。
小赤沢ルートは急坂や鎖場はあるけれど
天気が良いのもあって登りやすかった。
8合目を過ぎ、しばらく歩くと展望が開けた。
ウキウキしながら歩いていると、前日同じ路線バスに乗り合わせた方とすれ違い。
リーダーがすぐに気付いて「あー同じバスのー」とご挨拶。
私は薄情なので思い出すのに時間がかかりしばらくポーっとしてた。
男性の単独登山というのもあってもう下りていらっしゃる。
お別れした後、下車したバス停は違えども結局あの方と
同じルートを歩く事になったなーと苦笑い。
登頂後、小屋近くの大きい綺麗なベンチで
ペットボトルのお茶を温めて(4合目の水を汲むのを忘れたのでコーヒー断念)
お茶ブレイク。時間があり過ぎるので人間観察などをして楽しむ(?)。
たまたまだろうが、団体登山者がおらず、
登山者の年齢層も若い(声が小さい)ので静かに休憩できた。
ベンチで粘ったが結局13時前に小屋で宿泊手続き。
荷物をベッドに置き、食堂でダラダラした後
再び外に出ると「あウサギがいる!(小声)」とリーダー。
指差す方を見ると確かにウサギ!ウサギ!!
苗場山にはオコジョがいるらしいので(山頂小屋で可愛いオコジョTシャツが
売られているくらい…欲しいけど歳不相応と思い購入せず)
登山中気にかけてはいたがオコジョを見つける事はできなかった。
まさか野うさぎを見れるとは…嬉しい!
一通り撮影をバシャバシャした後ウサギは茂みに消えた。
後でリーダーが山小屋のご主人と話した事によると
小屋周辺に住んでいる子ウサギのよう。
なんだかんだで時間が過ぎ、夕食の時間。カレーをいただく。
山小屋カレー初体験でテンションが上がる。
1杯目と同量をおかわりした。
前日のヒュッテひだまりでの食事を美味しくたっぷりいただいて
胃が伸びてたのか食欲が通常以上に旺盛。
健康の証拠(?)。
翌日、良い天気が持ちそうな空。
のんびり下山。
登山口に着くまで誰にも抜かされなかった。
後ろを振り返ると下山する人は見えるが皆時間に余裕があるようでゆっくりペース。
初めてヒカリゴケも見れたし、雷清水の水が冷たくて甘く美味しかった。
(持ち帰り容器をもっと持ってくれば良かった)
小赤沢ルートと祓川ルートの登山道には「ラピュタの木」とか「ゲンコツ岩」とか
ラミレートの標識がたくさんあって楽しませていただいた。
今回は宿のご主人達(村の方達)とお話させていただく機会があった
からかもしれないが、登山道の整備に対するありがたさを多く実感した。
もちろん苗場山の山頂湿原も素晴らしかったけれど、
今回は人の温かさをジーンと感じた山旅であった。
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