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Yamareco

記録ID: 942977
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(硫黄岳・天狗岳)で山の縁を知る

2016年08月14日(日) 〜 2016年08月15日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.5km
登り
1,463m
下り
1,456m

コースタイム

1日目
山行
3:20
休憩
1:20
合計
4:40
10:20
20
10:40
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50
11:30
12:10
50
13:00
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20
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14:00
40
14:40
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10
14:50
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10
15:00
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0
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宿泊地
2日目
山行
4:30
休憩
2:20
合計
6:50
6:10
50
宿泊地
7:00
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10
7:10
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10
7:20
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0
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7:50
8:00
20
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9:00
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10:30
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12:30
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30
13:00
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0
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ゴール地点
天候 14日:曇り時々晴れ
15日:晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜平までの未舗装林道が運転していて結構長く感じました(実際は約30分)。車高の低い車は不適です。四駆ハ○ラーに乗っててほんとよかった。
桜平駐車場では空きがなくて一瞬焦りました。軽自動車なので隙間にねじ込んで何とか場所を確保。10:30着では遅すぎたかと反省。しかし下山の人たちが到着する時間でもあったので、もう少し待てば良い位置が空いたのかも。
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されていて歩きやすいですが、岩稜帯ではトレッキングポールを使うかしまうか、使い分けが必要な場所があるなと感じました。
その他周辺情報 宿泊はオーレン小屋。
登山後温泉は唐沢鉱泉。
桜平から歩き始めます。ここまでの未舗装林道5kmの運転にややへこたれたが、夏沢の水の流れの心地よさにやる気を取り戻す。
桜平から歩き始めます。ここまでの未舗装林道5kmの運転にややへこたれたが、夏沢の水の流れの心地よさにやる気を取り戻す。
夏沢鉱泉。薪の数がスゴイ。
夏沢鉱泉。薪の数がスゴイ。
早速コケの絨毯に見惚れる。
早速コケの絨毯に見惚れる。
森が生き生きしてます。
森が生き生きしてます。
岩に着いた苔が抹茶の和菓子のようだ。
岩に着いた苔が抹茶の和菓子のようだ。
オーレン小屋までの道のりは傾斜が緩やかで歩きやすいです。
オーレン小屋までの道のりは傾斜が緩やかで歩きやすいです。
オーレン小屋に着きました。
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オーレン小屋に着きました。
小屋正面から
一通りの手続きを済ませて小休止。軽食メニューと迷った末、時短優先でパンセットの一部を食す。おにぎりに比べて意外に便利かもしれない。というか、買ってくればよかったのかなあ。
一通りの手続きを済ませて小休止。軽食メニューと迷った末、時短優先でパンセットの一部を食す。おにぎりに比べて意外に便利かもしれない。というか、買ってくればよかったのかなあ。
小屋前で一息ついた後、赤岩ノ頭経由で硫黄岳に向かって出発。歩きながら、案外汗をかくなぁと思いつつ。
小屋前で一息ついた後、赤岩ノ頭経由で硫黄岳に向かって出発。歩きながら、案外汗をかくなぁと思いつつ。
高度が上がると振り返りながら景色を味わう。
高度が上がると振り返りながら景色を味わう。
赤岩ノ頭から硫黄岳を望む。ガスが立ち込めます。
赤岩ノ頭から硫黄岳を望む。ガスが立ち込めます。
ヒメコゴメグサ。一つ一つがきれいに咲く。
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ヒメコゴメグサ。一つ一つがきれいに咲く。
硫黄岳に到着!涼しい!というかやや寒い?風が抜ける場所なんですね。
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硫黄岳に到着!涼しい!というかやや寒い?風が抜ける場所なんですね。
火口の迫力に言葉を失う。
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火口の迫力に言葉を失う。
とにかく荒々しいのである。
とにかく荒々しいのである。
爆裂火口というだけのことはある景色。
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爆裂火口というだけのことはある景色。
山の断面図のようにも見える。
山の断面図のようにも見える。
夏沢峠に向かって下山開始。
夏沢峠に向かって下山開始。
オンタデ
途中「迂回路」の標識の先には崩れそうな道が。
途中「迂回路」の標識の先には崩れそうな道が。
夏沢峠。山びこ荘。
夏沢峠。山びこ荘。
見上げれば、さっき見降ろした風景が頭上に。
見上げれば、さっき見降ろした風景が頭上に。
夏沢峠を過ぎると緩やかな道になります。
夏沢峠を過ぎると緩やかな道になります。
オーレン小屋に帰ってきました。かまどから薪の煙が立つ。たき火が敬遠されがちな自宅近くでは出会わなくなった香り。
オーレン小屋に帰ってきました。かまどから薪の煙が立つ。たき火が敬遠されがちな自宅近くでは出会わなくなった香り。
小屋横の沢の水音が心地よいのです。
小屋横の沢の水音が心地よいのです。
小屋の正面にて。餌台にウソの雄が来て少し周囲を警戒しています。小屋主さん曰く、何年も餌付けしているので結構人が近くにいても逃げることはないのだとか。
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小屋の正面にて。餌台にウソの雄が来て少し周囲を警戒しています。小屋主さん曰く、何年も餌付けしているので結構人が近くにいても逃げることはないのだとか。
食べ始めると嘘みたいに無防備にしています。2m位に近づいても動じない。頬の赤みがかわいらしいね。
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食べ始めると嘘みたいに無防備にしています。2m位に近づいても動じない。頬の赤みがかわいらしいね。
センダイムシクイ。ちょっとピントがずれたー。小屋近くでも小鳥さんが観察できます。
センダイムシクイ。ちょっとピントがずれたー。小屋近くでも小鳥さんが観察できます。
夕ご飯!
写真ではまだ火が通ってないですが、誇張なしに桜鍋が激うま。
もう、牛のすき焼きは食べれないかもと思いました。
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夕ご飯!
写真ではまだ火が通ってないですが、誇張なしに桜鍋が激うま。
もう、牛のすき焼きは食べれないかもと思いました。
明けて8月15日。
日本の朝ごはんの正しい形。
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明けて8月15日。
日本の朝ごはんの正しい形。
小屋越しに青い空。早起きは得だ。絶対。
小屋越しに青い空。早起きは得だ。絶対。
箕冠山方面に向かいます。こちらは北八ヶ岳の景色。苔が生き生きしています。
箕冠山方面に向かいます。こちらは北八ヶ岳の景色。苔が生き生きしています。
木漏れ日が射すと気持ちが明るくなる。
木漏れ日が射すと気持ちが明るくなる。
箕冠山。名前の由来は山容が箕のをかぶったような形だからだそうだが、ここからでは定かでない。
箕冠山。名前の由来は山容が箕のをかぶったような形だからだそうだが、ここからでは定かでない。
箕冠山から少し歩くと急に景色が変わる。思わず一人で「お〜」と声が出る。
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箕冠山から少し歩くと急に景色が変わる。思わず一人で「お〜」と声が出る。
根石岳山荘近くにコマクサの自生地。可憐です。
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根石岳山荘近くにコマクサの自生地。可憐です。
根石岳へ!
根石岳山頂に着いた。
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根石岳山頂に着いた。
西天狗岳!
イブキジャコウソウ
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イブキジャコウソウ
東天狗岳手前の道。下がシースルーね。
東天狗岳手前の道。下がシースルーね。
東天狗岳山頂!
南八ヶ岳方面を眺める。
南八ヶ岳方面を眺める。
西天狗岳に着いたところでガスに囲まれました。一時でも晴れないかと思って、しばらく休憩しながら待ったけど晴れず。この後は雨の予報もあったのであきらめて下山開始。
西天狗岳に着いたところでガスに囲まれました。一時でも晴れないかと思って、しばらく休憩しながら待ったけど晴れず。この後は雨の予報もあったのであきらめて下山開始。
根石岳の近くで登山途中のグループの方に天狗岳山頂はあとどのくらいかを尋ねられました。ガスで山頂が見えないものね。
根石岳の近くで登山途中のグループの方に天狗岳山頂はあとどのくらいかを尋ねられました。ガスで山頂が見えないものね。
再度コケの世界に戻る。
再度コケの世界に戻る。
樹々の合間にセンダイムシクイ様。頻繁にさえずっています。
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樹々の合間にセンダイムシクイ様。頻繁にさえずっています。
オーレン小屋でボルシチをいただきました。これがまた美味しいの。
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オーレン小屋でボルシチをいただきました。これがまた美味しいの。
オーレン小屋に着いたところで、本降りの雨になりました。ここから桜平までの道は雨で湿った森を歩きました。
オーレン小屋に着いたところで、本降りの雨になりました。ここから桜平までの道は雨で湿った森を歩きました。
下山完了後、車で移動して唐沢鉱泉へ。炭酸泉で気持ちの良いお風呂でした。
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下山完了後、車で移動して唐沢鉱泉へ。炭酸泉で気持ちの良いお風呂でした。
早めの夕ご飯をJ&Nでいただきました。
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早めの夕ご飯をJ&Nでいただきました。
ボロネーゼ
プリンです。濃厚なおいしさでした。でもちょっと食べ過ぎです。
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プリンです。濃厚なおいしさでした。でもちょっと食べ過ぎです。
J&N看板犬のまろさん。写真を撮られることが多いのかちょっと困り顔です。
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J&N看板犬のまろさん。写真を撮られることが多いのかちょっと困り顔です。

感想

最近山小屋泊に味をしめてきている。
となると、魅力的なのは八ヶ岳の小屋でした。ごはんも美味しく施設もきれいで、初心者にもやさしいという山小屋が点在しているエリアです。初めて歩く八ヶ岳ならば硫黄岳・天狗岳が良さそうだと決めて、オーレン小屋を起点に荷物を軽くして行動する計画を立てました。
登山道の苔絨毯や硫黄岳山頂付近の荒涼とした景色に感動したり、コマクサのきれいさは高山植物の中でも随一と再確認したり、岩場でごつごつした天狗岳山頂の青い空に頭を空にして浸ったり、まあ、山の楽しみフルコースな旅でした。

山のご飯も期待を裏切らず、中でもオーレン小屋の桜鍋は鍋割山の鍋焼きうどんを上回るかという驚きの旨さでありました。あ〜また食べたい。
それから、やっぱり山小屋にお風呂があるってありがたい。きれいなトイレもまた然り。小屋番の方々はじめたくさんの人の手が丁度よく加わることで快適な山の時間が過ごせるのね、と好感度の高かった山小屋に感謝です。

昨年、中房温泉登山口から燕岳で、なんとなくたまたま一緒に行動した方のうちの一人と今回偶然再会しました。燕岳山頂での写真をやり取りするために連絡先を伺ったものの、この一年メールのやり取りなどほとんどしていなかったし、住んでいる地域も全く違う場所なので、まさかもう一度会うとは!!とかなり驚きました。山の縁だなあ。記念に写真を撮っていただいてしまいました(記録には載せていませんが)。また違うどこかで会えるかもしれないですね。

山の吸引力にやられて山をウロウロして出会った人とは、また同じような山で再会するのかもしれません。
…となると、ますます色々な場面を一期一会と心得て丁寧に過ごしたいなあと思うのです。

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