日帰り 土合〜蓬峠〜土樽 (国道291/旧道利用)
- GPS
- 07:33
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
■■ 行き ■■ 南古谷 04:55--05:10 大宮 05:39--06:55 高崎 07:10 --08:14 水上 08:24--08:33 土合 ■■ 帰り ■■ 土樽 18:09--18:30 水上 18:35--19:37 高崎 19:46 --21:08 大宮 21:20--21:37 南古谷 |
写真
感想
9/3〜5、3連休を取り八ヶ岳の南北縦走を計画していたが、雨の予報で中止した。
この夏はいくつか縦走をしたいと思い3連休を3回用意していたのだが、
雨の予報での出発は嫌という軟弱な理由で結局全て頓挫させてしまった。
今回、初日だけは晴れの天気予報。
また「青春18きっぷ」が残り1回分あったので使っておきたい、という事で
以前から興味があった国道291号線を通っての蓬峠へ向かうことにした。
土曜日の電車は、高崎までは空いているかと思っていたが大間違い。
大宮からの高崎行きは部活動の学生で混んでいた。
高崎から水上、水上から土合の電車は、いずれも車両が少ないこともあり
旅行者で混み合い立ち客もそれなりにいた。
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土合駅の待合室で人が少なくなるのを待ってから着替えをすませ
09:08に出発した。
天気は概ね晴れ。(しかし、谷川岳と一ノ倉岳は雲に隠れたままだった。)
国道291号は自動車が通れる設計なので非常に緩やかな登りが続き
アップダウンは殆どない。木陰が続くのでそれほど暑さも感じない。
マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢を通り進んで行く。
ときおり、湯檜曽川の対岸に白毛門が見え隠れする。
幽ノ沢を過ぎた巡視小屋への分岐までは散歩気分で歩ける。
巡視小屋分岐にロープと注意書きがあり、この先の旧道は崩壊が激しいので
一般向きではない、と書かれていた。
今回はその旧道を進んでみるのが目的だったし、危なそうなら躊躇せずに
引き返しても良い程度の意気込みだったので、とりあえず進んでみた。
でも、その先も芝倉沢出会いまでは轍が続いていた。
芝倉沢の渡渉から先は轍が無くなり、自動車道路としての補修もされておらず
落石がそのままになった場所や渡渉の為の上り下りが増える。
しかし、難しいと思う場所にはロープが渡してあるので、ロープを頼れば
さほど危険ということも無く、登山道としては普通に歩ける道だった。
ただし、これは晴れていて川の水量が多くない場合の話、渡渉がやたら多いので
増水した時は危ないと思う。でもこれは下を通る新道も同じではなかろうか。
武能沢の先で新道と合流、さらに10分弱で白樺避難小屋に着く。
樹林帯が終わりここからは一気に展望が良くなる。
登って来た湯檜曽川、白毛門・朝日岳、清水峠・七ツ小屋山などが
見渡せるようになる。
この日は、青空に浮かぶ雲、風に揺れる草原の波模様がとても綺麗だった。
白樺避難小屋から蓬峠までは約1時間、この区間は特にのんびり歩きたい場所だ。
13:26 蓬峠に到着。
峠は東側の展望が良くないので1分程上がった場所で休憩した。
蓬峠で休憩した後、土樽へ下りた。
こちらも急傾斜は少なく自分の好みのペースを維持し易い歩き易い道だった。
こちらも渡渉が数回あるが気を付けて渡ればとりわけ問題ないレベルだと思う。
東俣沢出合で休憩
あまり風通しが良くなかったこともあり暑く汗をかいていたので
ザックを下ろし、沢の水で顔を洗い頭を冷やす。
岩に腰掛けのんびり一服すると、さぁまた頑張りますか、という気分になった。
東俣沢出合から沢沿いの道を30分も歩けば自動車の通れる林道に出て
更に約3.5kmで土樽の駅だ。
16:38 土樽駅に到着した。
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登りの水上駅行きは18:09。1時間半も時間を余らせてしまった。
まず、駅には男性登山客3人しかいなかったので、水道で上半身を洗い着替えた。
これで結構気分が落ち着く。
駅の北東側の正面には足拍子岳・荒沢山という見栄えの良い山があり
夕暮れで少し赤くなった雲や遠くの青空と相まって綺麗だったので
ぽけ〜っと眺めていた。
また、猿の群れが向かいのホームに下りて来たので、その色々な仕草を
眺めているのも楽しかった。
18:09 水上駅行きがやって来たが車内は既に立ち客がいた。
その後の水上から高崎、高崎から大宮までの電車も座れはしたものの
ボックス席に4人座る満席の状態が続いた。
キヲスクでビールとポテトチップスを買って食べたら眠ろう、
なんて目論見はもろくも崩れ去った。
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水を4ℓ背負って出発して遠慮せずに飲んだつもりだったが、
土樽駅に到着した時点で2ℓも残っていた。
しかも群馬側、新潟側、どちらにも複数の水場があり途中での補充が
可能だった。1ℓでも良かったかもしれない。
3ℓもの重しを運んだかと思うと少々悔しい。
峠道を歩いただけで山頂には到達していない、そんなお気軽な登山だったからか
今回は転びそうになる事さえ一度も無かった。
約20km、楽しく歩ける道だった。
秋が良さそうだが、その時期に「青春18きっぷ」は無いなぁ
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