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Yamareco

記録ID: 958972
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

釈迦ヶ岳 根の平峠から縦走路で 

2016年09月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:14
距離
10.2km
登り
942m
下り
947m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:55
休憩
0:19
合計
9:14
6:30
105
8:15
8:20
51
9:11
9:16
19
9:35
9:36
33
10:09
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7
10:16
10:16
0
10:16
10:16
12
10:28
10:31
64
11:35
11:37
41
12:18
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4
12:22
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5
12:27
12:28
139
14:47
14:49
55
天候
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝明渓谷駐車場(500円)で車を止め,駐車場前登山ポストで登山届。今回は釈迦ヶ岳登山が目的ではないので,道路を西進し,伊勢谷小屋を左折し,根の平峠方面の登山道入口(旧千草街道登山口)へ。
コース状況/
危険箇所等
根の平峠に至り,そこから県境稜線縦走路で水晶岳,中峠,金山,ハト峰峠,ハト峰,猫岳経由で釈迦ヶ岳山頂へ。庵座谷登山道で下山。人気の縦走路ですが,昨今の異常豪雨の影響で,登山道は所々で若干荒れています。迂回路もありますので,テープをよく見て進んだ方がよいと思います。庵座谷登山道は,ヤマレコ記録を見ても,難所が何か所もありました。ロープに宙吊りになりながら下りましたが,特に釈迦ヶ岳山頂付近は要注意です。でもまあ慎重に岩場を選べば私みたいな高齢者でも対応可能でした。ただ,下山直前河原で道迷いしました。河原は苦手です。
その他周辺情報 鈴鹿の山歩き後はいつも阿下喜温泉によります。ソフトクリームの種類がすごく豊富です。
釈迦ヶ岳登山では不可欠の駐車場。午前6時頃着きましたが,まだ数台。撮影位置付近が登山ポストです。今回は峠巡り,縦走路ハイキングなんで,この道をまっすぐ進みます。
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釈迦ヶ岳登山では不可欠の駐車場。午前6時頃着きましたが,まだ数台。撮影位置付近が登山ポストです。今回は峠巡り,縦走路ハイキングなんで,この道をまっすぐ進みます。
伊勢谷小屋前を通過し,左手へ折れる。
伊勢谷小屋前を通過し,左手へ折れる。
直ぐに根の平峠とハト峰方面の分岐点に。縦走路の経験が目的なんで,左手へ。途中でブナ清水,国見岳,御在所岳方面への登山道分岐点があります。
直ぐに根の平峠とハト峰方面の分岐点に。縦走路の経験が目的なんで,左手へ。途中でブナ清水,国見岳,御在所岳方面への登山道分岐点があります。
道標は結構多くあり,親切と安心してましたが。
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道標は結構多くあり,親切と安心してましたが。
親切です。
途中で渡渉もあります。マーク見落とすと道迷いもあります。河原が一番苦手なんです。
途中で渡渉もあります。マーク見落とすと道迷いもあります。河原が一番苦手なんです。
途中で堰堤のコンクリートに突き当たります。よく見ると,これを越えればまた登山道が始まります。あえて言わせていただくと(笑),こういうところにマークが欲しいですよね。
途中で堰堤のコンクリートに突き当たります。よく見ると,これを越えればまた登山道が始まります。あえて言わせていただくと(笑),こういうところにマークが欲しいですよね。
ダムを越えると,置石で登山道がわかるようになってました。親切でした。
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ダムを越えると,置石で登山道がわかるようになってました。親切でした。
ところが次のダムで渡渉が待ってました。
ところが次のダムで渡渉が待ってました。
更に歩を進めると,登山道が完全崩壊。もう止めようかと思いました。一時は崩落個所を回避するためこの上を登って目の前の登山道に入ろうかと試みました。これは斜面が急なんで無理でした。
更に歩を進めると,登山道が完全崩壊。もう止めようかと思いました。一時は崩落個所を回避するためこの上を登って目の前の登山道に入ろうかと試みました。これは斜面が急なんで無理でした。
ところが,最後の手段として,後退して河原に出てみると,何と迂回路の河原のコースの目印を発見。これで先の登山道へ再入できました。山登りはシンキングです。何があるかわからないので。
ところが,最後の手段として,後退して河原に出てみると,何と迂回路の河原のコースの目印を発見。これで先の登山道へ再入できました。山登りはシンキングです。何があるかわからないので。
ブナ清水への分岐点です。行方不明者の写真も。甘く見ていると怖いですね。
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ブナ清水への分岐点です。行方不明者の写真も。甘く見ていると怖いですね。
ようやく根の平峠に到達。1時間コースとされてますが,1時間半くらいかかり,予定を大幅オーバー。ついこの間も来ましたが,その時は左手の国見岳を目指しました。今回は縦走路なんで,右手の釈迦ヶ岳方面へ進みます。
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ようやく根の平峠に到達。1時間コースとされてますが,1時間半くらいかかり,予定を大幅オーバー。ついこの間も来ましたが,その時は左手の国見岳を目指しました。今回は縦走路なんで,右手の釈迦ヶ岳方面へ進みます。
おなじみの道標。
おなじみの道標。
根の平峠からの縦走路の始まり。結構えぐれています。
根の平峠からの縦走路の始まり。結構えぐれています。
水晶岳近くの眺望が開けたところ(多分)から釈迦ヶ岳を撮ったもの。
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水晶岳近くの眺望が開けたところ(多分)から釈迦ヶ岳を撮ったもの。
水晶岳だと思われます。表示があるのでしょうか。
探しましたが,見当たらず,そのまま進みます。
水晶岳だと思われます。表示があるのでしょうか。
探しましたが,見当たらず,そのまま進みます。
縦走路もV字谷みたいに。よく見ると脇道が用意されていたりします。管理してる方も大変だといつも感謝。
縦走路もV字谷みたいに。よく見ると脇道が用意されていたりします。管理してる方も大変だといつも感謝。
水晶岳を下ると中峠に。この後も岳で登り,峠へ下りの連続です。縦走路とは言え,アップダウンの連続で,老齢の身では結構疲れます。
水晶岳を下ると中峠に。この後も岳で登り,峠へ下りの連続です。縦走路とは言え,アップダウンの連続で,老齢の身では結構疲れます。
中峠を登ると金山(905メートル)です。道から奥へ少し入ります。20秒くらいで到達です。釈迦ヶ岳が良く見えます。
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中峠を登ると金山(905メートル)です。道から奥へ少し入ります。20秒くらいで到達です。釈迦ヶ岳が良く見えます。
金山を下ると,ハト峰の風化した火山岩のザレ山が見えてきます。
金山を下ると,ハト峰の風化した火山岩のザレ山が見えてきます。
下りきるとそこはハト峰峠。以前ここから朝明渓谷駐車場へ下山しました。ガレた急坂で足がガクガクになったのを思い出す。
下りきるとそこはハト峰峠。以前ここから朝明渓谷駐車場へ下山しました。ガレた急坂で足がガクガクになったのを思い出す。
ハト峰峠からハト峰の頂上を臨みます。なんでここだけこうなのか不思議です。
ハト峰峠からハト峰の頂上を臨みます。なんでここだけこうなのか不思議です。
一応証拠写真。
穏やかな縦走路。こんな道ばかりじゃないんですが。
穏やかな縦走路。こんな道ばかりじゃないんですが。
最後の経由地の猫岳。
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最後の経由地の猫岳。
まだ釈迦ヶ岳は先です。
まだ釈迦ヶ岳は先です。
ようやく縦走路から釈迦ヶ岳へ登頂。縦走路は急登はないものの走行距離が長くなるので,それはそれで疲労感いっぱいになります。
ようやく縦走路から釈迦ヶ岳へ登頂。縦走路は急登はないものの走行距離が長くなるので,それはそれで疲労感いっぱいになります。
三角点。縦走路探訪は今回はここまで。次は八風峠,三池岳へとつなげていきます。
三角点。縦走路探訪は今回はここまで。次は八風峠,三池岳へとつなげていきます。
八風峠,三池岳へと続く縦走路を確認。
八風峠,三池岳へと続く縦走路を確認。
お湯で出来る非常食のインスタント飯,味噌汁,それと焼き肉の缶詰を試しました。災害時にはありがたく感ずるでしょうね。
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お湯で出来る非常食のインスタント飯,味噌汁,それと焼き肉の缶詰を試しました。災害時にはありがたく感ずるでしょうね。
相当疲れたんで,下山は中尾根登山道でと考えていましたが,間違って庵座谷登山道に入ってしまいました。直ぐに岩の崖をロープで伝って下りる羽目に。これ登るときは大変でしょうね。グループの時は一人ひとり登らないと落石の危険,大です。これ危ないわ。
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相当疲れたんで,下山は中尾根登山道でと考えていましたが,間違って庵座谷登山道に入ってしまいました。直ぐに岩の崖をロープで伝って下りる羽目に。これ登るときは大変でしょうね。グループの時は一人ひとり登らないと落石の危険,大です。これ危ないわ。
ロープも切れかかってるし。結構多く見ました。外の人も指摘のとおり。
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ロープも切れかかってるし。結構多く見ました。外の人も指摘のとおり。
二段にしか見えないという三段の滝。巻道から降りて,河原に出たところから撮りました。
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二段にしか見えないという三段の滝。巻道から降りて,河原に出たところから撮りました。
更に下山をすると庵座の滝。疲労感のあまり,特に感想もなし。庵座谷登山道は下山用としては不向きなのがよくわかりました。
更に下山をすると庵座の滝。疲労感のあまり,特に感想もなし。庵座谷登山道は下山用としては不向きなのがよくわかりました。
下山なのに時間がかかり,日が暮れそうで,やっと広い河原に出て終わった,ここで出口(釈迦ヶ岳登山道入口)に出られるかと思っていると,ここから道迷いになるんですから嫌になります。河原は苦手です。
下山なのに時間がかかり,日が暮れそうで,やっと広い河原に出て終わった,ここで出口(釈迦ヶ岳登山道入口)に出られるかと思っていると,ここから道迷いになるんですから嫌になります。河原は苦手です。
変なところから渡渉して終わりました。
変なところから渡渉して終わりました。
庵座谷登山道入口から入ってすぐに見えるキャンプ小屋でしょうか。ここから駐車場までまた長い。愚痴ばかりになります。
庵座谷登山道入口から入ってすぐに見えるキャンプ小屋でしょうか。ここから駐車場までまた長い。愚痴ばかりになります。
ほんとにお終い。車の数はあまり多くなかったですね。雨上がりの登山は回避される方が多いのでしょうか。台風明けの好天の予報だったので多いと思ったのですが。
ほんとにお終い。車の数はあまり多くなかったですね。雨上がりの登山は回避される方が多いのでしょうか。台風明けの好天の予報だったので多いと思ったのですが。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ
備考 今回は涼しくなってきたのといつもペットボトルが余るので,3ボトルから2ボトル(1リットル)に減らしました。ところが,当日は快晴で暑くなり,水不足に陥り,大失敗です。水分だけは,後で無駄になっても,十分確保すべきだと反省です。

感想

御在所岳から藤原岳間の県境稜線縦走路を区間探訪中です。前回まで国峠から根の平峠間までを走破。今回は根の平峠から釈迦ヶ岳間を歩きます。問題は起点である根の平峠へのアプローチの仕方です。なるべく体力を使いたくないので,朝明渓谷駐車場から登ることにしました。急坂もなく,穏やかな道でしたが,途中道が大崩落していたのにはまいりました,警告もなかったので唖然です。しかし,登山道とはこんなもの,自己責任の最たるもの。何から何まで山登りのお膳立てしてくれているものと勘違いするのは大きな誤りだと痛感します。
縦走路も道が荒れ,自分にとっては快走とはいきませんでした。全行程10キロを超え,所要時間も9時間を超えて,へとへとになりなが駐車場に帰ってきました。8月に富士山登山をしましたが,それに勝るとも劣らない疲労感です。1000メートル級の登山とは言え,あなどれないのが鈴鹿の山ですね。
前回から頂上を目指す登山から縦走路の探訪に移っていますが,この先うまく藤原岳,それが終わると御池岳までを目指しています。外の方の記録を参考にさせてもらいながら,計画を立てるのも楽しいものです。
ただ,残念なのが,車を使わないとアクセスが悪いことです。今回は朝明渓谷駐車場を起点に周回できましたが,釈迦ヶ岳から以北はそれが出来難くなってますね。下山して駅までめちゃくちゃ長い距離を歩いておられる方もいます。車を使う場合,やりたくはありませんが,ピストンも考えないとと思ったりしています。
多くの記録を見させていただき考えたいと思います。

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