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Yamareco

記録ID: 979341
全員に公開
アルパインクライミング
奥秩父

瑞牆山大ヤスリ岩ハイピークルート

2016年10月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:17
距離
7.6km
登り
1,051m
下り
1,058m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:52
休憩
6:09
合計
9:01
5:12
5:12
43
5:55
6:05
16
6:24
6:28
38
7:06
12:23
27
12:50
12:56
2
12:58
13:00
13
13:13
13:43
25
14:08
14:08
3
14:11
ゴール地点
天候 曇り
上部は強風10Mオーバー(予報では2000Mで15M。そのくらいあったかも)
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瑞牆山荘無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
瑞牆クライミングガイド(上)によれば
「ハイピークルート 5.9 A1 105m
ナイフピーク南面の顕著なチムニーから、3p目で大ヤスリ岩本体を頂上までボルトラダーで登るものとして古くから登られている古典的アルパインルートである。
瑞牆山で最初に開拓された(発表された?)ルートとしてもよく知られている。
中間で大ヤスリ岩との間のテラス(回廊)に抜け、「大ヤスリの台座」を経て、3p目のボルトラダーでピークに至ることができる。
ちなみに初登攀は1970年3月20日である。」

歴史的なルートということは、ボルトラダーの状態はあまりよくないかと思いきや、意外と悪くなかったと思います。
とはいえ、リングボルトが破断しボルトに細引、ワイヤーがかかってたりします。
身長177cmの私でアブミの最上段をつかったのは1回だけでした。
5:10ごろ瑞牆山荘を出発
5年前に歩いたはずだけど、さすがに記憶が薄い・・・
2016年10月10日 05:43撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/10 5:43
5:10ごろ瑞牆山荘を出発
5年前に歩いたはずだけど、さすがに記憶が薄い・・・
意外と早く富士見平小屋が見えました
テントがいっぱい
2016年10月10日 05:55撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/10 5:55
意外と早く富士見平小屋が見えました
テントがいっぱい
5年前にテン泊したときの記憶がよみがえります
2016年10月10日 06:04撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/10 6:04
5年前にテン泊したときの記憶がよみがえります
お!
こんな立派な看板なかったなあ
帰りに絶対寄ろう!!
2016年10月10日 06:04撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 6:04
お!
こんな立派な看板なかったなあ
帰りに絶対寄ろう!!
桃太郎岩!!
2016年10月10日 06:28撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/10 6:28
桃太郎岩!!
今回の目標、大ヤスリ岩がみえました
意外と時間がかからなかったので、別の岩じゃね?と思ったのはナイショ
2016年10月10日 07:03撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
10/10 7:03
今回の目標、大ヤスリ岩がみえました
意外と時間がかからなかったので、別の岩じゃね?と思ったのはナイショ
登山道から左手にパノラマコースへの入り口はトラロープが張られてます。パノラマコースの入り口です。
カンマンボロンとか、瑞牆のクライミングメインエリアに通じるパノラマコースは山と高原地図では破線ルートですらありません。
2016年10月10日 07:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 7:11
登山道から左手にパノラマコースへの入り口はトラロープが張られてます。パノラマコースの入り口です。
カンマンボロンとか、瑞牆のクライミングメインエリアに通じるパノラマコースは山と高原地図では破線ルートですらありません。
これマジでのぼるんか〜
2016年10月10日 07:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 7:11
これマジでのぼるんか〜
トラロープをくぐってものの2,3分でハイピークルートの取付きです。足場もよく、ここで登攀準備すればOK。
左の凹角を登り(ハーケン2本)右のワイドっぽいクラックにトラバースしてワイド登り。回廊状になったところでハンガーボルト2本。ピッチを切りました。
強風で寒すぎてホールド持ってる感覚がない・・・
A0連発でなんとか切り抜けました。
2016年10月10日 07:14撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 7:14
トラロープをくぐってものの2,3分でハイピークルートの取付きです。足場もよく、ここで登攀準備すればOK。
左の凹角を登り(ハーケン2本)右のワイドっぽいクラックにトラバースしてワイド登り。回廊状になったところでハンガーボルト2本。ピッチを切りました。
強風で寒すぎてホールド持ってる感覚がない・・・
A0連発でなんとか切り抜けました。
青空はほんの一瞬だけ・・・
こうしてみると穏やかなんですがねえ〜
2016年10月10日 07:45撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 7:45
青空はほんの一瞬だけ・・・
こうしてみると穏やかなんですがねえ〜
1pビレイ点から
2016年10月10日 08:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 8:33
1pビレイ点から
2pの中庭っぽいところから見上げる
スラブを左上します
2016年10月10日 08:43撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 8:43
2pの中庭っぽいところから見上げる
スラブを左上します
下の方にkameが
寒いけどもうちょっと我慢してね〜
2016年10月10日 08:51撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 8:51
下の方にkameが
寒いけどもうちょっと我慢してね〜
2pももうすぐおわり
この写真の右上が大ヤスリの台座
手足突っ張ってチムニー登りして・・・なんて情報がありましたが、迷わずアブミ出して突破
アブミで登ってる最中に右手中指から謎の大出血!
kameをセカンドビレイしつつ指をくわえても血が止まらない・・・
kameが2p最終局面にきたときにようやく血が止まって一安心。
2016年10月10日 08:51撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 8:51
2pももうすぐおわり
この写真の右上が大ヤスリの台座
手足突っ張ってチムニー登りして・・・なんて情報がありましたが、迷わずアブミ出して突破
アブミで登ってる最中に右手中指から謎の大出血!
kameをセカンドビレイしつつ指をくわえても血が止まらない・・・
kameが2p最終局面にきたときにようやく血が止まって一安心。
大ヤスリの台座からは瑞牆本峰のピークがよくみえる!!
2016年10月10日 09:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
4
10/10 9:31
大ヤスリの台座からは瑞牆本峰のピークがよくみえる!!
ばばーん
3pのA1!!
2016年10月10日 09:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
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10/10 9:31
ばばーん
3pのA1!!
ナイフピークですね!
2016年10月10日 09:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
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10/10 9:31
ナイフピークですね!
登り切って瑞牆ピークとは話もできそうな距離ですが、強風でさすがに無理か・・・
2016年10月10日 10:51撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 10:51
登り切って瑞牆ピークとは話もできそうな距離ですが、強風でさすがに無理か・・・
座ってビレイできるんで楽ちん
2016年10月10日 10:51撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 10:51
座ってビレイできるんで楽ちん
山頂にいる方々と手を振りながら!!
ちょっと嬉しいかも〜
2016年10月10日 10:51撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 10:51
山頂にいる方々と手を振りながら!!
ちょっと嬉しいかも〜
「どうよ〜」と声かけると、意外と近くにいるっぽい!
がんば!
2016年10月10日 11:13撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 11:13
「どうよ〜」と声かけると、意外と近くにいるっぽい!
がんば!
おおー!はやいじゃん!!
レコ書きながら整理すると、3phibaはリードに40分、kameフォローで25分ぐらい
屏風岩東稜での苦労が報われたかも?
2016年10月10日 11:13撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 11:13
おおー!はやいじゃん!!
レコ書きながら整理すると、3phibaはリードに40分、kameフォローで25分ぐらい
屏風岩東稜での苦労が報われたかも?
強風に震えながらのイエイ!!
2016年10月10日 11:22撮影 by  iPhone 6s, Apple
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10/10 11:22
強風に震えながらのイエイ!!
さあ懸垂しますよ〜
2016年10月10日 11:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 11:31
さあ懸垂しますよ〜
全部投げちゃたのは失敗だった・・・
めっちゃくちゃ風にロープ流されました
2016年10月10日 11:32撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 11:32
全部投げちゃたのは失敗だった・・・
めっちゃくちゃ風にロープ流されました
降りるのは一瞬だね〜
一瞬でも安全に降りるのが第一
2016年10月10日 11:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 11:33
降りるのは一瞬だね〜
一瞬でも安全に降りるのが第一
1p、2pで思わぬ奮闘を強いられたうえ、なぞの出血で手がボロボロ
2016年10月10日 12:11撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7
10/10 12:11
1p、2pで思わぬ奮闘を強いられたうえ、なぞの出血で手がボロボロ
装備解除して見上げる
寒かったけど楽しかった!!
2016年10月10日 12:22撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 12:22
装備解除して見上げる
寒かったけど楽しかった!!
朝の誓いを忘れず、富士見平小屋でお食事!!
2016年10月10日 13:14撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:14
朝の誓いを忘れず、富士見平小屋でお食事!!
火事で大変な清里の「ROCK」復興支援カレー
売上をROCK復興に回してるとか
鹿肉ソーセージ添え
旨すぎ!!
2016年10月10日 13:26撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:26
火事で大変な清里の「ROCK」復興支援カレー
売上をROCK復興に回してるとか
鹿肉ソーセージ添え
旨すぎ!!
カルビ丼!!
2016年10月10日 13:26撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:26
カルビ丼!!
うひひ〜
ご主人からいろんな話を伺い、寄って本当に良かったです!!
2016年10月10日 13:26撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:26
うひひ〜
ご主人からいろんな話を伺い、寄って本当に良かったです!!
このピザも相当な絶品らしいですよ〜
2016年10月10日 13:45撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:45
このピザも相当な絶品らしいですよ〜
また来たい小屋、富士見平小屋!!
2016年10月10日 13:45撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 13:45
また来たい小屋、富士見平小屋!!
富士見平小屋で十分パワー補給したせいか、あっという間に瑞牆山荘!!
2016年10月10日 14:10撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/10 14:10
富士見平小屋で十分パワー補給したせいか、あっという間に瑞牆山荘!!
ヤマレコユーザーKazuhagiさんの写真に写っていた最終ピッチを登るkamehiba!
hibaくん奮闘中〜
転載許可くださりありがとうございます!
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ヤマレコユーザーKazuhagiさんの写真に写っていた最終ピッチを登るkamehiba!
hibaくん奮闘中〜
転載許可くださりありがとうございます!

感想

代表写真はKazuhagiさんの撮られた最終ピッチを登るkamehibaです。
Kazuhagiさんのレコはこちら↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-977316.html#comment1478477

いつかは登りたいけどまだちょっと厳しいかなぁと思っていた大ヤスリ岩ハイピークルート。
屏風岩東稜で情けない登りをしたせいで、お蔭で、今だからこそ挑戦したいと思った。
相変わらずの週末の悪天候でしたが前日の日曜早いうちに天気が回復してきたようだし、月曜の予報は晴れ。
ルートは南面なので乾いているのではないかと予想して決行。

瑞牆山荘の駐車場をまだ暗い5時過ぎスタート。
空を見上げると星は見えずガスが深い。
汗をかかないペースでまずは富士見平小屋へ向かいます。
段々空が明るくなってきて夜が明けると木々の間から青空と岩峰が見えました。
「ガスが切れたね〜。おぉ青空だよ。うっしし〜」なんて能天気に話しながら富士見平に到着。
お天気はあまりよくないけれど3連休だけあってテントがかなり張られていました。
おトイレ休憩をして、瑞牆山山頂への登山道を行きます。
桃太郎岩を過ぎて、鎖場を過ぎると頭上に顕著な岩峰が見えますよ、大ヤスリ岩ですよ!
ルートの取付きへは登山道左側のトラロープをくぐるってすぐとのこと。
見落とさないように登って行くとトポの写真と同じ風景がありました。
ロープをくぐって岩の左手に回り込むとこれまた見覚えのある1P目がありました。

1P目の離陸地点は荷物を広げて準備するのにちょうどいい広さです。
ただ登山道を歩いていた時はほとんど感じなかったのですが結構な強風です。
そして出発した時に見えた青空はすっかり雲に覆われて陽の光はなく寒〜い。
フリース着てウインドストッパー着てフードかぶって、ビレイグローブしても寒い。。
暖かいテルモスのコーヒー(持って行ってよかったぁ)を飲んでホッとするもすぐに体が冷える。
ブルブル震えながらのビレイで冬の登攀を思い出した。

今回もhibaがオールリード。
1P目。
グレードは5.9とのことだけど、ハンドクラックからオフウィズスにチムニーと想像以上に奮闘系。
最初の左のクラックから右のチムニーに移るほんの2Mのトラバースが手足があまくて怖い。
チムニーはザックを担いでいるので邪魔だし、hibaには狭く、kameには微妙に広くてこれまた怖い。
そしてホッとしたらまたもやオフウィズス。
その左手にハーケン連打されていてフェイスを登ることもできるみたいだけどツルっとしたスラブで厳しそう。
ようやく岩の階段状の廊下でビレイするhibaのところまで到着。
手がかじかんでホールドつかんでる感覚が全然しないし、足先は冷たくって痛いしで、二人声をあわせて「悪かったねぇ〜」

2P目
岩の廊下のビレイ地点がまさに風の通り道でこれまた寒い。。
廊下を登って行くと中庭みたいなほっこりした場所にでる。
そのあとも階段登りで大テラスに乗っ越す手前がチムニー。
広めのチムニーはプロテクションとれないのでほんの3手ですがアブミ。
ここは傾斜が緩いのと中庭に立ち木がちょっとあったりしてロープが重くなりがち。

最終ピッチ
大テラスは本当に大テラスだった。
吹きさらしでここも極寒。
頂上についても寒すぎてまったりのんびりできそうもないのでザックはここに置いていく。風が強いのでもちろんザックのセルフビレイも忘れずに。
最終ピッチをhibaがスタート。
リーチを活かして登って行きます。
177cmだとアブミの一番上の段に乗るところはほんの数回。
一応長いヌンチャクを用意していたけど使わず。
リングポルトのリングが欠損してワイヤーが掛けてあるところでクリップし辛くってちょっと難儀。
屏風岩で大先生のビレイをずっとしていたkameは目が肥えていたせいかhibaの登りがゆっくりに見えて。。
その上寒いので心の中で「マッハのスピードで登ってください、hiba君」と叫んでおりました。
上部で傾斜が緩み始めhibaが下から見えなくなって少ししてようやく「ビレイ解除!」
ふぅ、ようやく登れる暖まれる〜
登り始めてすぐに気が付く。
「おぉ、hiba軍曹、素晴らしいランナー取り。これだったらどんどん登っていけますよ!ビレイ中に『おっそいなぁ』と思ってごめんちゃい」
傾斜のある下部はちょこっと遠いと感じるところがありましたが中盤辺りから傾斜が緩みはじめてちょっとしたスタンスも出てくるので苦手な一番上の段にノーハンドで立ちこむも普通にできました。
あとで二人で話したのですがやはり先に屏風岩東稜を登っていたのであまり大変に感じなかったのかなぁ。
東稜は傾斜もきつく、アブミの掛け替えとはいえハングがあったり、アブミトラバースがあったり、所々あるフリーの箇所が意外と悪かったりして大変だったけど、ここは真っ直ぐ直上だったのでやることがシンプルで楽に感じたのかもしれません。
ビレイのhiba軍曹のいる頂上も相当寒かったようで頂上へあと4〜5手のところで「どうな感じ〜〜?」と声が掛かる。
お互いにまだまだと思っていたらちょっと登ったら顔が見えてびっくり。

頂上で記念の自撮。
瑞牆山山頂の皆様に手を振ってご挨拶。
寒いのですぐに懸垂の準備をして大テラスへ降りる。
ザックを回収して、登ってきたのとは逆の方向へもう一回懸垂。
降りたところから登山道はすぐそこ。
装備をすべて解除して行動食を食べてほっと一息。
登山道は不思議なほど風が無かった。

あとは富士見平小屋でのランチめがけてすたこらサッサと下山です。
途中、我々のヘルメットを見つけて「もしかしてさっきクライミングしていた人ですか?」と何度か尋ねられた。ちょっと照れくさい。てへっ。
一人の方に「これからも気を付けて頑張ってください。またどこかで会うかもしれないね」って素敵な言葉をいただいた。

富士見平小屋でカルビ丼とカレーライス!
どっちも美味!
小屋の管理人の相川さんに瑞牆の岩場の歴史を色々伺う。
大ヤスリ岩の初登で支点打ちをしたのは182cmの相川さんより背の高い人だったらしい。
通りで支点の間隔が広いわけですよ。
いろんな興味深いお話を聞かせていただいてラッキーでした。

小屋から登山口まではあっという間。
そして三連休の中央道の大渋滞に巻き込まれ8時近くにようやく帰宅。
極寒のクライミングだったけど大ヤスリ岩ハイピークルートは「単なるアブミラダーのルート」ではなく、下部はクラックやチムニー登りがあって楽しいルートでした。

オールリードのhiba君に感謝。
出会った皆さんに感謝。
素晴らしいルートを開拓された方々に感謝。




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コメント

お疲れ〜
kameちゃんhibaさんお疲れ様〜
2人とも相変わらずすごいとこ歩いてるね
そしていい顔してる
2016/10/12 21:01
Re: お疲れ〜
ryuuさん、ありがとうございます!

ryuuさんの槍ヶ岳山頂の笑顔もよかったですよ〜!
お互いに安全登山で楽しみましょう
2016/10/13 10:18
すごい
いつも見上げてるだけのヤスリ岩、ホントに登っちゃったんですね
すご〜〜〜い。尊敬いたします。
ホントにあの上に居る人って、山頂からお話できそうな距離ですよね。
しかし、富士見小屋のランチっていつの間にあんなに豪華になったの?
バラ紅茶くらいしか知らないよ。
食べに行きたいな〜〜〜
今度行ってみよう。
しかし、私と違って、まじめに岩に取り組む姿勢がステキすぎです
2016/10/13 21:04
Re: すごい
tekuさん、私たちも瑞牆山に登った5年前にはその存在も知らなかった大ヤスリ岩に登れたのは嬉しかったです
山頂がとっても近かったのですがこの日は風が強くて残念ながらお話できませんでした
富士見平小屋のランチ、ちょっとお高いですがとても美味しいです!
カレーのソーセージがこれまた美味
是非是非行ってみてください!

岩、自分たちなりに頑張ってるんですがなかなか上達しないのが残念なところです。
でも楽しいから頑張ります!
2016/10/15 10:48
小さい写真で申し訳ない
kamehibaさん コンにちはpaper

スイマセンcoldsweats01 米粒程の人しか写っておらず
知っていれば、バシバシ撮影したのに…
それにも関わらず、メイン写真にしていただきありがとうございます。
また、どこかでお会いできれば良いですね〜
今度からは上を見ながら登坂しまーすgood
2016/10/14 12:05
Re: 小さい写真で申し訳ない
Kazuhagiさん、コメントありがとうございます!

とんでもない、手前の木とか構図もいい感じだし、登っているhibaの手の動きも
わかる写真で使わせていただいて感謝感謝です!
これをメインにしなくてなにをメインにするって感じですよ!

はい、今度は声だけでなく同じ高さでお会いできるとうれしいです!
そうそう、Kazuhagiさんの歩かれたコース、静かで楽しそうですね。
こちらも参考にさせていただきます
2016/10/15 10:53
参考にさせて頂きます!
行こうと決めて下調べしていたら、真っ先に出てきたのが、まだ出会う前のお2人のこの記録でした(笑)。
参考にさせて頂きますー😊
2019/10/24 13:25
Re: 参考にさせて頂きます!
やちまゆ様、こんにちは!
参考になること書いていない気がしますが、どうぞ〜〜
このころはまだ湯川や城ケ崎にも行ったことがなく、クラックをまともに練習する前だったので1P目が大変だったのですが今行くと楽しめるかなぁ〜〜と思って感想読み返しました。
楽しんできてくださいませ〜〜
2019/10/25 14:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
2/5

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