下ノ廊下

2016年10月30日(日) 〜 2016年10月31日(月)

• GPS: 31:48
• 距離: 38.1km
• 登り: 7,411m
• 下り: 8,289m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:17

5:02 ロッジくろよん
5:20 5:20 黒部湖駅
5:21 5:25 黒部ダム
7:02 7:03 内蔵助谷出合
8:39 8:39 新越沢二股
9:26 9:51 黒部別山谷
10:38 10:38 白竜峡
11:48 12:03 十字峡
13:01 13:02 半月峡
13:39 13:58 東谷吊橋
14:14 14:16 仙人谷ダム
14:18 14:20 仙人谷駅
14:23 14:23 関西電力人見平宿舎
14:53 14:54 権現峠
15:19 阿曽原温泉小屋

2日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:44

6:56 宿泊地
8:21 8:31 折尾ノ大滝
8:37 8:38 オリオ谷
9:13 9:16 大太鼓
11:04 11:04 蜆谷トンネル
11:46 11:58 水平歩道始・終点
12:40 欅平

天候

29日：雪、30日：曇りのち晴れ、31日：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

信濃大町までJR
信濃大町15:15発、扇沢15:55着
扇沢16:00発、黒部ダム16:16着
トロリーバスは10人程度の乗車でした。

欅平15:19発、宇奈月16:35着
宇奈月温泉16:50発、新黒部17:13着
黒部宇奈月温泉からJR
トロッコは少なくとも12時以降は全て空席あり、15:19の車両は2~3割の乗車でした。

コース状況／危険箇所等

全体的に危険ですが、黒部別山谷の手前〜白竜峡が特に危険でした。
岩や丸太が濡れており、滑りやすいです。

その他周辺情報

下山後、欅平の猿飛山荘で入浴、食事
シャンプー、石鹸、蛇口はあるが、シャワーはなし。
洗い場も外で目の前が黒部川なので、風が吹くととても寒いです。

写真

10/29 15:07

信濃大町駅

10/29 15:08

バスで扇沢に向かいます。

10/29 15:31

日向山高原の紅葉が見ごろでした。

10/29 15:43

扇沢
このあたりの紅葉は見ごろを過ぎていました。

10/29 15:55

トロリーバスで黒部ダムに向かいます。

10/29 16:08

すれ違い

10/29 16:15

黒部ダム駅

10/29 16:26

黒部ダム
観光放水は既に終わっています。
この日は小雪が舞っていました。

10/29 16:35

見ごろは過ぎていましたが、稀に鮮やかなものも!

10/29 16:48

落ち葉の絨毯

10/29 16:54

ロッジくろよんに泊まります。

10/29 18:15

夕食
お風呂もあってとても快適でした!

10/30 5:31

翌朝、黒部ダム駅へ。
ここを真っすぐ突破します。

10/30 5:34

駅のホームに出て直進します。

10/30 5:35

左折すると外に出られます。

10/30 6:05

急な坂を下り、ダムを見上げます。

10/30 6:36

カラマツ?の紅葉

10/30 6:38

このあたりも紅葉は少し残っていました。

10/30 6:40

下ノ廊下らしくなってきました。

10/30 6:47

小さな沢を渡ります。

10/30 6:59

上の方の木には霧氷がついていました。

10/30 7:02

内蔵助谷の分岐です。

10/30 7:03

黒部の巨人・丸山東壁と内蔵助谷

10/30 7:05

水量がかなり多いです。

10/30 7:08

黒部の魔神・大タテガビン南東壁

10/30 7:17

この辺りから紅葉が綺麗でした。

10/30 7:20

白竜峡手前の黒部川
左の淵に魚の影が見えます。

10/30 7:23

対岸に鳴沢が流れてきます。

10/30 7:46

大タテガビン南東壁に光が当たってきました。

10/30 7:58

赤い紅葉です。

10/30 8:11

鳴沢小沢

10/30 8:32

道が狭くなってきました。

10/30 8:41

新越沢

10/30 8:42

左岸にも沢が合流します。大タテガビン沢でしょうか?

10/30 8:51

紅葉と黒部川

10/30 8:54

無数の小さな橋が作られています。

10/30 8:58

対岸の岩と紅葉

10/30 9:02

水たまりに印がついていました。

10/30 9:06

谷が狭くなっていきます。

10/30 9:10

10/30 9:11

10/30 9:15

高巻き梯子が見えてきました。

10/30 9:16

重い荷物にほぼ垂直の梯子は堪えます。

10/30 9:20

10/30 9:26

黒部別山谷

10/30 9:30

ここでロッジくろよんのお弁当をいただきます。

10/30 9:53

桟道が傾いています。

10/30 10:08

10/30 10:12

この辺りから白竜峡です。

10/30 10:17

10/30 10:18

10/30 10:20

10/30 10:22

10/30 10:22

10/30 10:24

10/30 10:26

10/30 10:29

10/30 10:31

10/30 10:33

凶悪なところを抜けました。
1か所、足場が狭く際どいところがありました。

10/30 10:34

10/30 10:46

10/30 10:50

10/30 10:58

10/30 11:00

10/30 11:05

10/30 11:15

10/30 11:17

十字峡に向かいます。

10/30 11:31

以前、登山道が崩れたところが整備されていました。

10/30 11:33

奥に十字峡が見えます。

10/30 11:33

滝に打たれないと通れません。

10/30 11:38

10/30 11:40

10/30 11:51

十字峡
橋手前の広場から2~3分下りた広場から撮影しました。

10/30 11:51

十字の部分です。この日は棒小屋沢の水量が多く、迫力満点でした。

10/30 11:59

剱沢を渡る吊り橋です。

10/30 12:00

かなり揺れる吊り橋を渡ります。

10/30 12:00

剱沢

10/30 12:00

橋から見た十字峡

10/30 12:04

10/30 12:08

崖を削って道が作られています。

10/30 12:16

10/30 12:24

10/30 12:34

10/30 12:39

川よりかなり高いところに道がつけられています。

10/30 12:46

10/30 12:46

しばらく水平歩道のような道です。

10/30 12:50

落ちたら黒部川に真っ逆さまです。

10/30 12:56

半月峡のあたりは岩が削られていました。

10/30 12:59

黒部川第四発電所の窓が見えます。

10/30 13:00

右側、はるか下にS字峡

10/30 13:00

S字峡アップ

10/30 13:04

巨大な岩が川に横たわっています。

10/30 13:06

10/30 13:10

10/30 13:17

10/30 13:21

10/30 13:31

送電鉄塔のあたりから、急斜面を川まで下ります。

10/30 13:37

東谷吊橋

10/30 13:37

少し曲がっています。

10/30 13:43

10/30 14:00

謎の建造物がありました。発電所につながっているのでしょうか?

10/30 14:00

しばらく車道を歩きます。

10/30 14:01

スノーシェッドがありました。途中にかなり暗いトンネルがあります。

10/30 14:08

対岸に雲切新道の梯子が見えてきました。

10/30 14:09

仙人ダム

10/30 14:11

案内図があります。

10/30 14:12

コバルトブルーの仙人ダム湖

10/30 14:12

ダムより下流方面

10/30 14:12

トロッコの鉄橋があります。

10/30 14:13

10/30 14:14

登山道は建物の中に入っていきます。

10/30 14:14

10/30 14:14

10/30 14:15

この辺りから高温多湿になってきました。硫黄泉の臭いもします。

10/30 14:16

10/30 14:17

トロッコ上部軌道の線路と交わります。

10/30 14:18

トロッコの線路
少し熱気が伝わってきます。

10/30 14:18

10/30 14:19

もう一つトンネルがあり、こちらは凄い熱気でレンズがすぐに曇ってしまいました。置いてある温度計は30℃でした。

10/30 14:19

10/30 14:21

ここから外に出ます。

10/30 14:21

工事中らしく、道が区切られていました。

10/30 14:23

関電の人見寮があります。

10/30 14:25

再び森の中へ入ります。

10/30 14:29

ここにきて急登です。

10/30 14:41

水平歩道に出ました。

10/30 14:48

10/30 14:50

川ははるか下です。

10/30 14:51

トンネルで峠を越します。

10/30 14:53

10/30 15:16

水平歩道からかなり下ると、ついに小屋の屋根が見えてきました!

10/30 15:21

阿曽原温泉小屋
この日はテント泊でした。テントは10張程度で余裕がありました。小屋はかなり混んでいたようです。

10/30 16:32

テント場から下ると露天風呂があるようです。

10/30 16:02

露天風呂

10/30 16:02

高熱隧道の阿曽原横坑でしょうか。

10/31 6:31

翌朝、阿曽原谷を渡ります。

10/31 7:04

水平歩道まで登り返さなければなりません。

10/31 7:12

遠くに小屋が見えます。

10/31 7:13

10/31 7:18

10/31 7:23

紅葉が見ごろでした。

10/31 7:28

道が崩れてしまったのか、大きく登って巻くところがありました。

10/31 7:35

下ると水平歩道に戻ります。

10/31 7:40

10/31 7:51

10/31 8:00

奥鐘山が見えてきました。

10/31 8:19

折尾の滝

10/31 8:35

折尾谷は堤防の下を通ります。

10/31 8:36

中は浅い泥でした。

10/31 8:44

10/31 8:48

対岸に一本の線が見えます。

10/31 8:51

10/31 8:53

10/31 9:08

10/31 9:20

欅平駅が見えました。

10/31 9:21

奥鐘山

10/31 9:32

大太鼓が見えます。

10/31 9:33

この付近は岩をくりぬいた道が続きます。

10/31 9:37

下は断崖絶壁です。

10/31 9:37

大太鼓

10/31 9:41

大太鼓と奥鐘山

10/31 9:48

10/31 9:50

志合谷が見えてきました。

10/31 9:56

10/31 9:56

トンネルで谷を越えます。ライトを消すと本当の闇を体験できます。

10/31 10:12

10/31 10:13

針金から手を離せません。

10/31 10:15

10/31 10:19

岩を切って道を作ったのでしょうか。

10/31 10:21

10/31 10:26

10/31 10:27

昔はこの棒に板を乗せて道にしたようです。

10/31 10:28

今はトンネルが掘ってあります。

10/31 10:31

奥鐘山の角度が変わってきました。

10/31 10:40

10/31 11:04

10/31 11:11

送電線は一気に谷をまたいでいきます。

10/31 11:13

後立山の稜線が見えてきました。

10/31 11:19

欅平の奥鐘橋が見えます。

10/31 11:37

高架道路のようです。

10/31 11:37

10/31 11:40

10/31 11:42

送電線はここまで近いとジリジリと音が聞こえます。

10/31 11:46

欅平上部

10/31 11:47

欅平上部からのパノラマ

10/31 11:49

ついに水平歩道の終点に着きました。ここから欅平まで急な下りです。

10/31 12:13

展望台との分岐

10/31 12:13

注意喚起の看板がこれでもかとおいてあります。展望台までは観光客も来るからでしょう。

10/31 12:15

展望台からパノラマ
ちょうど、パノラマ展望ツアーの人が来ていました。

10/31 12:21

整備された道を下ります。

10/31 12:25

雪崩除けの柵でしょうか?

10/31 12:27

急斜面をひたすら下ります。

10/31 12:34

仙人ダムからの導水管が見えます。

10/31 12:43

ゴールは目の前です。

10/31 12:47

登山道の入り口

10/31 12:50

ついに欅平に到着です!

10/31 13:02

トロッコの空きに余裕があるので、先に風呂に入るために猿飛山荘に向かいます。

10/31 13:04

緑の屋根の下が露天風呂になっています。ここまでくると黒部川はもの凄い水量でした。

10/31 14:30

岩魚山菜定食

10/31 15:13

トロッコに乗って宇奈月へ

10/31 15:23

10/31 15:35

万年雪は消えたらしいです。

10/31 15:35

確かに見当たりません。

10/31 15:59

出し平ダム

10/31 16:06

すれ違いです。

10/31 16:09

黒薙の水路橋

10/31 16:13

10/31 16:21

宇奈月湖が見えてくればゴールはもうすぐです。

10/31 16:25

10/31 16:28

10/31 16:38

宇奈月駅

10/31 16:41

隣の宇奈月温泉駅まで歩きます。

10/31 17:14

富山地方鉄道で新黒部駅へ行きます。

10/31 17:15

新幹線の黒部宇奈月温泉駅へ。

撮影機器：

EOS Kiss デジタル X CANON

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

ヘルメット テント シュラフ エアーマット 調理道具

感想

carbohedrene

日電歩道・水平歩道ともに紅葉が見ごろで、涸沢に匹敵するかそれ以上の紅葉でした!また、高熱隧道や水平歩道など、自然と戦った歴史を間近に見られ、先人の努力と犠牲に思いをはせました。事前に「高熱隧道」を読むと楽しめます。
谷のため、GPSが正確ではありませんが、そのままにしてあります。