恵那山 (広河原から往復)
- GPS
- 05:06
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:01
天候 | 曇り、下界は晴れ 弱風、樹林帯がなかったら風のため恐らく相当寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場までの林道は道幅が狭いところは多いが、路面は概ね良好。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所や迷うようなところは見当たらず。今日の時点では登山道上の泥濘は多かったが、凍結は見られず。最初と最後の林道は、アスファルト舗装されていて自転車の通行が可能だが、歩いても片道30分ほどと短いので、わざわざクルマに積んでくるのは微妙なところ。登山道は全般的に笹原を切り開いて作ったようになっている。 |
写真
感想
恵那山は自宅のある埼玉県南部からはかなり遠く、なかなか訪問の機会が得られなかったが、好天予報を信じて出かけてきた。結果は、天気は良くなくて、展望もほとんどなくて、かなり残念な山行となってしまった。
中央道を延々走って飯田山本ICを降り、6時過ぎにゲート前の駐車場に到着。高速を走る距離は長かったが、下道は短かったのが幸い。11月とは言え祝日だし、予報も良いので駐車場の混雑を予想したが意外にもガラガラ。外は一桁の気温だったがあまり寒さを感じない。食事をしようとするが、運転疲れのためか全く食欲がなく、おにぎりを数口かじっただけで準備に移りトレイを済ませて行動開始。夜はすっかり明けていて明るくなっていた。歩き始めは舗装された林道。これなら自転車を持ってくれば良かったとも思ったが、林道歩きは30分ほどなので、ウォームアップとしては良い程度だった。登山口の標識が現れ少し下って河原に下り、木製の橋を渡って本格的な登山道が始まる。昨日の雨のせいか、登山道は濡れているし所々が泥濘になっている。シューズはローカットなのであまり下手に歩くと泥の中にドボンしそうで少し緊張する。はじめは急な坂が続くがそれも長くはなく、すぐに比較的ゆるやかな登山道に代わる。歩き易いし、落ち葉も多いので膝にも優しい。天気予報では晴れのはずだったが、出発後いくら時間が経っても曇りのままで、4/10で休憩している時などは、吹き抜ける風があまりに冷たく寒く、ザックからハードシェルを取り出して着込むほどだった。こんな微妙な天気と分かっていたなら、埼玉からはるばる300kmも運転してこなかったと思ったが、時すでに遅く、先に進むのみ。しかしそれにしても天気が悪い。登山道からは時折下界が見渡せたが、下のほうは明るく晴れているようだった。山に関しては、今日は悪いほうに予報がはずれたようだ。出発から2.5時間かからず、特に盛り上がりもないままに山頂標識のある地点に到着。ガスがかかっていて展望はまるでないし、そもそもこの山はここまでほぼずっと樹林帯なので展望が得られるところは限られていた。展望の山というよりも、麓から見上げる山なのかもしれない。近くに避難小屋があるとのことなのでそちらにも足を延ばす。山頂標識を過ぎて最初に目に入った建屋はトイレだったが、最近立てられたのか、外観はえらくきれいで立派だった。中身は未確認。すぐそばにこちらも立派できれいな避難小屋が立っていて、こちらは中をのぞいて見たが、暗くてよく分からず。恐らく既にオフシーズンとのことで雨戸などを取り付けてしまったのだろう。地図を見ると2191が最高点のように書かれているのでそちらの方面まで出張るが、結局どこがそれに当たるのかはよく分からなかった。思った以上に早く到着したので山頂付近でゆっくりしても良かったが、天気も悪いし、展望も良くないし、途中追い抜いてきた登山者がこの後続々山頂に到着し、混雑するのが目に見えていたので、避難小屋で小休憩をしたのみで下山にかかる。下り始めると多くの登山者が登ってくるため、なかなか自分のペースで歩くことができないほどだった。秋の祝日の百名山なので、すれ違いは仕方なしと諦める。10人とかの団体がいないだけましだった。帰りも4/10で休憩し、ここまでずっと来ていたシェルを脱ぐか迷ったが、風が冷たく感じたのでそのまま下ることに。しかしこれは失敗で、このあと標高が下がり気温が上がったのでジャケットを着たままでは暑く感じ、汗をかくほどまでになった。下り始めて天気が良くなると精神衛生に良くないが、この日は結局そのようになることはなく、登山口までたどり着いてしまった。暑くて汗をかいたので、橋を渡る前に上着を脱いでザックにしまう。今回のルートは、標高の低いところは風が抜けず、夏はかなり暑そうだった。林道歩きをしていると、これから登山口へ向かう人もいた。早い人なら往復3-4時間あれば十分だろうし、林道は暗くても問題なので、何かシリアスなことになることも少ないのだろう。出発から4時間かからずに駐車場に戻る。もう一往復しても明るいうちに十分帰ってこられるだろうが、さすがにそれはつまらないので大人しく撤収することに。前回の皇海山といい今回の恵那山といい歩き足りないが、日の短い秋なのでこれはこれで良しとしたいが。
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