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（平成１８年）
【目的地とコース】泉ヶ岳（水神コース）冬季��
【同行者 等】 単独行
【年月日】 西暦2006年02月28日（月）【天気】快晴
【コースタイム】 歩行時間 3時間16分 登り2時間08分 下り1時間08分
（所感）
昨日、所属クラブ今年度第1回例会の山行（泉ヶ岳表コース）が悪天候で中止となった翌日。勤務日の変更が功を奏して快晴の朝を迎えた。こんな小春日和は滅多にない、２週間前に蔵王でのかんじきトレッキングの感触が堪らず、自作の輪かんも正式デビューをしていないこともあり、軽アイゼンとセットでパックする。
週明けの月曜日で登山口駐車場には先着の車は５台、ゲレンデにはスキーヤーはいない。雪質もイマイチでシーズンオフのようだ。除雪されている駐車場の状態から見ても、昨年よりかなり少ないようだ。相前後して単独行者２名が歩き始めた、車止めのゲートから雪道となる。黒鼻分岐付近で熊の足跡を見る。熊さんの足跡を教えてくれた単独行者をパスさせてもらう。足跡は２〜３日前のようで、今年の雪解けの早さを実感する。黒鼻山は積雪期には登れるが、熊さんの住処らしいのでご免である。水神で、先ほどパスさせた好青年が小休止していた。昨日も息子を連れて来たとのこと。
今日は夜勤明けでも好天に誘われてのレンチャンの登山とは、若さに乾杯だ。彼は此処から南西斜面に挑戦すると言って出発する。12本爪アイゼンとピッケルの装備であった。こちらはそのまま水神コースを取る。ここから念のため6本爪の軽アイゼンを着ける。雪は結構締まっている。大岩の頭が三分の一出ている、賽の河原は雪を拾ってアイゼンのまま歩いて山頂に着く、いつもの休憩ポイントに行くと、南西斜面経由の好青年がちょっと前に着いたようで、昼食の準備中でガスバーナーを点火したところだった。ザックを降ろすと好青年がスコップを使いませんかと言う、早速借りて足場を掘る。食事を（今日は、プチパン）しながらお互い自己紹介をする。Ｋ．Ｉさんと名乗ったその青年は、帰路も南西斜面を下るとのこと、同行を申し出ると彼も快諾した。三叉路（北泉ヶ岳）方面へ数分行ったとこで左にルートを取る．うーん！！積雪期ならではのルートだ．いつもは見れない方向から山頂をみる．一箇所だけ急角度で樹林帯に降りるところが有って、慎重にステップを切ってストックを使う．彼はピッケルだ、水神には３３分で着いた、これはお気に入りになりそう。休憩しながらスナップ写真を撮り彼の住所をメモル。
ゲート迄アイゼンのまま快適に飛ばした。
（後日談）町内の食事処で会う方が、この一ヶ月後に４人で下った折に、３人滑落して骨折した人もいたと話された。・・・・・登りより下りを慎重にを心掛けたいです。
雪質次第では滑落危険もあるし、新雪後は表層雪崩もありうる斜度だと思います。南向きなので、雪が腐ることが多く、たいていは足が刺さって歩きやすいのですが。危険を感じたら、一番先の灌木のある斜面を降りるようにしています。ここを歩くときは私も少し緊張します。でも展望が素晴らしいのでお気に入りのコースですけどね
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