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極寒の厳冬季アンナプルナ・・・
厳冬季でわないが、ヒマラヤの7,500ｍでツエルト一枚だけのビバークも経験した。
それも過去の話・・・
『寒いから冬は山へ行かない』
今ではすっかり軟弱親父の恵子パパである。
（それでも８年前には冬の八ヶ岳の赤岳主稜や中山尾根を登攀していた）
沢シーズン到来。
『そろそろ冬眠から起きだすか』
と思い立ち、恵子フェース（自作の自宅室内クライミングボード）でトレーニングを開始したものの、『ウ、重い』『ウウウ、重過ぎる』ガバホールドをつかんでいるものの、身体が壁から離され落ちてしまいそうである。天井までの5.38ｍ、クライミングとクライムダウン、一回やっただけで上腕がパンパンだ。上腕だけでなく腕全体が、指に力が入らない。
『Ｊａ，Ｊａ，Ｊａ』『テ、テ〜』である。
5.38ｍ、なかなかの高度感であります。おまけに、吹き抜け階段の側壁に作ったクライミングボード、落ちたら危険、命は無い。『コワイ』『自宅で遭難か・・・』
（ロープで自己確保をしながらクライミングをすれば済む話、めんどくさい・・・）
冬山冬眠中、どうやら、酒飲みの喰っちゃ寝の不摂生がたたってしまった。１５�團�ーバー、冬眠中体力トレーニングを怠った、自業自得か。
『さ〜、自業自得にムチ打って、沢遡行の為にトレーニング。トレーニング』
『毎日、毎日。ダー』
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