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『行こう』 『ウルサイ』
『行こう』 『ウザイ、アッチへ行け』
小さい頃は山へ行っていっぱい遊んだのに。最近、娘は私と遊んでくれない。
2000年の夏、私が所属する山岳会のOBと現役会員との親睦キャンプが、西丹沢の玄倉の河原であった。娘と二人で参加しました。その翌日は、恒例になっていた小川谷廊下の遡行です。それは、今もなお恒例の会山行として続いています。
それが、娘と山へ行った最初だと記憶しています。娘『恵子』5歳。いきなり沢デビューです。
早朝から酒を飲んでいた酔払いのオジサン連中に初心者の女性と子供、小川谷廊下の遡行は15名を超える大所帯パーティです。そのほとんどが普段着にスニーカー、沢装備で固めた者はだれ一人いません。ちょっと遊園地へ遊びにでも行く格好です。こんな格好で沢へ入っても良いものだろうか???それでも、そこはアルパインの山岳会、安全領域は心得た者、安全確保は怠りないのです。(他パーティからは異様に見えたのでしょうが)
その頃も小川谷廊下はメジャーな沢で、多くのパーティが入渓していました。沢装備をガチャガチャいわせたこれぞ沢登りパーティのすぐ横を、水着のパンツにTシャツ姿、水着姿の5歳の娘を背負い滝をヒョコヒョコ登る様は、奇異に映っていたことでしょう。
この頃の娘と私は、とても仲良しでした。『お父さん、お父さん』と私を慕って、何処えでもついて来てくれました。山へ行っていっぱい遊んだものです。
小川谷廊下、湯河原幕岩、三ッ峠、小川山、つづら岩、天皇岩、越沢バットレスなどの会山行に娘と二人で参加していました。二人で参加と云うよりは、無理やり娘を連れ回していたのかもしれません。
三頭山、御前山、川乗山、御嶽山、笹尾根、浅間尾根、馬頭刈尾根から大岳山など奥多摩の山にもよく行きました。
ひとつひとつ、想い出がいっぱいあります。(各山行の思い出話はまたの機会に)
その娘も、12月の誕生日が来て二十歳になります。
もう父とは遊んでくれないお歳頃。もっと、もっと、いろいろな山へ娘と一緒に行ってみたかった。
『父の心娘知らず』 いえいえ、娘離れできない馬鹿父がここに居ます。
『娘離れしなさい』と友人から叱られてしまいました。
これが berninakeiko ハンドルネームの由来です。
2005年に娘と遡行した小草平ノ沢の山行記録をUPしました。トップページには載らないので、私のページに訪問して山行記録から閲覧してもらえると嬉しいです。
馬鹿父ですね。こんな娘自慢のレコを誰が見てくれるのでしょうか???
(誰も見やせんわ。おまえは馬鹿者だ)
最後まで読んでくれて ありがとうございます。
山に行かないと言いつつやっぱりアウトドアの血って受け継がれる気がします。いつか娘さんもアウトドアをやりたくなる日が来そうな気がします🎵
また一緒に行けるといいですね
hiroi さん ありがとうございます。
今でも、毎週のように『山へ行こう』と言っていますが、
最近は、返事もしてくれません。完全無視です。
『大山川』いいところですね。
私も以前(2年前だったか)登った事があります。
あんないい所だとわかっていれば、娘と『大山川』へ行ってみたかったです。
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