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この景色を見たいと思っていた。
鳥海山矢島口(秡川)コースへ。
矢島口コースは秋田県側では最も古い歴史があるという。その歴史は把握してないが、5合目まで手軽に車でいける今よりもっと昔からなのだろう。
駐車場に着いて驚いたのは、鳥海山がもう目の前に。
そして、歩き始めて2〜3分で、見たいと思っていた景色に出会う。何の苦労もしてないので少しあっけにとられたが、その絶対的美しさに「うわぁ」と心の声が漏れる。帰りにゆっくり堪能することに。
竜ヶ原湿原を過ぎると、ゆるやかに坂道が始まる。通称「懺悔坂」というらしい。10分先の「タッチラ坂」まで懺悔することを考えてみるが、これまでの数々の愚行を懺悔するには短すぎた。続きは帰り道にでも。
登山道が変化に富んでいるため、写真を撮りながらゆっくり歩いていると休憩することも忘れてしまう。
舎利坂にさしかかる辺りからガスが上がって来た。眺望がなくなり残念に思っていたところ、前方にキラキラ輝きを放つ花畑!?
氷結した草木。氷が陽光を反射して、まるで氷の華のよう。
外輪山も霜が凍って白くなっている。頂上付近は晩秋・初冬の趣き。
それでも風が無いので過ごしやすく、コーヒーを入れてゆっくりできた。
帰りは康新道を通って下山。残念ながら雲海に遮られ、日本海方面の大パノラマの絶景はお目にかかれず。また次の楽しみに。
竜ヶ原湿原をのんびり歩いている時に、「懺悔の続き」をあっさり忘れて下ってきたことを思い出した。
楽しい時間・無事下山できたことに満足しきって、登る時に感じていた殊勝な気持ちはどこへやら。
また一つ、懺悔することが増えた。
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