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日記
鈴鹿山系の藤原岳に登ってきた。この山はフクジュソウが見られるので有名な山なので、とても楽しみにしていた。標高は1100mちょっとと大して高い山ではないのだが、登山口がほとんど平地の100mからなので、標高差はかなりあり、傾斜もきつくかなり苦労しながら登っていった。6合目あたりでフクジュソウが見られるとの情報をえていたが、ほとんど雪に覆われてしまって、花は全く見ることができなかった。同じように花を目的にして登ってきている人も多く、私同様がっかりしていた。さらに高度を上げていくと、雪の量はどんどんと増え、傾斜もきつくなってきたので、山頂を見上げることなく、ただ足下だけを見ながら小股で登っていった。ようやく山頂に着いたかと思ったら、そこは避難小屋。まだそこから山頂まで20分もあるということで、がっかり。しかもそこから登っていった山は藤原岳ではなく、別の山のピークだったので、下りてもう1度登り直しをしないといけなかった。藤原岳山頂の最後の傾斜は本当にきつくて、スキー場の上級者用の坂を登っていくような感じだった。そんな苦労の甲斐あって、3時間ちょっとでようやく登頂に成功。360度回りの山を見渡せる山頂はいかにも山頂らしいところだった。20人ぐらいの人が休憩していて、景色を楽しんでいた。北東の方向には白馬連峰が見えた。回りの山も真っ白な雪に覆われていて、まるで日本アルプスに来ているような感じだった。ゆっくり景色を楽しみたかったが、風がかなりきついことや、お腹がすき始めているのに食事がなく、帰りの時間も気になっていたこともあり、5分ほど山頂にいただけで下山を始めた。下りはふわふわの雪がクッションになって、登りの倍くらいのスピードでどんどん下りていくことができた。7合目くらいからは雪もなくなり、どろどろになった下道を下りないといけなくて、こけないように慎重に進んだ。それでも1度落ち葉で足を滑らせてこけてしまった。だからそこからは、ヘッドフォンをして、時間を忘れるようにしながらゆっくり歩いていった。帰りは2時間弱で下山できたが、精根尽きたといっていいくらい疲れた。今回の目的だったフクジュソウが見れなかったのは残念だったが、素晴らしい景色がいい天気の中で見れたこともあり、充実感いっぱいの山登りとなった。いつかまた登って、花を見れたらいいなぁ。
フクジュソウを見に藤原岳へ
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