八方池

　8月20日の話。白馬へ夜行バスを利用して行ってきた。往復バスにホテルもセットで2万円を切るのはかなりお得。
　さて前日夜に出発して、翌日朝に着いてから、午前中は八方尾根に登ってきた。ゴンドラ、リフト２つを乗り継いで標高を一気に1000mも上げた八方池山荘（標高1830m）に着いたら、やはり辺りは厚い霧に覆われていて、きれいな景色は期待できそうになかった。そこからは八方池までのトレッキング。標高差は200mなので、階段や岩場もそれほどきつい傾斜のところはなく、木道もきれいに整備されていて歩きやすかった。ゆったりと花を眺めながら歩いて行くことができた。見た花で特に多かったり、印象に残っているのは、シモツケソウ（多い）、タテヤマウツボグサ（多くてでかい）、ハクサンシャジン（多い）、ウメバチソウ（多い）、クガイソウ（多い）、タカネマツムシソウ（派手）、オオコメツツジ（かわいい）、ミヤマワレモコウ（でかい）、ミヤマコゴメグサ（かわいい）、ハッポウタカネセンブリ（かわいい）、ヨツバシオガマ（珍しい）1時間ちょっとで目的地の八方池に到着。景色はやはりのぞめなかったが、予想以上に小さい八方池に驚いた。白馬のポスターでよくここの池の水面に白馬の山々が写っている光景が出ているが、うまく撮っているなぁと感心した。有名な観光名所なだけあって、多くの人が池の周りで体を休めていた。ここからさらに奥へ行くと唐松岳なんだそうだが、そこへ登るのはまたいつか。30分ほど休んでから引き返すことにするが、登ってくる人がどんどんいて、行きよりも歩きづらかった。平日でこれなんだから、週末はずらっと並ぶほどになるんだろうなぁ。