箪笥屋で昼食

昨年痛めた左ひじの経過観察に整形外科に行こうとしたら、どうしても一緒に行って診断をこの耳で聞くと言い出した妻、冷たい空気ながらも明るい日差しの午前１０時過ぎのことです。

待ち時間があった割りには、処置は１０分ほど。
外で昼飯でも食うか、と病院から近所のカフェへ直行。

自宅は阪堺電鉄（いわゆるチンチン電車）の軌道沿いにありますが、最寄の駅の近くに、１階はアンティークの家具店、２階に４畳半ほどの食事をするスペースがあるレトロな店があります。

色の白い美しい方が店主。
そのご両親が島根で育てる素材を活かした有機カフェと、妻の講釈。
もう一組、ご夫婦と娘さんらしき方々と、我々二人で満席。

素朴だけど品数多く美味しい小鉢たち、妻のおしゃべりとチンチン電車の音。

東西の気圧傾度が少しだけ緩んだ、冬の土曜日でした。

ああ、山に入りたい。