猪・狸・有馬サイダー

久しぶりに時間が出来たので、膨大な写真を整理していると、数年前に娘と六甲山を歩いた時の写真が出てきました。

山を好きになってくれるのではないかと、六甲山のいろいろなルートに連れ出したことを思い出し、背丈も伸びた今の姿との対比は少し感慨深いものがあります。

六甲山と云えば、イノシシ。
岩梯子（いわばしご）という変わった名前の奇岩を抜けて、登りつめたところにイノシシを見つけては、キャッキャッと笑う。

弁当を広げた時にどこからか出てきたタヌキを見ては、またもやキャッキャッと笑い転げる。

有馬に下りたら温泉につかり、仕上げは有馬サイダー。
げふっ、と大きな息をこぼしては、自分でまたキャッキャッと大笑いです。

単独行にはない、豊かな時間。

娘に新調したモンベルのブーツも最近はご無沙汰ですが、ふられることを怖れず、「勇気を出して」また山に誘ってみようかと考えています。