毎年秋、溯上する鮭を捕獲し(5万匹〜10万匹)、採卵し、孵化し、春に放流しています。
今回の震災でそれらの施設が全壊してしまいました。それらの復旧復興はまだまだで、10月の鮭の溯上に間に合わせようと努力しています。
被災地域には夏草が茂り、川には清流が戻っています。漁協関係者は、鮭も例年通り戻ってくるといっています。しかしどこまで施設設備が完成し、以前のような仕事ができるかは未定だそうです。
私の知人は「家はまったく跡形も無く津波が持っていってしまった。あれだけ何もかも無くなると、かえってスッキリした」と言っていましたが、返す言葉が出ませんでした。
家族は全員無事とのことですが、これからの苦労を思うと単純に「がんばれ東北」などといえません。
私に何かできることは??????と考えていると「復興に何年かかるかわからないが、その姿を写真に撮って記録してください」と言ってもらいました。
また行きます。
写真左 以前の鮭捕獲場と三陸鉄道の列車
写真中 今回の鮭捕獲場
写真右 三階を越える津波で破壊された小学校の体育館
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